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2007年7月23日 (月)

青函連絡船in長崎。

そういえば、一つ昨日書き忘れてました。軍艦島ツアーに行く前にちょっと時間があったので、是非とも行ってみたいところがあり、あまり乗り気でないS木さんを宥め賺しながら市内小曽根町の長崎港の外れに向かって貰う。

ここには暫く前まで、元々青森と北海道を結ぶ国鉄連絡船青函航路で長い間使われていた、「大雪丸」という連絡船が、そのまま係留され、洋上に浮かぶホテル、ホテルシップ「ビクトリア」として使われており、一度泊まってみたいなーっと思いながら果たせなかったのだが、老朽化、親会社の経営破綻、浚渫費用の問題等により、2005年の年末をもって廃業してしまったのでした。思い返せば落花生。が初めて北海道に行った中学生の頃、まだ青函トンネルは開通しておらず、「北海道ワイド周遊券」を手に、青森港から青函連絡船「羊蹄丸」「檜山丸」で往復して以来、結構お世話になり、1988年の青函トンネルの開通に伴う航路廃止までの間、何度かお世話になり、この「大雪丸」にも乗った事がある筈。

船というものはクルマや飛行機と同様移動が容易なため、航路が廃止になってもそのまま余所の地域・国に中古船として売られていくというのは良くある話なんだけれど、青函連絡船の各船舶はその大きさや特殊性が仇となってか、あまりそのような活用をされなかったよう。航路廃止当時の船は現在、函館港と青森港にそれぞれ摩周丸八甲田丸がメモリアルシップとして係留され、羊蹄丸はお台場の「船の科学館」でそれぞれ展示施設となっている他、大改造を受けて一時期クルーズ船となった十和田丸はフィリピンのセブ島でカジノ船となったが、現在はこれも閉鎖されてしまったらしい。終航より暫く前に引退した津軽丸や松前丸は北朝鮮に売却されその後スクラップになったり、貨客船だった檜山丸・石狩丸と貨物専用船だった空知丸はキプロスに売却されて地中海航路に就航したとの情報もあるが、キプロス船籍の船など世界中に幾らでもあり、実際今どこで使われているのか、まだ現役なのか。。。

他方話はズレるが、同様に瀬戸大橋の開通を受けて廃止となった四国とを繋ぐ宇高連絡船の各船は、その適当なサイズとカーフェリーへの転用の容易さからか、結構現役船として活躍しているものも見られるようだ。4隻あった連絡船のうち、阿波丸と讃岐丸、土佐丸はインドネシアの国内航路のフェリーとして未だに活躍中。落花生。が阿波丸と讃岐丸に会いに行ったお話しは、こちらで。スンダ海峡と、しまなみ街道のところです(宣伝スミマセン)。

というわけで、ホテルシップ「ビクトリア」こと元「大雪丸」。市内長崎港から南西へ向かう道沿いのびっくりドンキーの駐車場の奥で再開することができました。今後ホテル或いは船として再起する見込みは薄そうで、いずれ解体されてしまうのかもしれないのは残念です。

Victoriap1030310

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