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2008年3月22日 (土)

今日こそ蒸機!

錦州の夜は地元風味・名物料理らしい鍋だった。ビールつけても40元と格安。

今日は昨日の分も取り返さなきゃ。と早起き。朝5時にチェックアウトしたホテルに荷物を預け、目の前からタクシーを捕まえ、目指すは隣町の南票。その筋の人達にはとっても有名な、東北部最後の国営炭鉱が残っていた街だ。中国で炭鉱といえば?、そう、蒸機だね。というわけで時々視界が極めてゼロに近くなるほどの朝靄の中を50分ほど疾走したタクシーは葫蘆島市の南票の街へ。メーター読みの料金は90元を越えており、途中の有料道路代5元かかったので、100元を手渡す。結構な額だな。

南票の中心街、黄甲駅は国鉄の南票貨物線に沿った立地。朝06:15発の始発列車は、運転の中心である隣の下廟子からSYのプッシュプルで現れた。今日は土曜日ということもあって、座席は各ボックスに1,2名ほどの乗り。Y字型に走るここ南票鉱務局の旅客列車の運行は、朝の両線1往復半、午後2往復半が基本。先ずは西線と称される三家子行。一駅目の下廟子で三家子からの始発の上りとすれ違い、こちらもSY牽引であることを確認。列車はゆっくりと製炭工場などを掠めながら上って行き、終点の三家子まではおよそ1時間ほどの小旅行。下車客はそのまま駅前の石炭積み出し設備と思しき工場に向かっていく。暫くの後蒸機は客車から離れ、構内の貨車の入換を行った後、その貨車を引いたまま、客車を残して南票方面へ向かって発車してしまった。駅の周辺を歩くと、更に狭いナローのヘロヘロ軌道が道の脇を走っているが、今日は週末のせいか途中の工場への門は閉められ、走る気配はない模様。

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三家子に到着した朝の通勤列車。まだ寒いので結構な煙。

上りの出発まではまだ1時間近くあるので、突然現れた軽ワゴン車の乗合タクシーで山を下り、下廟子駅近くで下車、別のワゴン車で今度は東線で1駅目の趙家屯へ。入換中のSY、近くの炭鉱からの電化ナロー、山の方から現れた(これも本線上では全く見ることの無くなった)北京型DL牽引の貨物等を撮影したり。ここは運転士が手を振ってくれたりと結構フレンドリーな雰囲気で、昨日の北票とは随分と違う。外人が多く来てるのかな。で、9時過ぎのテンダーファーストのSY牽引の上りで下廟子へ戻る。すぐに三家子からの上りが続行して黄甲へ向かうのだが、現れたのは北京型。列車によってはSLだったりDLだったりするのだね。

その後は車庫の飾りガマ(装飾機)を見学させて貰ったりし、南票の街でお昼御飯、今度はバスで錦州に戻る。

錦州のホテルで荷物をピックアップさせて貰った後、街外れ、市内バスで45分ほど離れた錦州南駅からはもう一つのお楽しみ、高速新線のCRH。新しいのに既に随分と薄汚くなっている感の拭えない錦州南駅から、これまで上海近郊で乗った“はやて”型E2系のCRH2ではなく、今回はアルストーム製(を長春の工場でコピーした)CRH5型という奴です。イタリア国鉄のペンドリーノあたりと親戚関係にあるらしい。瀋陽までの223kmを僅か1時間12分で突っ走る(表定速度は実に186km/h!)この列車、集団見合い型固定のシートが並ぶ車内は、無料の水サービスがあったり、車掌や車販の職員はそれなりに愛想良く、まあ快適。デザイン的には今ひとつ好みではないんだけれど。

今晩の夕食は、ガイドブックに載っていた市内の北京ダックのお店。これがおそらく後で大きな問題を引き起こしたと思われる。

Crh5

錦州南駅に到着するCRH5型。個人的にはボンバルディア製CRH1の方が好き。

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