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2008年5月 4日 (日)

ボーイング707で飛ぶ!

深夜1時過ぎのQR484便でドーハからまだ夜も明け切らぬテヘラン・イマムホメイニ国際空港に飛び、両替所で一緒になった日本人旅行者の方とタクシーに相乗りしてテヘラン市内へ。先ずは旅行会社へ向かい、開店を待ちかねてサハ航空のフライトスケジュールを確認。サハ航空、IATAにも加盟していないような会社で日本国内でも知っている人は少ないだろうな。今回のイラン旅行の最大の目的は、このサハ航空に乗ってみること。機種は・・・この会社、この21世紀の現代において、全フライトをB707、そう、ボーイング707で運行しているのです。我が国では日本航空のDC-8が主力で国内線には就航していなかった筈のこの機種、初就航が1958年だから、実に50年前! 

英語の通じた旅行会社の真っ黒なチャドルを被った親切なお姉さんに調べて貰うと、この日のフライトは、午後14:30発の南部アフワーズ行きIRZ125便ということで早速発券して貰い、その後カタール航空のオフィスで帰りのチケットのリコンファームなどしてから、今度は市内のメフラバード空港へ。カフェテリアで初イラン料理の昼食の後、定刻を10分ほど過ぎた頃、バスでいよいよ機側へ向かい、搭乗と相成った。

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厚化粧を重ねたような機体にタラップを上って乗り込む。機内頭上の荷物棚は蓋のついていない、所謂ハットラックという奴なのだが、その下には後付けらしいエアコンの吹き出し口が目立つ。椅子はどうやらSIGMA製の最近のモノに取り替えられているようで、若干窮屈ながら居住性はごく普通。しかしまあ、ナローボディの4発機なんて(小さな頃に国内線でDC-8に乗ったことはあるらしいんだけど、)、昔はこんな飛行機で太平洋横断していたなんて・・・と考え出すと、思わず感動で震えちゃいます。機内で写真を撮ったら叱られたけど、その後はちゃんと出てきた鶏のカバブなどの機内食をモソモソと戴き(だってさっきお昼食べたばっかりなんだもの)、機窓の細い2本のエンジンを眺めながら、アフワーズまでの1時間ほどのフライトはつつがなく終了。イヤー感動ですよ。こんな機体が現役で定期商用便に使われているのって、世界広といえども、他にありますか??

Saha707p1070002

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コメント

SS様、
初めまして。ようこそお越し下さいました。
古い名車を個人でレストアして乗っている方は大勢いるし、古い電車を動態保存している鉄道会社はありますが、飛行機となるとなかなか難しいですよね。DC-3くらい文化財価値の物でしたら時々あるようですが・・・。海外のお金持ちは桁が違います。
どこか一昔前の名機をフライアブルな状態で、残してくれるような会社はないもんでしょうかね。

投稿: 落花生。 | 2008年6月 7日 (土) 23時37分

空飛ぶハリウッドスター ジョン・トラポルタの
愛機もB707ですが、結構故障しているようです。
先般はロンドンへ行く途中、アイスランドへ緊急着陸とか??
確か日本へもB707で飛んできたことがあります。

投稿: SS | 2008年6月 4日 (水) 23時43分

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