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2008年8月28日 (木)

ペシャワール誘拐事件。

 アフガニスタンで活動中のNGOの方が誘拐され、結果殺害され遺体で発見されるという、痛ましい事件が発生した。
とても他人事とは思えない、と言っては烏滸がましいのだけれど、人道/開発援助・協力といった世界の片隅に身を置いている(今は直接関係のない部署にいますが・・・)落花生。にとって、胸を締め付けられるような思いに襲われた。
 この事件を最初耳にしたのは昨日だったが、まず最初に思い出したのは、4年ほど前、イラクで同様に誘拐され、この時は幸いにも救出されたものの、所謂“自己責任”にかかる議論を巻き起こした事件。

 この時と大きく違うなと感じたのは、今回犠牲となった方は、まだ30歳を過ぎたばかりだというのに既に数年間この土地に入り、地元の言葉も覚え、決して自分の活動の成果をひけらかすことなく、自分のためではなく、ひたすら地元アフガンの人々の農業活動を通じた生活環境の改善に打ち込んできたということ。決して自己の信条・行動を正当化するためにメディアを使って汲々としたりはしてこなかった。大勢の地元の人達が捜索活動に参加し、犯人に対し解放を呼びかけ、葬儀で悲しみと怒りを顕わにする姿からもそれはダイレクトに伝わってきた。
 この世界にいると、政府関係者とNGOというものは水と油のようなもので、決して真の協力・協調には至ることができない、なんて声を耳にすることが時々ある。実際それぞれの立場があって、難しい部分が多々あるのは事実なんだろう。
 このBlogでは政治的なことは書かないというポリシーでやってきたんだけどが、今回犠牲となった伊藤さんのこれまでの活動には本当に頭が下がるし、心から敬意を表したい。自分も立場は違えど、恥ずかしくない仕事をしていきたいと、改めて思う。仮に職務中に自分の身に何かがあったとしても、自分の両親には、堂々と胸を張っていて貰えるような生き方をしたいと思う。

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