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2009年1月29日 (木)

大幅減便ですか・・・

昨日から今日にかけての報道に拠れば、航空2社はこの2009年度から、国内・国際線とも大幅減便・路線廃止なのだそう。昨秋以降の世界的な景気の減速というか大不況に鑑みれば、営利企業としては不採算路線の廃止というのは仕方がないことなのだろうか。

日航では関空-ロンドン線、関空-女満別、帯広、釧路、青森、旭川各国内線の廃止、全日空では中部-天津、広州、関西-大連、瀋陽線の廃止、と特に関空関係路線の廃止が多いようだ。ドル箱であったはずの中国線までガタガタ崩れちゃってる。落花生。の関係では、ここ数年何回も使わせて戴いている大連、瀋陽方面が不便になるのが個人的には痛いかな。それはさておき、今回の不況が特にどのあたりに影響が大きいかがよく判ってきますね。

 

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2009年1月25日 (日)

雪に振り回されました。

明けて日曜。慌ただしく朝食を戴いた後、朝08:50発の、再度の羽後交通バスで横堀駅へ。
雪は今日も結構降っており、レールはすっかり埋もれ、前面に雪の固まりを付けた普通列車は少々遅れて現れた。今日は最終で羽田に飛べばいいだけなので、角館の城下町でも散歩して行こうかな・・・などと思っていたのだけれど、大曲には10分ほどの遅れで到着、乗換予定だった角館行きのバスには乗れず、1時間半以上の待ち合わせで次の普通列車に乗ることに。

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線路の見えない駅に、真っ白に雪化粧した普通列車が到着。

が、11時半を廻っていよいよ改札、という頃合いになって、今度はこちらの普通列車は雪のため運休というアナウンスが流れた。おい、新幹線こまちは動いてるのに、同じ線路を走る普通列車は運休なのかよ。
雪は酷くなる一方で、このまま最終の飛行機が飛ばなくなると困るな。こまちも止まったら、今日中に帰れなくなる虞もあるな。取り敢えず空港に行って、一本早い便に乗れたら、それで帰った方がよさそうだ。
というわけで、電話予約していた角館から秋田空港行きの乗合タクシーをキャンセル、次のこまちで秋田に向かうことにする。

ガラガラのこまちは順調に走り出したのだが、羽後境の手前のトンネルの中で突然車内の電気が消え、ブレーキがかかった。あれ、こんなところにデッドセクションあったっけ?と思う間もなくそのまま惰性でトンネルを抜けたあたりで停車。動かなくなってしまった。原因不明ながらも列車への給電が停止した由。15分ほどで予備のバッテリーがなくなったということで補助灯も消え、道路から離れているためバスでの救援は難しい模様・・・等と言っていた車内放送も出来なくなり、暖房も停止した。外は吹雪いており、零下だろう。隣の在来線も同時に停電しているらしく、走行不能の由。
長期戦を覚悟し、取り合えず車内販売からお弁当とお茶、チョコレートを確保。車掌と車販の人が何かを配りだしたかと思ったら、なんと簡易寝袋。寒さを凌いでくださいということか。いくらなんでもここで夜を明かすこともないだろう。

そうこうするうちに、原因が倒木と言うことが判明、伐採作業の後1時間45分ほどの遅れで運転再開。結果的には大した遅れじゃない・・・2時間以上遅れたら特急料金払い戻しだったのに。

そんなわけで、1本早い羽田行きには乗れなかったのだけれど、最終878便は定刻に出るようで何より。この辺の空港は、このくらいの雪は慣れているのかな。朝の便は除雪作業の影響で相当乱れたようだけれど。こんどはプレミアムクラスへのアップグレードも無事にOKとなり、羽田の混雑で30分以上グルグルと待たされたけれど、広いシートで飲み物など戴きつつ、ゆったりとくつろがせて戴いた。

さあ、次はどこに行こうかな。雪の時期は余裕を持った日程にしなきゃいけないね。
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秋田新幹線「こまち」も電気がなければ走れません・・・

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2009年1月24日 (土)

日本人は、温泉ですなぁ~

朝7時、羽越線の普通列車で出発。対向の寝台特急「日本海」が遅れて到着するのを待って出発。今日明日は荒れ模様のようだ。
羽後本荘から最近廃線も取りざたされている由利高原鉄道に乗換えて終点矢島へ。この山奥から奥羽線側に抜けられれば便利なのだが、そんな流動はないらしく、駅前からバスでスゴスゴと本荘へ戻る。本荘からは大陸横断・・・ではないが、峠越えの長距離便のバスながら、2扉の西工中型9m車(だそうです)、小田急バス・・・じゃなくて羽後交通バスで横手へ。結構雪が積もり自分では絶対運転したくないような山道の峠越えを、ノーチェーンで時々滑りながらも駆け抜けること1時間40分、1,780円なんて久々に乗り堪えのあるバス旅でした。
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横手といえば、横手焼きそば 500円。

さて横手といえば、最近ではB級グルメで有名になった横手焼きそばを美味しく戴く。が、「るるぶ」に目をやると、横手焼きそば、稲庭うどんと並んで十文字ラーメン等というものもあるらしい。
聞いたことないが、お腹の余裕も若干あるし、まだ今晩の宿に向かうには少々時間があるということで、横手から南へ向かう普通列車で十文字下車。
駅前には町興しのような幟が立つわけでもないので、そのまま人気のない駅前通りを進んでいくと、国道の旧道に出た。人に尋ねようにも通り過ぎるのはクルマばかりで歩行者というものが殆ど見あたらない寂しい街角。それでも旧道沿いに丸竹食堂なるガイドブック掲載のお店を見つけ、それなりにクルマでやってくる客の出入りする店内に入って注文してみた。
待つこと数分、出てきたラーメンは、透明な鰹出汁のスープに、細く縮れた麺に、なぜか麩が乗せられた、未だかつて味わったことのない系統のラーメンでした。うーん、まあ、こういうのもありかな。
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こちらは十文字ラーメン。縮れ麺、判るかな・・・

店の前のバス停から、また羽後交通バスで湯沢、湯沢駅から普通列車で院内に。院内といえばその昔、江戸時代から明治時代にかけて銀山で栄えた所として有名なのだけれど、西の石見銀山が世界遺産に認定されるなど大いに脚光を浴びているなか、こちらは全く地味なまま・・・ ということで、鉱山好き?な訳ではないのだけれど、前々から気になってはいました。
で、民間委託された院内駅に併設された博物館、院内銀山異人館へお邪魔しました。
肝心の銀山は、閉山後保存されることもなく自然に帰しつつあるようで、雪深いこの時期には歩いて廻ることも困難ということだったが、そんな説明を延々としてくれた管理人のおばちゃんは退屈しているようでとっても話し好き。一人だけの訪問客のためにビデオを見せてくれ、コーヒー迄サービスしてくれ、30分後の折り返し列車で戻るつもりがついつい長居してしまった。
最後は「ウチの旦那のクルマで送らせようか?」いやいや、そんなご迷惑をお掛けするわけには行きません。
院内の街から1日5本のバスで横堀に向かい、市内の白銀町停留所で下車、程なく現れた対向の秋の宮温泉行きに乗換え。横堀駅まで行ってしまうとギリギリ間に合わないのだけれど、ちょっと手前のここ白銀町=横堀駅間は両路線が平行していて乗り換えられるというのがポイント。
本日5回目の羽後交通バス・・・赤いバスの夢見まっせ、の秋の宮温泉行きには、大勢の友人達が乗っており、すでに宴会気分。「なんでこんな所から現れたんだ」と話題になる。

今日のお泊まりは、鷹ノ湯温泉さん。
川縁にある野天風呂と、深さ130cmの立湯が名物なのだが、少々吹雪いている中、雪深い屋外を歩いてゆく野天風呂へは長靴などがないと少々辛い。それでも入ってしまって足を延ばせばとってもいい気分、日常からの脱却。毎年のように夜遅くまで飲んで、語り合ったのだけれど、やっぱり本物の温泉、イイですねぇ・・・
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奥の川縁の池のように見えるのが野天風呂。

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2009年1月23日 (金)

有給無しでも・・・、旅先の夜。

朝家を出る時から出発可能な荷造りをして出勤、夕方17時半頃まで普通に仕事をしつつ
様子見。どうやら問題なさそうな雰囲気だったので、18時半の定時を待ちかね、職場を
飛び出し、東銀座から羽田へ直行。仕事が終わらず出られなかった場合に備えて翌朝の庄内行きも押さえていたのだが、こちらはキャンセル(株主優待だとこういう時便利だね)、チェックインした20時発の秋田行き879便は金曜の最終ということもあってプレミアムクラスは満席でアップグレードポイントは使えず。キャンセル待ちA1でダメだったのだから仕方ない。

おかげで夕食にありつけなかったので、吹雪の秋田空港からリムジンバスで東口の
東横インにチェックインの後、最終の市内バスで市内中心部の川反に出て、居酒屋で
晩ご飯。鰰(なれ鮨)、比内地鶏、きりたんぽ、稲庭うどんといった地元の味覚づくしで
おおいに満足。つい何時間か前までオフィスで机に向かっていたのに、今はもう遠い街で
こうして旅気分にひたることの出来る、幸せ。

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2009年1月16日 (金)

「ハドソン川の奇跡」と呼ばれるみたいです。

いやぁ、出勤前に朝のニュースを見てびっくり。
NYのハドソン川にエアバス機が墜落したとのこと。
出勤してから次第により詳しい状況が報道されるようになってきて、犠牲者が出てないというのは驚き。
最初は誰もが一瞬9.11の再来かと思ったけど、どうやらエンジンに鳥が入ったのが原因じゃないか、ということで、テロの心配はなさそうでヤレヤレ。

http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200901160001.html

恐らく機長は、出発地のラガーディア空港に戻れないと判った時点で、先ずはニューアーク空港に行こうとしたんだろう。で、途中でそれすらも無理だと判った時点で、乗客の命を助けつつ、かつ地上の人々にも犠牲を出さないようにとの考えから選択したのが、この河の中への不時着という手段だったのだろうけれど、それを100%の結果を出したのだから大したものだ。
今報道番組ではこの機長を最大限称えるような報道ぶりになっているが、正にそのとおりで、一部パニックになった乗客が我先に逃げ出そうとしたり、機内で救命胴衣をふくらましたりしたらしいけれど、この機長は最後にキャビンに乗客が残っていないことを確認した上で最後に脱出したとのことで、いかにもアメリカ人が喜びそうな英雄ストーリーだ。

バードストライクといえば、先日全日空の機内で見た映画「ハッピーフライト」。
あれも原因は、羽田で(取材を装った)愛鳥団体の妨害で滑走路付近からの野鳥の排除が適切に行われず、鳥が機体に当たってセンサーを破壊したのが原因だったっけ。

いずれにしても、仮に原因が鳥だったとしても、もし万が一どこかのビルにでもぶつかっていたら、世界中が凍った事だっただろう。
仕事で飛行機に乗ることもそれなりにある落花生。、飛行機事故は避けようと思って避けられるものではないけれど、いざという時に冷静沈着でいられる機長さんに恵まれたいもんです。

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2009年1月11日 (日)

ティモールのコーヒー、如何ですか?

3連休の中日の今日、待ち合わせに時間があったので、池袋の西口でコーヒーでも飲もうかと歩いていると、ドトールかスタバ風(?一緒にすると叱られちゃうね)の看板の見慣れないお店を見つけ、「コーヒー\160~」の看板を確認して中に入った。さて何を飲もうかな・・・。
?ん!キャッシャーの脇の壁に貼られたポスターには「プレミアム TIMOR COFFEE 240円」ですと。あらー、ティモールのコーヒーが飲めるんですか。一時期スタバの一部店舗にティモールのコーヒーを袋詰めして販売していたことはあったけど、最近は全然みないなー、と思ってたら、こんなところでプレミアム扱いで飲ませてくれるとは。

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早速1杯注文し、話を聞いてみるが、バイトと思しき店員さんは、一枚の小さなパンフレットを渡してくれ、「申し訳ありませんが、こちらに書いてある以上は詳しくなくて・・・」と恐縮されてしまった。
パンフレットの中には、懐かしい東ティモールの、レテフォホの山の中に実ったコーヒー豆の写真。“フェアトレードで輸入しています”、とあるが、どこのNGOと組んでやってるのかしら。
このMORIVA COFFEEという店、ホームページが見つからなかったので詳細を伺うことが出来ないのですが、調べてみると、赤坂、瑞江、四谷、板橋、若葉台、新横浜などに支店があるみたい。
ほろ苦いコーヒーを眺めながら小さなパンフレット眺めてたら当時のことを思い出して目頭か目尻だかが熱くなって来ました。
これらの街に出掛ける機会があったら、良かったら少し早めに出掛けて、ティモールコーヒーを一杯飲んでみませんか?

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小さなパンフレットを眺めていたら、あの頃の思い出が浮かんで来ちゃいました。

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2009年1月 4日 (日)

さあ今年も頑張りましょう。

 4日。今朝は市内の日系スーパーJuscoで職場や家へのお土産を買い込んだ後、空港バスで青島空港に向かい、NH928で帰国。機材は今や珍しくなったA320。Yが満席だと言うことで、行きに引き続き帰りもPLTパワーでCにUGされ(Cはガラガラ)、14,000マイルのディスカウント特典航空券で申し訳ない限り。
 しかしこのA320のC席、シートテレビがついていない・・・というか、テレビを乗せる台が肘掛けから出てきて、その上にPSPのような携帯TV端末を乗せ、イヤホンも付け替えるという実に使いにくい造りをしている。椅子なんか足だけ付け替えればボーイングだろうがエアバスだろうがあんまり替わらないんだろうに、同じ造りにするわけにはいかなかったのだろうか。
 ともかく、往路の「ハッピーフライト」に引き続き、この便では「鉄道員(ぽっぽや)」を眺めながら3時間ほどのフライトを楽しませていただいたのだけれど、機内食の“温野菜”等が凍ったままサーブされてきた。「そもそもこういう料理なんですか?」と尋ねると、暫くの後、暖め直してもう一皿持ってきてくれた。そんなつもりはなかったし、既にお腹いっぱいなんで申し訳ない限りです。で、結局半分ほど残してしまいました。

そんな経緯もあり、CAの方と少しお話をさせていただく機会があったのですが、成田→青島→関空及び関空→青島→成田という乗務で1日2フライト、青島ステイはないのだとか。中国まで行っておきながら、昨日みたいな美味しい海鮮は味わえないのね。
しかも片方のフライトが遅れたりすると、もう一方に影響及ぼしてしまうのですね。また、正月早々からの乗務、お疲れさまです。落花生。も明日からお仕事です。さあ今年も一年、頑張っていきましょうかね。

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すき焼きメインの機内食。味は美味しかったのですが。

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2009年1月 3日 (土)

美味しい青島。

 3日朝9時前、再度の哈爾浜に到着。駅前のファーストフードで朝食を仕入れ、タクシーで市内南方の民航大厦へ移動し、来週からの氷祭りの準備が始まっている市内を眺めながら、空港バスでハルビン空港に直行。万が一吹雪いたりしたら欠航になる懸念があったのだけれど、今日は晴れ渡っており、その心配はなさそう。

 12:30発の東方航空MU2702便A320で青島に飛び、空港で職場の先輩と落ち合い、タクシーで市内へ、今日の宿は市内の改装中のビルの4階で日本人が経営している不思議な民宿のようなところ。ちゃんと許可得てるのかな?

 実は落花生。が担当している仕事の一つで、この1月からここ青島に新しい事務所を開けたのだけれど、その事務所を見学させていただき、今後の作業の進め方などをうち合わせ。・・・した上で、そのまま市内中心部香港中路近くの海鮮料理レストランに移動。青島ビールで乾杯の後、大きな蒸し魚、海老入りの水餃子、ハマグリのスープ、ウニ、帆立、牡蠣入りのお好み焼き・・・と海鮮三昧でお腹一杯になりました。
やっぱり食事の美味しい所ってイイですね。住んでみたい・・・なぁ。

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市内のスーパーにはお馴染みのこんなお店も。食には苦労しなさそう。

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2009年1月 2日 (金)

ジャライノールの落日

2日朝。寒い。表に露出している顔がチクチクと刺されるように痛い。
まずは市内の中国銀行で現金をキャッシング(CITIBANKのカード、便利です。レートも悪くない)した後、ガイドブックでは6路のバスで行ける、とされている中露国境の国門へ向かいたいのだが、市内中心部を歩き回っても見つからないので、タクシーで(20元)。

この中露国境、その歴史は古くは20世紀初頭に南進を続けるロシアが当時の清国から鉄道敷設権を得てウラジオストクとを結ぶ線路・・・東清鉄道を開業したときに遡る。解放型SLの飾られた入口で入場券を買い(30元)中に入り、中国側とロシア側の門が並んで見える所へ歩いていく。門の下には国際列車の線路が敷かれている。ロシア側は広軌1,524mm、中国側は標準軌1,435mmで、国際列車はロシア側の駅で台車を交換、貨物は積み替えを要する。
門の足の中は土産物屋、中国側の門をくぐったところには記念碑の建てられた小公園があり中国人観光客が記念写真を撮っていたりするのだが、後で聞く所によるとこの「国門」こと国境の公園区、(実は中露両国人以外の)第三国人の立入は禁じられているのだとか、あら、普通に切符買って入って来ちゃったよ。そんなに発音良くなったのかなぁ(笑)

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手前が中国側の門、奥にロシア側の門が見える。

帰りはバス停があったので6路のバスを待ってみるが、暫く待っても現れず、吹きっ晒しのまま寒くて仕方がないので諦め、やはりタクシーでホテルへ戻り、荷造り、チェックアウトして荷物を預けて再出発。
今度は1路(2路でも可)の路線バスで、(広域)市内東方のジャライノールへ転進。一度反対側へ行ってしまい結構苦労しつつも、それでも13時前にはジャライノール(バスの表示は「扎区」)に到着。タクシーで「露天煤鉱」に移動。

今回の訪中の目的の一つ、というかある意味クライマックスといって良いか。ここジャライノールには大きな露天掘りの炭鉱があり、積出用に今なお沢山の蒸気機関車が使用されているということで、世界中の煙鉄の方々から注目されているところである。露天鉱山の規模自体は撫順のものよりは若干小降りなのだが、展望台から下を見渡す限り右から左まで、あらゆるところで蒸機の煙が上がって動き回っている。先日の鶏西でも一度に5台の蒸機がフレームに入って驚いたが、ここは180度見渡す限りあちこちにSYの姿。いったい何台居るのだろう(ネット情報では25台程度が稼働中の由)。

機関庫の方に階段を下りていくと、日本人と思しきグループ。「こんにちわ、寒いですね」と声をかけると、なんと、この数日前から露天掘りの構内への立入が厳しく制限されるようになり、許可を得て、職員の同行のもとで一部のみに立入・撮影可、決められたところ以外に立ち入って撮影したグループが追い出されたりしたというではないか。事前のネット情報では、ここは(炭鉱という特殊なエリアながら)発破をかけて居るようなエリア以外は自由に立ち入れるとの事だったのに、聞いてないよぉ。なんでも、年末の全国の炭鉱の安全総点検により突然そのような措置がとられだしたとのこと。そのグループは、中国人ガイドを雇ってきてたので、交渉し、ようやく許可が取れ、今まさに撮影に向かおうとしているとのこと。それでも、そのグループに紛れ込ませていただく許可をいただき、色々お話を伺いながら午後の撮影をさせていただいたのだけれど、しかし寒い。動いていたり、写真撮ってるときはいいんだけれど、なにせこの日は最高気温が-19℃、最低気温は-27℃に達した。今も確実に-20度超えな筈だ。
他の皆さんは冬山登山モードのような防寒体制。それに比べて落花生。、ユニクロのヒートテックなど用意してきたのだが、まるで役に立たず。ふるえが止まらず、周りからは憐れまれ、1時間ほどで運転小屋に逃げ込ませて貰う羽目に。で、炭鉱鉄道の職員の皆さんからも「そんな服じゃダメだよ」と内側に毛が生えた服とか見せつけられ、見込みの甘さを反省。危うく凍傷になるところだったのかもしれない。

それでも15時を過ぎ、これから16時過ぎの日没までの間がここの魅せ所だ。刻一刻と光線の具合が替わり、極寒の空気の中煙は白く立ち上り、汽笛とドラフト音が露天掘りのあちこちにこだまするスペクタクル。。。 

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ジャライノール露天掘り炭鉱の夕陽。もっと腕のいい人(&カメラ)だと、素晴らしい画が撮れるはず。

この炭鉱も今年の8月には閉山になってしまうとのことで、既に右半分では露天掘りの埋め戻し作業が始まりつつある。これがジャライノールの最後の冬になるそうだ。日本人グループも明日の午後の飛行機で北京経由で帰国するとのことで、「これが最後の夕陽だ」と感慨深げ。
最後は親切にも、満州里の市内まで一行のチャーターしたマイクロバスで送っていただいてしまいました。お世話になりました。次からはもっと事前に調べて準備してきます。

今晩は20:11発の大連行普快2624次の硬臥21番下段。車端部の区画で、他の客や乗務員が出入りする度にドアを開け閉めする音が五月蠅くてなかなか寝付けない。

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2009年1月 1日 (木)

国境に向かう汽車。

 朝3時、車掌に起こされて降り立った哈爾浜駅前はやっぱりとっても寒かった。
 ホントはちゃんと朝着いて、市内観光の後、ネットで調べた午後の海南航空系列の大新華航空のフライトで海拉爾に飛ぶ筈だったのだけれど、昨日牡丹江の市内で切符を買おうとしたら、「その日はフライト無し」と言われてしまったのだ。うーん、C-trip役立たず。
 お蔭で、急遽日程変更、ここ哈爾浜朝06:10発の4191次普快で満州里迄向かうことになったのだ。到着は手元の時刻表に寄れば夜の21:14、15時間の長旅だ。席は硬臥の中舗。一応昼行列車なんだけど、軟座はついてなくて代わりに軟臥と硬臥(代用軟座扱いにはせず、普通に寝台料金)が連結されている、昼夜兼用編成そのまんま活用。で、硬座をシンドイと感じる高所得層が結構利用しているらしく、この列車の硬臥も始発のハルビンからほぼ満席。

 取り敢えず一眠りして、目が覚めたのは朝9時半頃、時刻表を見ると、ちょうど斉斉哈爾を過ぎた頃合いだ。
 小腹が空いたんで餐車で朝食…は「遅すぎるよ」と言われて仕方なくアラカルトメニューから選択。乗務員達の恰好の退屈凌ぎになりながら(仕事しろヨ)も美味しくいただく。
 部屋に戻って寛ぐうちに、碾子山駅では対向に見慣れない赤紫色の列車。どうやらシベリア鉄道からの直通らしい。車体には漢字とロシア語で行き先表記が書かれ、莫斯科(モスクワ)、赤塔(チタ)、伊爾庫茨克(イルクーツク)等は判るのだが、新西伯利亜って何処だ? 地名に新と西と二つも付けるなんて、新西金沢(北陸鉄道)みたいだなぁ…と思ううちに、西伯利亜でシベリアだと気付く。で、新シベリアって? ・・・あぁ、ノボ・シビリ・スクか。中国語の外国地名表記って、面白いねぇ。

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ロシアからはるばる走ってきた国際列車とすれ違い。

 ちょうど正午に到着した扎蘭屯では下段の朝鮮族の夫妻が下車、以後は空いた下段で寛ぎ、時刻表より15分ほど早着した夕方5時過ぎのハイラーアルでは殆どの乗客が下車してガラガラになった。終点満州里着は20:58。手元の時刻表よりは16分ほどスピードアップされていたようだ。

 ともかく寒いので、駅前で待ち構えていたタクシーに相乗り、手元のガイドブックに出ていた国際賓館に直行。零下20℃の中で宿を探し回る気にもならないので、冬季割引で280元と定価の半額以下だったのもあって即決。
 夜は地下のバーで国境を越えて運び込まれて来たバルティカ・ブランドのロシアのビールと洒落込むつもりが、一口飲んでびっくり、ノンアルコール・ビールじゃないか。
 抗議するもカウンターのおばちゃん、取り合って貰えず(ノンアルコール・ビールがなんだか判ってないのか?)、飲み残して、ふて寝。

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