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2009年1月 1日 (木)

国境に向かう汽車。

 朝3時、車掌に起こされて降り立った哈爾浜駅前はやっぱりとっても寒かった。
 ホントはちゃんと朝着いて、市内観光の後、ネットで調べた午後の海南航空系列の大新華航空のフライトで海拉爾に飛ぶ筈だったのだけれど、昨日牡丹江の市内で切符を買おうとしたら、「その日はフライト無し」と言われてしまったのだ。うーん、C-trip役立たず。
 お蔭で、急遽日程変更、ここ哈爾浜朝06:10発の4191次普快で満州里迄向かうことになったのだ。到着は手元の時刻表に寄れば夜の21:14、15時間の長旅だ。席は硬臥の中舗。一応昼行列車なんだけど、軟座はついてなくて代わりに軟臥と硬臥(代用軟座扱いにはせず、普通に寝台料金)が連結されている、昼夜兼用編成そのまんま活用。で、硬座をシンドイと感じる高所得層が結構利用しているらしく、この列車の硬臥も始発のハルビンからほぼ満席。

 取り敢えず一眠りして、目が覚めたのは朝9時半頃、時刻表を見ると、ちょうど斉斉哈爾を過ぎた頃合いだ。
 小腹が空いたんで餐車で朝食…は「遅すぎるよ」と言われて仕方なくアラカルトメニューから選択。乗務員達の恰好の退屈凌ぎになりながら(仕事しろヨ)も美味しくいただく。
 部屋に戻って寛ぐうちに、碾子山駅では対向に見慣れない赤紫色の列車。どうやらシベリア鉄道からの直通らしい。車体には漢字とロシア語で行き先表記が書かれ、莫斯科(モスクワ)、赤塔(チタ)、伊爾庫茨克(イルクーツク)等は判るのだが、新西伯利亜って何処だ? 地名に新と西と二つも付けるなんて、新西金沢(北陸鉄道)みたいだなぁ…と思ううちに、西伯利亜でシベリアだと気付く。で、新シベリアって? ・・・あぁ、ノボ・シビリ・スクか。中国語の外国地名表記って、面白いねぇ。

Siberiap1090088
ロシアからはるばる走ってきた国際列車とすれ違い。

 ちょうど正午に到着した扎蘭屯では下段の朝鮮族の夫妻が下車、以後は空いた下段で寛ぎ、時刻表より15分ほど早着した夕方5時過ぎのハイラーアルでは殆どの乗客が下車してガラガラになった。終点満州里着は20:58。手元の時刻表よりは16分ほどスピードアップされていたようだ。

 ともかく寒いので、駅前で待ち構えていたタクシーに相乗り、手元のガイドブックに出ていた国際賓館に直行。零下20℃の中で宿を探し回る気にもならないので、冬季割引で280元と定価の半額以下だったのもあって即決。
 夜は地下のバーで国境を越えて運び込まれて来たバルティカ・ブランドのロシアのビールと洒落込むつもりが、一口飲んでびっくり、ノンアルコール・ビールじゃないか。
 抗議するもカウンターのおばちゃん、取り合って貰えず(ノンアルコール・ビールがなんだか判ってないのか?)、飲み残して、ふて寝。

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