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2010年9月12日 (日)

マドゥーラ島色々。

12日。ホテルで朝食後、マドゥーラ島へ行くバスの乗り場はどこかとフロントで聞いてみるが、要領を得ない。去年6月に開通した全長5.4km程のこの長大橋、スラバヤと向かいのマドゥーラ島を結ぶのだが、中国の借款で建設されたというのが正直癪に障る。中国はOECD加盟国じゃあないので、OECD-DACの援助ルールにも拘束されないから、借款援助でこういったインフラを作るにあたって、建設業者は勿論中国の業者、作業員さえも中国から連れて来て(アフリカの工事の場合など、囚人を連れてきて働かせているから人件費がタダだなんて噂もある)、地元被援助国側には殆どお金が落ちない。ところが日本の借款援助は基本的にアンタイドで実施せざるをえないから、日本国民の税金を原資とする借款援助のお金を中国政府の息のかかった企業が安く落札して持って行ったりするのだ。ああ腹立たしい。
 それはともかく、この橋を渡ってみたいのだが、フロント曰く「橋は一般車両・バイク・トラックだけ。公共交通機関は通っていない」んだそうで。ホントかね。

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霞んじゃってるけれど、スラマドゥ大橋と連絡フェリー。

 仕方ないので往路はフェリーで行くことにし、タクシーでタンジュン・ペラク港へ。何年か前に旧青函連絡船の桧山丸を見に来た時に来たことあるところ。ここスラバヤと向かいのマドゥーラとの間は1日中ほぼ20分間隔でフェリーが行ったり来たりしており、人だけの場合運賃は3,500Rp(安!)。明らかに日本の中古船のフェリーに乗り込んでみると、車載甲板には路線バスが2台ほど。路線バスはやっぱり未だにこのフェリーを使っているのだろうか。
 スラバヤは軍港でもあるので、出発した船からは沢山の貨物船、客船に交じって明らかにステルス性を考慮した造形の軍艦が数隻見える。そして長い長―い橋。真ん中の部分が高くなっており、船がくぐっていけるようになっている。帰りはあっち経由で行きたいところなんだけれど…

 30分ほどで向かいのマドゥーラ島側、カマル港に入港。このマドゥーラ島、バリ島より少し小さな約5,250k㎡に約350万人の人が住む。名物は、カラパン・サピという競馬ならぬ競牛と、ソト・マドゥーラという内臓を煮込んだスープ。秋はカラパン・サピのシーズンだと言うが、カマル港からアンコッで30分ほど走って最大の街バンカランまで行ってみるが、街の中の競技場の辺りで尋ねてみるが、今日はこの辺りでは競牛はないという。まあ突然フラッと来て見られるほど甘いもんじゃあないんだろうな。
それより趣味的に驚いたのは、カマル港を出てすぐの辺りに「PT. Kereta Api」の土地を示す看板が立ち、そこから北に向かいバンカランの手前まで、ずっと線路跡が道路に並走していたこと。製糖工場で見かけるナローではなく、恐らく国鉄規格の1,067mmだ。このマドゥーラ島には昔鉄道があったという記述は何処かのネットで読んだことがある。が、詳しい路線や車両についての情報があまり見当たらない。どなたかご存知の方、ご教示いただければ嬉しいです。
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マドゥーラ島内に残る廃線跡のレール。

 さて、カマルに戻り、次は橋だ。アンコッの溜まり場で、スラマドゥ大橋に行きたいのだが、と声をかけてみるが、60,000Rpなどと口を揃え、お話にならない。小銭をチマチマ稼ぐ路線運行なんかやらずにタクシーに化けようというわけだ。
 まあそのうち漸く6,000Rpだという乗合車が現れ、後部の小さくなって収まりながら走ること20分ほど。橋の付け根かと思いきや、橋への取り付け道路を跨ぐ陸橋のような場所で降ろされた。おっと、こう来るか。右手には大橋が綺麗に見え、写真を撮る観光客御一行。左は料金所と道端には土産物売り場。犬走りを歩いて下り、取り付け道路の料金所前を歩きながら「路線バス、来ないかな~?」とみているうちに、中央車線側を「Madura=○○」と書かれた路線バスが猛スピードで通過して行った。慌てて手を上げるも停まってくれず。でも、ほら、橋を通るバスだってあるじゃないか。そうこうするうちに、スラバヤに戻るタクシーが通りがかり、手を上げると無事に乗せてくれた。ヤレヤレ。
 スラバヤからは19:40発のエア・アジアQZ7219便で帰京。1時間近く遅れてお腹が空いたので、機内販売の食事を試しに頼んでみた。メニューの写真とは大違いなのは噂どおりだった(苦笑)。
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エア・アジアの有料機内食「ナシ・レマク」。メニューの写真だとそれなりに豪華に見えるが(笑)

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