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2010年11月20日 (土)

北スマトラ鉄道に乗る。

メダン2日目。朝から市内のIstana Maimoonなる19世紀のスルタンの王宮を見に行った後、今日のメインはメダン10:30発、北スマトラ州南部の山中にあるランタウパラパット迄およそ266kmの長距離を走る急行列車「Sri Bilah(スリ・ビラー)」号。1日4往復が設定されており、時刻表上およそ5時間弱で走ることとなっている。
チケットは、昨日のうちに駅から北方の線路沿いに暫く歩いて行った最初の踏切の角にあるチケット販売所で前もって手に入れておいた。朝8時にももう一本、「Sri Bilah Pagi(朝)」が設定されているのだが、敢えてこの10時半の「Sri Bilah Siang(昼)」を選んだのは、他の3本が一等Eksektif+二等Bisnisの2クラス設定なのに対し、この1往復のみ全車両Bisnis、但し全国でもここだけかと思われるBisnis Plusと称する、エアコン付きビジネス・クラスのみの運行となっており、これに乗ってみたかったため。
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家庭用エアコンがそのまんま設置されたBisnis Plusの車内。

実際乗車してみると、車内の座席は普通のビジネスと同じ転換クロスシートだが、車内には1両あたり6カ所の家庭用エアコンが設置され、床下を見ると室外機が設置されている。これに加えてLCD-TVが2カ所、例によって面白くもない映画が大音響でがなり立てており、これはいただけないのだけれど、エアコンは程良く効いて快適。

メダン駅を30分ほど遅れて発車した列車は、市内を出るとそれなりのスピードは出して椰子のプランテーションの中を快走、、、といっても、結構な揺れ。以前フィリピンの列車に乗った時のように、脱線するのではないかという程ではないものの、食堂車から運んで来た食事を(Eksektifと違ってテーブルのないBisnisの座席で)食べるのはちょっと一苦労。それでも異国の風景を眺めながらの食事はやっぱり美味しい。以前スマトラ鉄道に乗りに行こう、と計画して居ながらポシャってしまった、友人S本君、スマン、結構楽しいぞ。
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食堂車から出前のナシゴレン・アヤム(鶏)つき。テーボトルつけて300円ちょっと位。

途中3時間ほどのキサランからはドンドン山に分け入り、次のAekLobaなる小駅では、この本線と十字にクロスするナローのヘロヘロ線が目に入った。サトウキビか、パームオイルか。この辺りはSLはもうない筈だが、大いに気になる。なのだけれど、キサランから先は旅客列車はこの1日4本の急行Sri Bilah号のみで、普通列車の運行はない。クルマを借りて行かないと確かめられないのか。。。(後日、確認しに行ってきました。
さてそんなこんなで終着ランタウパラパットにはおよそ1時間強ほどの遅れで到着。パームオイルの積み出しの為の終着駅で、ここは特段大きな街でもなく、色んな人に聞いてみても、バスに乗り継いで更にスマトラの奥地へ向かうしかない模様。今回は支線2本が気になるので、折り返し17:10発で戻るのだが、予定通りついていれば1時間半ほど街を一回りしてくる余裕もあったのに、遅れたので出発までは20分ほどしかない。
慌てて切符を買って、帰路は10分ほど遅れた同じ編成で夕暮れ、そして真っ暗になった19時半過ぎにキサラン着。市内にまともなホテルもないのを確認してから、最終21:23発、これも30分ほど遅れたEkonomi列車「Putri Deli」号で約1時間弱、支線の終着駅、タンジュンバライへ。
Ojekで市内のホテルを探して貰うが、こちらもまともな宿はなく、ホントに商人宿というか、ロスメンのような宿に久々に泊る破目になった。
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雨上がりのランタウパラパットに到着した「Sri Bilah」号。

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