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2011年11月 5日 (土)

時刻表に無い汽車に乗る@チアンジュール

時刻表、といってもインドネシアでは冊子になった時刻表が売っている訳ではありません。各駅で掲示されているものや、その駅を発着する列車が纏められているチラシ等で、全貌を把握するのは容易ではないのです。それでも優等列車は、PT.KAIのHPで検索する事は出来るのですが、3等のみの列車やローカル線の列車は全く判らず、そもそも営業路線がどれだけあるのか正確な情報を把握できないという有様。なのでそういった情報はネット情報(これも報道等はかなり断片的)や、もう現地に直接行って調べるしかない状態。

そんな中、例の鉄道雑誌「Majalah KA」によれば、Bogor-Sukabumi-Cianjur-Padalarang-Bandungを結ぶ南回りの路線のウチ、トンネルの崩落により休止となっていたSukabumi-Padalarang間のうち、Padalarang-Cianjur間、そしてその先Sukabumi方のLampegang迄観光列車が運行されたことがあるという記事を目にし、しかも残りの運休区間についても2011年には運行再開予定と書かれています。更に調べたり聞き回ったりしていりましたが、どうやら運行再開は当分先になりそうとのことで、取り敢えず運行されていることが確実な部分だけでも一回乗ってみるか、というわけで出掛けてきた訳です。

事前の情報によると、列車は早朝5時にCianjur発、Bandungの西隣、Ciroyomで折り返し朝8時発、Cianjurからの第2便は11時発、夕方17時頃にCiroyom発Cianjur戻りというもの。このスケジュールでは先般のSukabumiと同様、中々乗りづらいダイヤだ。ジャカルタ朝一05:45発のArgo Parahyanganに乗っても、バンドゥン着は9時過ぎ、これでは間に合わない、という訳で、今回も禁じての飛び道具、Fortuner号の登場と相成りました。
Cianjurp1020071
Cianjur駅で出発を待つローカル列車。この時点でもうほぼ満席。

そんな訳で朝7時半にジャカルタのアパートを出発、Padalarang近くのインターチェンジで降りてCianjur駅に11時前に着いてみると、第2便の出発は13:02発だという。列車の運行はここCianjurと本線に接続するPadalarang迄の間に短縮されていたが、Padalarangからはバンドゥン近郊のKRDE列車に接続し、利便性では大きな差異はない模様。戴いた時刻表にはCianjur-Lampegang迄の間の1往復も合わせて記載されていたが、こちらも橋に問題があることが判明したため、現在は運休中とのこと。一応参考までに書いておくと、
938             CJ05:00-PDL06:12-CIR06:31
940 LP12:15-CJ12:57-PDL14:15-CIR14:45

939 CIR08:10-PDL08:37-CJ09:53-LP10:38
941 CIR16:45-PDL17:12-CJ18:28

とこのうち、PDL-CJ間のみが運行されているということだそうです。このスケジュールなら、朝一のParahyanganでBandung迄行って、バスでCianjurに向かって乗車、帰りはBandung20:05のジャカルタ行き最終に悠々間に合いますね。
Cianjurpasarp1020069
Cianjur駅を出て直ぐの、線路上はPasar(市場)に。バンコクの近郊に似たような所がありましたね。

そのCianjur-Padalarang間の列車「KA Lokal Cianjuran」940列車ですが、ちょっと時刻が変わってチアンジュール13:02発。片道Rp1,500の切符を買ってBB301が2両の客車を引く列車に乗りこむと、出発の30分前にはほぼ全ての座席が埋まり中々の乗車率。1両はボックスシート、もう一両はロングシート改造車で、こちらにようやくスペースを見つけて座り込む。例によって車内には幾人もの物売りが乗り込み、隣はドーナツ屋さんで芳しい匂いが漂ってくる。他には冷暖の飲物、駄菓子やカップラーメン、果物等など。

Img2011110500517
皆で詰めあって仲良く座る、「KA Lokal Cianjuran」号ローカル列車の車内。

ほぼ定刻に発車した列車は、深い谷を渡り、所々ヤシの茂る、いかにも南国な風景の中を、一日2往復しかないのに各駅でそれなりの乗り降りを繰り返す。段々乗客は増えていき、ロングシートの足元にも次々座り込む人々。これだけ乗るんなら、バンドゥンからの近郊列車を直通させてもいいんじゃないかなあ。
そうこうしながら列車はノンビリ走り、無事に14:43分、およそ30分の遅れで終点パダララン到着。隣のホームにはすぐに接続するバンドゥン近郊のKRDE列車が待ち受けていました。

折角なので帰りはいつもの高速道路ではなく、Cianjurの東側からCikalong Kulon, Jonggolを経由し、観光果樹農園のTamarsariの傍を通ってCibuburに抜ける下道を通って帰ることに。最初Cianjur迄と最後Cibuburの手前ではそれなりに混雑したものの、Padalarangからジャカルタまでの所要は3時間半ほど、時速60km位で軽快に駆け抜けられる、なかなか良い感じのドライブルートでしたよ。
Img2011110500529
バンドゥン近郊輸送を担うKRDE列車。元はJABOTABEKで走っていた電車を改造したもの。

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