« 転勤になります。 | トップページ | 大人の社会科見学@Depok電車区 »

2012年6月24日 (日)

鉄橋と民俗村と温泉と・・・♪

今日は任期末を見据え、ジャカルタ近郊で行ってみたかったところを纏めて訪問してみることにし、ちょっと早起きしてクルマをバンドゥン方面の高速へと走らせた。
いつもはバンドゥンの手前で下りて市内に入っていくので、市街地南方をグルっと回って終点迄は初走り。その後それなりに交通量が多くて混雑している国道を東へ向かい、最初の目的地は中部ジャワ州もほど近い、Tasikmalayaを過ぎてCiamisの手前。何故こんな所で?という三差路を右折し、この辺はまともな地図なんかないんでGoogleMapを頼りに田舎道を下って少しクネクネと走ったところに今日最初の目的地、Cirahong橋はありました。この橋、オランダ時代の1893年に建設された120年の歴史のある産業遺産的存在の鉄道橋。
2cirahongp1030748
上下二段構造のCirahong橋を通過する、遅れの急行Lodaya号。

これまで立ち寄ってきたバンドゥン手前の幾つかの橋とはデザインがまるで異なり、極めて骨太な作り。セメントで固められた足は、1934年の補修なのかな。
この橋がインドネシア唯一を誇るその構造、上を単線の鉄道、下はクルマやバイクなどが通る上下2段の構造になっている点。単線なので下の道路部分もそれほど幅広いわけではなく、勿論片側交互通行。橋の袂には例によって地元のお兄ちゃんがたむろして,交通整理がてら小銭を徴収している。

列車は15時くらいまでないというので、流石にそれまでは待つ気はないが、この橋を眺めるためなのか、丁度いい位置に小綺麗なレストランがあったので、もう13時過ぎといい時間なので鶏肉の定食メニューを頼んで、東屋でのんびりとお昼ご飯・・・を食べていると、突然汽笛一声、列車が現れて橋を渡りだした。
これはソロ発バンドゥン行きの1,2等急行74列車Lodaya号らしい。カメラを持って東屋から飛び出してその姿を一枚。期待してなかっただけに嬉しいサプライズで、間違った情報もまたこれ良いもんだ。
2cirahongnakap1030729
Cirahong橋の一階部分はこんな感じで対面通行。路面は木製。重量制限も何も書いてないけど大丈夫かな?

その後、Tasikmalayaの市内を抜けて西方へ向かい、目指したのは「Kampung Naga」という民俗村、とでも呼べばいいだろうか。電気やガスなどの現代文明を拒否して生活している人達が居る部落があるということで、ちょっと聞くにジャワ島西部のバドゥイに近いものがあるけれど、そこのように何時間も山道を歩かなければ行けないようなところではないようだ。
道端の駐車スペースにクルマを停め、地元の若者をガイド(観光地ではないので、ガイドなしでは余所者は入村を許されていない由)につけ、400数十段の階段を下って村に向かう。
現在113の家があり、108世帯300数十人が暮らすというこのカンプン・ナガ村、電気は緊急無線用のバッテリーのみ。家も外からの材料やペンキなどは一切使わず、自給自足に近い形で生活しているという。コメや野菜、肉や魚は自給。現金収入は、このガイドや工芸品の販売により、最低限の油(政府から補助金を貰っている由)などを購入しているとか。
2kampungnagap1030777
ちょっと逆光だけど、カンプン・ナガ村。白壁と茅葺き屋根がちょっと白川郷を連想?

ガイドの青年の家に案内して貰い、キッチンというか蒸し竈のある調理場や、伝統楽器を見せていただき、段々夕暮れが近づき幾つかの家の煙突から炊事の煙が上りだしたのを頃合いにおいとまさせて戴く。草木や竹の繊維を組んだものに石灰を使って白壁を作り、屋根は茅葺きという、一瞬奥飛騨の白川郷をも彷彿とさせるようなこの小集落、学校というか集会所でイスラム講話を聞く少年達の後ろの方では携帯を熱心に弄ってる子がいたり、子供達はサッカーボールで走り回るなど、現代文明を完全に拒絶しているとは言い難いけれど、それはまたそれで人間味溢れる。雰囲気はとってものんびりしていて素敵なこの村、ジャカルタから頑張って日帰りで訪れるにはとってもいい感じのところでした。最後にガイド料相当のお気持ちを渡してお別れ。

最後、帰り道の途中、Garutの街ではもうすっかり日も暮れてしまったけれど、1983年に廃線になったCibatu~Cikajang間路線のガルット駅跡に立ち寄った後、チパナス温泉郷のKampung Sumber Alam ホテルで晩ご飯と一浴び。日帰り入浴一人20,000ルピアのお風呂部屋はインドネシア水準では極めて綺麗で、更にホテルのジュニアスイート以上の各室には専用の露天風呂(ジャグジーつき)が完備され、4人で泊まれば週末価格でRp.200万だから一人50万Rp程。日曜だというのに満室だったので、とても人気のホテルの模様。是非どなたかお泊まりをお試し下さい♪
夕食後、夜の高速を飛ばし、12時半頃帰京。あー疲れたけど充実した一日でした。
2cikubangp1030715_2
往路、前回列車が走っているのを眺められなかったCikubang橋でちょっと待って一枚。

|

« 転勤になります。 | トップページ | 大人の社会科見学@Depok電車区 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/200655/55053556

この記事へのトラックバック一覧です: 鉄橋と民俗村と温泉と・・・♪:

« 転勤になります。 | トップページ | 大人の社会科見学@Depok電車区 »