« マラン・バトゥ温泉。 | トップページ | 鉄道記念日です♪ »

2012年9月22日 (土)

修復始まるスラバヤ・コタ旧駅舎。

スラバヤのコタ駅、
南本線系の列車は事実上グブン駅始発・終着扱いとなっておりその先は回送なのではないかとも思われ、営業列車が入ってるのかすら怪しいなどと言われていた、何故か地元ではStasiun Semut(蟻)と呼ばれておりタクシーの運ちゃんなどにはこの方が通りがよい、スラバヤのターミナル駅。最近では長距離列車を含むほとんどの列車がこの駅を起終点としており、駅舎こそ中途半端に古臭いビル型で色気がないものの、その駅舎の中に入ってみれば、頭端式のホームが並び、関西の私鉄のターミナル駅を彷彿とさせる中々雰囲気がある駅ではあります。
2subkotap1180613
スラバヤ・コタ旧駅舎(左側)。右にもう一つ同じよう建物有り。
昔の写真は国鉄PT.KAIのHeritage Railwayのサイトからお借りしました。
Peresmian20sb20kota206

そのスラバヤ・コタ駅、以前は勿論スラバヤにおける正真正銘のターミナル駅だった。その時代から使用されてきた駅舎が、現スラバヤ・コタ駅の東側、客車の留置線が並ぶあたりに現存している。
この駅舎は1878年にスラバヤからマランまでの鉄道が開通した際に蘭印国鉄Staatspoorwegen(SS)により建造され、1911年の増築を経て現駅舎の落成までの間使われていたもの(これが正確にいつまでだかという情報がないのです。どなたかご存知でしたら教えて下さい)。その後この旧駅舎は荒れるに任せた状況にあったが、1996年にスラバヤ市の文化財に指定されて以降、取り壊しを逃れ、現在に至っていた。
最近になり漸くこの駅のリハビリが現実化して来ており、本2012年7月には国鉄PT.KAI幹部らの出席を得て式典も開催されている。また、数日前、19日付の地元紙「Jawa Pos」によれば、既に修復工事が始まっており、11月には屋根がかけられる予定だということ。
ということであれば、取り敢えず工事が本格化する前の現状を見てみようと思い、週末の今日、ダラダラと午後になって起き出し、コタ駅へと向かってみた。
2subkotap1180623
ホーム側より。屋根は落ち、壁と上屋の鉄骨だけが残る。

そのコタ旧駅舎、古い写真集で見た古い駅舎がそのまま残っているのだが、入口と出口なのか少し離れて建てられた二つの建物の周囲は高い塀で覆われ、中を覗くのは困難な状況。横の工事関係者出入口らしいところから中に入ってみると、本日の工事はお昼で終了して作業員ももう帰ってしまったような状況ながら、昼寝していた留守番のおっちゃんが出て来て出入扉の傍の詰所に貼られた「絵を描いたりこの駅舎に関心があって照会したい者は、DAOP8の広報の誰それに連絡されたし…」と書かれた紙を指し、ホントは入ったり写真撮っちゃダメなんだよね…とのこと。まあその辺りは結構緩い当地のこと、「ちょっとだけ見せてよ、折角来たんだし」なーんて言ってるウチに、別に小銭をせびるでもなく、まあOKということでちょっと覗かせて貰っちゃいました。
2kotasnyalp1180632
これもまたイイ作りをしているコタ駅入口の信号所。

駅舎は外から見るとおり、相当に荒れ果てて入るものの、流石にオランダ時代に造られた立派な建築、壁はシッカリしているようだし、円弧を描いた扉上部の明り取り窓や高い天井など、優雅な作りをしている。今後キチンとリハビリを終えた後は博物館になるのか、再度駅として使用する等という報道もあるようだが、なかなか楽しみである。

帰りはやはり鉄道華やかりし頃を彷彿とさせるコタ駅出口の信号所付近から、グブン方面とシドトポ方面への路線が交差する地点までノンビリとお散歩、行きかう列車数本を眺めてから帰路につきました。
2krdep1180699
グベン方面へ向かうHolec改造で新導入されたKRDEは珍しい貫通型。Madiun行きのArjuna Ekspresですね。上はシドトポとパサールトゥリを結ぶ貨物線。

|

« マラン・バトゥ温泉。 | トップページ | 鉄道記念日です♪ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/200655/55721403

この記事へのトラックバック一覧です: 修復始まるスラバヤ・コタ旧駅舎。:

« マラン・バトゥ温泉。 | トップページ | 鉄道記念日です♪ »