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2012年10月 7日 (日)

Ekonomi ACざんまい。

日曜日。昨晩お酒飲んで早寝したからか、なんとなく早起きしてしまった。ので、折角なんで、ちょっとお出掛けしてみることにし、タクシーで最寄りのWonokromo駅へ。
今日のお目当ては、先般のレバラン輸送の時期に併せてデビューした一連の新列車、というか、今日はEkonomi ACに乗ってみようと思う。乗ったらもう用はなくなるので、直ぐに帰ってこようと思ふ。・・・って内田百閒の阿房列車な訳です。
Keludp1190047
Kelud EkspresのKRDE車両。Kertosono駅に到着しここでスイッチバック。

先ず乗り込んだのは、9時40分発、クディリ廻りのブリタール行き「Kelud Ekspres」。以前ジャカルタ近郊電鉄区間で使われていたHolec製電車を電気式ディーゼル固定編成列車に改造したKRDEと呼ばれる一連のシリーズで、これは先頭の半車が機械室になっている、初代KRDE/プランバナン・エクスプレスと同じタイプの奴だけれど、キクハ側先頭車が貫通型になっており、車内がクロスシートになっている。マディウン=スラバヤ間のArjuna Ekspresと、このブリタール=スラバヤ間Kelud Ekspresで同時デビューしてます。最近ではMaguwo=Purwokerto間「Maguwo Ekspres」ってのも運転開始した模様。誰だったか、「赤べこ」って呼んでたけど、磐越西線の、これね
そのKelud Ekspres、当初マラン経由という事でデビュー初日、1M(D)4TのKRDEでは、マランへ上る坂道を登り切れずに運転打ち切り、翌日から勾配の緩いクディリ廻りに変更になったという若干お間抜けな話が伝わってきてます。
さておき、ほぼ定刻に出発したクロスシートの車内は、ガラガラ。職員を除くと、4両半の客室内には、各車両2組くらいの乗り。Kertosonoまではホンの15分前にPerwokerto行きの長距離快速Logawaが走り、こっちだとACなしだけれど、運賃は2/3だから。Kertosonoまで先行して逃げ切るし、集客考えれば、もう少しダイヤを考慮してもいいんじゃないかなぁ?

そのKelud EksはEkspresといっても停車駅は結構多い。Wonokromoを出ると Sepangjang, Krian, そしてMojokertoを過ぎるとJombangまで無停車と、漸く“急行”らしくなってきた。モジョクルトを過ぎると、サトウキビ畑も目立ち出す。まだ随分畑には残っているような気がするが、もうシーズン終わりなんだよ、なぁ。

Kertosonoには7分遅れで到着。ここで直ぐスイッチバックしてクディリ方面への支線に入って行く筈なのだが、いつまでたっても出発する気配がない。どうやら動力車が故障か、先頭車に大勢集まって床下を覗き込んでやいのやいのやっている。信号は青のままだがいつまでたっても発車しない。これがKediliまで着いて対向と交換しないと、上りが来れないんだが? 
Kelud2p1190044
動力に問題有り? 皆で床下を覗き込む。ここまで快走して来たのだけれど。。。

仕方ないので、取り敢えず次の切符を買うべく、駅の外へ出てみる。クルトソノ駅の切符売場は古い駅舎の横に作られた味気ないプラスティッキーな窓口。安っぽいなあ。

再度ホームへ戻ると、陽が指してきてホームの照り返しが強く、サンダルの足の甲が暑い。

乗継の、マラン発ブリタール・クディリ経由でやって来たのはジョグジャカルタ行き「Malioboro Ekspres」。こちらもこの度新しくデビューしたばかりの新列車。1等Eksekutifと3等AC併結の列車で、列車番号は7019-7020列車だから、臨時扱いというか、お試し列車なのか。晴れて定期化されたら19-20列車になるのであれば、特急と呼んでもよいのかな?
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爽やかな色合いのEkonomi AC車を連ねて、Malioboro Ekspresが到着。

今日はEkonomi-ACがテーマだから、こちらの切符を買うが、マディウン、ソロ、ジョグジャ迄同額で10万ルピアとは結構なお値段。短距離でも割引はない模様。先程のKelud Ekspresが2時間乗って3万、終点ブリタールまで4時間半乗って5万ルピアというのに比べるとこちらはちょっと割高感高いな。だって14万出せば1等Eksekutifが買えるんだから。
座席はEkonomi ACでは先程のKelud EkspresのKRDE車と全く同じ4人掛けボックス席。普通のEkonomi車が、4人掛けと6人掛けのボックス席で新幹線というか、中国の硬座的な配置なのに比べると、若干ゆったり目にしつらえてある。シートピッチも足が届かない位だから結構余裕がある感じ。この列車、上述のとおり1等Eksektifと3等 Eknomi-ACのみで、2等Bisnis車の連結は無し。Ekonomi-ACの料金は2等Bisnisと同じくらいに設定されることが多く、PT.KAIはサービス向上即ち冷房化(最近は地方の都市間バスのAC化が進んでいることもあり)を進めていく中、ひょっとしたら2等Bisnisを廃止していく方針なのかもしれないな。

結局Kelud Ekspresは12時半を過ぎても出発せず、こちらが12時39分の定刻に出発。
この列車、国鉄PT.KAIのサイトでは検索できるのだけれど、駅の時刻表にも案内されておらず、案の定乗客数は多くない。とはいえ、各ボックスに1〜2名だから、客側としてはまあ適度な乗りかな。
Ekonomiac2012100702021
Ekonomi AC車内。まあフツー。大垣行き375Mってとこですか。

食堂車からの出前を取ろうと思ったら、メニューは写真つき。これは我々外国人には有り難いサービスだね。
なんとなく洋食の気分だったのだけれど、ビフテキ3万7千ルピアと高かったので、ミーゴレンとテーボトルで我慢。いつもの皿ではなく、籐で編んだ籠でサーブされたのがちょっとお洒落だな。いいね!
車窓は青々とした稲。雨季前なのに。灌漑が行き届いているんだろうな。あとはサトウキビかと思いきや、トウモロコシ畑。

列車は途中「Air Terjun(滝)」見学の看板が見える山奥の信号所で下りの長距離快速と交換待ちをしたものの、途中無停車で快走し、1343マディウン着。

帰りは、何故か下りのスラバヤ行きが夜行も含めて全て満席!という驚きの状況だったので(何があったんだろう?)、バスターミナルからこちらも「Ekonomi AC」バスでスラバヤへ戻り。こっちは5時間近くかかったけど、運賃はたったの2万ルピアで頻発。窮屈だから、もう少し払っても、ゆったりとした列車の方がいいんだけれど、10数万ルピアまで差がついちゃうとなぁ。うーん、今一つ釈然としないなあ。。。
Malioboromadiunp1190063
マディウンに到着したMalioboro Ekspres、Ekonomi AC車両。長距離でなければこれで十分かな。

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コメント

パクアン急行さま、
どうも。いつもコメントありがとうございます。
そうでしたね、最初にこの列車を調べてくれと頼まれた時は確かにマラン廻りでしたもんね。スラバヤ~マランへの道は渋滞が酷いので、運行時刻の安定した列車が頻繁に走れば良いとは思うんですが。
しかし、営業運転開始前に試運転とかしてみないもんなんですかね… 

投稿: 落花生。 | 2012年10月13日 (土) 02時00分

おはようございます。乗車レポートお疲れ様でした。また貴重な情報をありがとうございます。

結局ブリタール行きのKRDEは暫定クディリ周りで落ち着いてしまったのですね。本当にKAIは車両性能等、何も考えていないんだなぁと思います。ダイヤもまた然り。そして相変わらず車両故障ですか・・・。何もわざわざ電気式気動車というメンツに拘らないで、フツーにKRDにしておけばいいものを、と思います。

また時間がありましたら、スラバヤに行って列車ウォッチングしたいものです。

投稿: パクアン急行 | 2012年10月11日 (木) 12時06分

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