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2012年11月10日 (土)

砂糖じゃなくて、塩。@マドゥーラ島

スラバヤの対岸に位置するマドゥーラ島。
カラパン・サピという競牛競技で有名だけれど、その他にはとりたてて名物・名産もなく、他の地域に出稼ぎに出ているマドゥーラ人は喧嘩っ早いという評判で、先日も宗派間対立から流血沙汰が起こったりしている。農業生産に適した土地でもなく、特段の産業もない、起伏に乏しい平坦な島だ。スラバヤとの間に中国の支援で「スラマドゥ大橋」が架けられ、工業団地の設置も期待されているが、現在まで具体化した動きはない。

そんな中、蘭印時代の昔から続くのが製塩業。天然の海水から作る塩田だ。Googlemapで見てみると、マドゥーラ島の南岸、サンパンから東部のスメネップにかけての一帯には多くの白い田圃が見受けられる。
これまでサトウキビ畑を随分追っかけまわって来た奴が今度は塩に転向か?というわけではないのだけれど、実は塩田にもこんな面白くてたまらないものがあったりするので油断がならない。調べてみると、マドゥーラ島にも以前は輸送用のトロッコがあったらしいのだけれど、現在では全廃。スメネップの工場も閉鎖されてしまっており、広大なヤード跡が衛星写真から見て取れるだけ。残念。
ともあれ、せっかくなので、雨季の始まりが遅れているのを幸いに(露天なので雨季になっちゃうと塩が乾かないので製塩作業が出来ないのね。)、見に行ってみる事にしました。
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マドゥーラ蒸気軌道のTourjun駅跡の警察施設敷地内に残るレール。

 今日はスラバヤから船でカマル港に渡り、マドゥーラ蒸気軌道(Madoera Stoomtram Mij)のバンカラン駅跡に立ち寄った後、ネットでチューツマの方が紹介して下さっていた海鮮レストランでエビなどのお昼ご飯をいただいたのち、線路沿いの国道を東へ走る事約1時間半、途中のTourjun駅跡(現在は警察関係の建物として利用)近くからローカルの道へと分かれ、海岸の集落に出るとその先はもう一面の塩田が広がっていた。
 
衛星写真でみると綺麗に区切られた一帯は国営製塩工場の敷地らしく、ここも製糖工場と同様に厳しい反応で全く立ち入らせて貰えず。他方でちょっと外れた一帯はもう道端のすぐ脇が塩田となっており、あぜ道に降りたって指突っ込んで塩を舐めてみることも可能、しょっぱぁー!!
Endenp1190213
塩の山があちこちに見える塩田。畦道での輸送は手押し車だった。
工場入口の遮断機にはレールと車輪が使われていた。かつてはここにもトロッコが。
Endenp1190216

その国営製糖工場の施設の方ですが、老齢の係員曰く、80年代頃まではトロッコを使って輸送していたそうだけれど、現在ではこの島の製塩所・塩田全てトロッコの使用はやめちゃってトラックに転換してしまったんだそう。ありゃ既に情報としては知っていたこととはいえ、残念。

未知の軌道の発見には至らなかったですが、面白いものを見る事が出来てなによりな一日でした。
帰路はスラマドゥ大橋経由。ライトアップされて綺麗♪
Endenp1190226
シベリアの凍土を走る・・・ではないですな、塩です。ちゃんと洗わないと錆びるぞ~

 

 

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