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2012年12月27日 (木)

夜の運び出し作業☆

午後、国鉄PT.KAIのHeritage Railway部門に勤める友人からSMSが入り、今晩古い貨車の積み出しをやるから見に来ないかと誘われた。最近同部門では全国の車輛区や工場の片隅に保存(放置を含む)されていた古い車両や設備をアンバラワの鉄道博物館で保存するためにかき集めており、ここスラバヤのSidotopoからも、1両だけ残っていたマドゥーラ鉄道の客車が運ばれていったりしていた。
まだ何かあったっけ?と聞くと、戦後間もない、まだ地方で水道が整備されていなかった時期に、各駅で必要な水を運ぶために使われていた、何と呼ぼうか、給水車というか、運水車と呼ぶか、インドネシア語では「Gerbong Air」を今晩アンバラワに向けて運び出すのだそうだ。
Gerbongair2012122602373
小型DLに押されて踏切に進入…

豪雨でアパートの前の道が冠水して渋滞しているというので、これ幸い?とタクシーで市内北東部、既に何度目かのシドトポ駅に向かい、担当助役に挨拶して話をしてみると、もう間もなく出発するよー、乗ってく? と係員にくっついて操車場の中に入って行くと、旧塗装のD301-33という、こちらも古いロッド式DLと一緒の黒光りする見慣れぬ貨車が1両。
線路の上を走れるのだから、このままスマランあたりまで走らせていくかと思いきや、問題は連結器。この貨車は自動連結器ではない、バッファー付きの古い連結器の為、普通の機関車で牽引する事は出来ないのだという。なので、ここから500mほど南の大通りの踏切までこのDLで押していって、そこでフォークリフトでトレーラーに積み替えるのだとか。
Gerbongair2012122602377
フォークリフトで貨車を線路から持ち上げ…  デッキの手すりのデザインが特徴的ですね。

予定時刻の20時を30分ほど回った頃、「乗れ乗れ」と言われて貨車のデッキに乗り込むと、ホントにこのDLで後ろから押しだした。前照灯なんかないから、前を照らすのはスタッフの懐中電灯。ゆっくりゆっくり走り、踏切につく直前で一旦停止し、ここで下車。
踏切の周りには2台のフォークリフトと、大勢の警察官と国鉄PT.KAI、運送業者に加え、地元の鉄道ファンと思しき大きなカメラを持った若者も集まり始めている。どこから情報仕入れるんだか。
暫くの後、トレーラーが到着して準備が整い、2.5車線×上下車線あるうちの片側を閉鎖して作業、もう片方を車両通行用に開けておくとのことだったが、いざ始まってみると、予定変更。
遮断機を下げて片側車線を閉め、そこに貨車を停車させると2台のフォークリフトが貨車に取り付き、持ちあげ、バックして一旦線路と直角(道路の車線と並行)に停車し(これで約1.5車線を塞ぐ)、一旦作業中に溜まった交通を空けた1車線を使って通過させ、もう一度踏切を閉じてトレーラーをその1車線に入れ、フォークリフトが唸りだして貨車をトレーラーの上に載せる。
後は多少の位置修正の後、車止めを差し込んで、紐と鎖で貨車を固定し、お終い。結構あっという間の、迅速な作業っぷリでした。
Gerbongair2012122602394
トレーラーに積み込んで、縛りつければ、出発準備完了ー!

ここからアンバラワまでは、南本線に沿った国道を通って約350km。明日の昼頃には到着の予定だとか。
急に誘われたんでカメラを持っておらず、携帯カメラでの撮影なんで見にくくてゴメンなさい。
でもとっても面白い夜を過ごすことが出来ました。こういった保存活動、鉄道車両を文化財として扱い、それなりのお金をかけるPT.KAIを高く評価したいと思います。またアンバラワでまた会おうね♪

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