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2013年1月31日 (木)

バタヴィア・エアー、倒産!

今日の報道によれば、昨年の国内航空輸送客数4位、約10%のシェアを占める国内大手航空会社Batavia Airが破産、全便の運行を停止したとの記事があった。

同社は2002年に設立、西カリマンタン州ポンティアナックの実業家が所有するこの航空会社は、B737A320による国内に広い路線網を持ち、ジッダ(サウジアラビア)への巡礼客向けにA330型機による長距離路線も運行してきたが、機体のリース料未払いによりリース会社から債務得不履行で訴えられ、裁判所から破産宣告を受けるに至ったとのこと。
このバタヴィア・エアー、前回在勤時からそれなりに利用する機会はあったのだが、最近は遅延が酷く、3時間以上の遅延の場合には30万ルピアを乗客に支払わなければならないという罰則規定が出来て以降急激に定時性の高まったLion Airに比べても改善する気配が見られなかったので、避けられるものなら他社便を選んでいたというのが正直なところ。
他の国内各社と同様、この会社のフライトもいつ乗っても混雑していたが、ジャカルタ~スラバヤ間程度の距離なら30万ルピア返金すると航空会社には幾らも残らない場合もある筈で、この支払いが経営に対する圧迫要因の一つになっていたのかもしれない。

 同社は昨年、エア・アジアとの合併が模索されてきたが、企業文化が違いすぎる等の理由でご破算になっていたが、今回同社の所有機や従業員、路線権(なんてのがあるのかな?)がどうなるかは明らかにされていない。ジャカルタのスカルノ=ハッタ空港の片隅には同社のハンガーがあり、多数の旧型機や、そこそこ新しい筈なのにエンジンを外されて飛べなくなっている機体が留置されているのをいつも眺めていたが、とうとうホントに飛べなくなってしまう日が来たか。
・・・と思ったら、夕方のテレビでは、Sriwijaya,Mandala,Express Airの各社が引き継ぐなんてニュースも流れてました。機体は借金のカタに抑えられてしまうんだろうけれど、路線や従業員が引き継がれるのであれば、なにより。

ところで、

国営親方メラプティのガルーダはともかく、大量の新型機導入と早朝から深夜まで多数のフライトを飛ばすライオン・エアの一人勝ちの感がある国内航空市場、昨年一年間の輸送量統計(速報値)によれば、Garuda, Merpati, Citilink組が国内シェア約28.6%、Lion, Wings組が42.3%とこの2グループだけでシェア7割以上を占め、特に幹線では寡占状態になりつつあり、他には業界3位(13.2%)、地場資本のSriwijaya Airが新型Embraer機の導入など一人気を吐く以外は、事実上外資のAir Asia位、後は地方の小規模会社ばかり。それでも一度倒産したもののタイガー・エアウェイズ(星)の資本が入って運行を再開したマンダラ航空のような例もあり、相変わらず移り変わりは激しいようです。

利用者としては、安くて、定時に安全に飛んでくれれば、それだけでいいんですけどね。

もう暫く飛行機乗ってないな、どこか行ってこようかな。
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突然見おさめになってしまったBatavia Airの最新塗装機。これはB737-400かな。

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