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2013年2月20日 (水)

ソロにも寄り道、王様専用車見てきます。

ておき、ソロ市内に入って、ウォノギリ方面への支線が分岐するプルウォサリ駅で下車。

ここから分岐するウォノギリ支線では、途中の鉄橋の安全性が問題視されて終点ウォノギリまでの列車が運行休止となって久しいが、昨20128月から、途中駅のスコハルジョからソロ市内の併用軌道区間を経由し、ソロ・バラパン及びジョグジャカルタとを1日2往復結ぶ「Batara Kresna」号が、ジョコウィ・ソロ市長(現在のジャカルタ州知事)により鳴り物入りで登場、新型レールバス車両を使用して運行開始されていた。

が、ジェネレーターなど車両故障が相次ぎ、10月には運行休止となってしまった模様。

もぅ・・・試作車のような新型車を一編成だけ作って投入して、壊れたら運休ってのはもうやめようよ。KRDIでもいいし、安定して運転できる日本製KRDでもいいし、他線区の車両として共通運用を組んで、予備車をもつようにして、せめて運転は継続できるようにしないといけないと思うんだけれど。
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大きなガラスが印象的な、「Kereta Sultan」車両。屋根と柱が邪魔で写真撮りづらい…

 さておき、そのプルウォサリ駅前から、専用の高床式乗降ホームをもつ、ソロ・バティック・トランスと称する、一見BRTのような、(但し専用レーンも持たず、ホームの直前直後に路上駐車が跋扈して思うように走れない)市内バスでソロ市内の王宮へ向かう。以前の東ティモール在勤時代に来て以来だから9年振りだろうか。

今日はここでも一つ、見たいものがあるのでした。
在留許可所有者は外国人料金ではなく、インドネシア人(と同じ)料金Rp.10,000の入場券を買って王宮内に入り、今も王族が暮らしているその王宮内と、裏の博物館を一回り。なのだが、お目当てのモノがない。Museum Keretaというのがあったので、こっちかと思ったが、ここには馬車とか、籠のような類のモノが展示されているだけだった。

 どうしたもんじゃろか、と係員等に聞いてみたりするうちに、飲み物とお土産を売っていた売店のオバちゃんがピン!と来た模様。「あぁ、そういえば・・・」と、丁寧にメモ用紙に書いて貰った「Alun Kidul通称「Alun Selatan」にベチャで向かってみると、昔は王宮の一角、今は市民公園的なスペースになっているそこに、お目当ての客車2両がキチンと屋根を掛けられ、保存してありました。

 1輌は、ILW.4と標記がある、緑色とクリーム色に塗り分けられた客車。片方は展望室のような作りになっており、その記号から察するに、去年チャーター運転したKereta Nusantaraのような、大統領といった偉い人の巡察用の車輛だったのではないかと察せられる。
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「ILW.4」巡察車両。ここもせっかくなので、説明看板など立ててほしいです。

 もう一両は、やはり客車ではあるのだけれど、明らかに毛色が違う。「Werkspoor, Amsterdam, 1914と台枠に書かれた2軸の古いこの客車は、両側にオープンデッキを持っており、その手摺や窓枠の造作など、白い車体は古めかしいながら優雅な雰囲気を醸し出しており、何よりも天井から足元まで、カーテンを開ければ車内が全て見通せるあたりはローマ法王が行事の際に信者の前を走るための(あれは防弾ガラスだけれど)専用車をも彷彿とさせるような造りをしている。
 この車両、その昔は、クレタ・スルタンと呼ばれていたらしい。かつてはソロの王族が列車で移動する際には、この専用車内から、沿線で出迎え・見送る民に手を振ったりしていたんだろうなと古き良き時代に思いを膨らませてみた。

 今日の帰路はソロ14:50発の特急Argo Wilis号、バンドゥンからのスラバヤ行き。先日スラバヤからバンドゥン迄乗り通し奴の折り返し。もう一本後16:50発の1,2等急行Sancaka号があるのだが、これはもう1週間前の時点で1,2等とも満席になっていた。こちらだと10万ルピア少々で済むのだけれど、Argo Wilisだと24万ルピアもする(本日の場合)。同じ距離で、殆ど同じ設備の1等車で、所要時間もさして変わらないのに、割高感は強い。
のだけれど、今日もこの列車も満席だった。最近、日曜夕方のスラバヤ行きの優等列車は尽く満席で、金曜に「週末、何処か行こ」と思い立って駅に切符を買いに行っても、買えた試しがない。もうちょっと増便か増結か、して欲しいなあ。。。
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さあ、Argo Wilis乗って、スラバヤ帰りましょ。

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