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2013年3月25日 (月)

ブカシ線近況。

さて日曜日。同行の二人は夕方の公演(とその前のチケット入手)に備えて体力温存というので、こちらはホテル最寄りの中央線ジャヤカルタ駅から東葉高速1000系のコミューターに乗り込み、東線のブカシへ。

今回始めて気づいて驚いたのは、このスラバヤへ向かうPT.KAI一の大幹線であるジャワ北幹線の、しかもジャカルタの入口で、なんと単線並列扱いをやってたこと。
ジャティネガラの手前で東線パサールスネン方面からやって来たプルワカルタ行きの中距離客車列車と並走し、こちらがジャティネガラに停まっている間に向うが先発していったのだが、出発後間もなく、ふと左側の車窓に目をやると、上り線の筈の(インドネシアの鉄道は、複線区間では右側通行となるので、左側に走るのは対向の線路。)線路上にさっきの中距離列車が同じ方向に並走している! 
一瞬複々線化工事が完成したかと驚きかねない状況だが、次のチピナン信号所の手前でこちらが再度停車し、向うが先行し、右側線に転線して走り去っていった。どうやらこのジャティネガラ=チピナン信号所間の一区間のみこのような扱いをしているようだ。毎日100往復もの緩急様々な列車が行き交うこの路線でこんな綱渡り的な運用をしているとは思わなかった。そこまでする必要あるのか?そんな危険を冒すほどメリットあるのか?については不明。
追ってこちらがチピナンを出発すると、直ぐに左側線を対向の上り電車が通過していったが、結構厳しいダイヤが組まれているのかさっきの列車が遅れていたからなのか。
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ブカシに到着、折り返しを待つ東葉1000系コミューター。Rp.8,500出しても、始発から満席。

このブカシ線、4月1日からは、運賃がRp.2,000程度と廉価なエコノミー列車が全廃され、Rp.8,500以上するエアコンつきのコミューター列車のみの運転になると発表されている。既に今年に入ってから、タンゲラン線からは既にエコノミーの運転は全廃されており、同じ4月1日からは南西方向のスルポン線も同様にエコノミーが全廃される予定。
これに対して工場労働者や商人(エコノミーでのみ許可されている車内商人も含めて)といった低所得層の利用者(等)は激しく反発しており、今日25日は朝から、これに反対する多数のデモ隊がベカシ駅の構内に座り込み、ほぼ半日の間ベカシ線列車及びその先バンドゥン、スマラン、ジョグジャ等ジャワ島各地とを結ぶ中長距離列車が多数運休や大幅遅延を余儀なくされていた。
ボゴール線も早ければ夏、遅くとも10月までにはエコノミー列車を全廃するというのがPT.KCJの方針だそうだが、ボゴール線は路線も長く、特にジャカルタから一定程度離れたパサールミングやデポックといった地域には低所得層が住みエコノミー列車で通勤しているケースも多く、相当の反発が予想される。
ベカシのデモ隊は政治的介入もあり午後には解散したようだが、果たして今後どうなることやら。
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ジャテネガラ駅の手前で、本線の北側には機関庫が見えてきます。

ベカシからはジャティネガラで環状東線に乗り換え、パサールスネン経由で下車して一旦ホテルへ戻った。
午後から夕方にかけてはJKT48・TeamJの公演とその前のチケット入手の大混雑との戦い。終了後、東京から遠征組の2人は22時発のフライトで帰国するのでタクシーに乗せ込んで、最近は中国製の連接車ばかりとなったTrans Jakartaコリドー1のバスでホテルへ戻った。

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