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2013年5月26日 (日)

ブリタールへ行ってみた。

日曜朝。再度駅を訪問し、今日の夕方のスラバヤ行きの列車は相変わらず満席なのを確認した後、駅前で客待ちしていたオジェックで出発。先ずはスカルノ廟(Makam Bunkarno)へ。

ジャワ人の父とバリ人の母との間に生まれ、幼少期をここブリタールで過ごしたスカルノは、オランダ植民地時代に独立運動に身を投じ、大戦中には独立を目指し日本軍と協力した時期もあったが、戦後初代大統領としてこの国の発展の礎を造り、今なお有名な“デヴィ夫人”を第三夫人として娶ったことで日本では有名。
不遇な晩年を過ごしたものの、今なお国民の人気は高く、訪れたこの日も多くの観光客で賑わっていた。敷地内にはちょっとした博物館も設けられており、当時の写真を見ることが出来る。
Makambungkarnop1010001
ブン・カルノ廟にて。奥の建物がちょっとした博物館になってます。

ここから更に北上、市内から13kmほど走ったところにあるのがプナタラン寺院(Candi Penataran)。筆者的には、スラバヤ=ブリタール間の列車名になっていなければ全く知ることもなかったであろう本末転倒ぶりなのだが、このプナタラン寺院、この地域に13世紀末~15世紀中ごろまで栄えたヒンズー王朝であるマジャパヒット王朝における最大の遺跡の一つで、1197年~1454年までの約250年間に亘って、ここが信仰の場であったことを示す碑文が見つかっているそう。
入口の門衛所で帰朝し、寸志として少額の寄付を渡して中に入ると、園内は公園として綺麗に整備されており緑豊か、広々として明るい雰囲気。

入口には可愛らしい守門神ドヴァラバーラと、タンガル堂と呼ばれる塔が立ち、上部構造物こそなくなっているものの、奥には本堂の基礎部が聳え、上に登ってみると、北側に広がる園地と、その先には山岳信仰の対象だったクルード(Kelud)山を臨むことが出来る。
そうえいえば、Kelud Ekspres(スラバヤ=ブリタール)なるKRDE列車が一時期運転されて、あっという間に廃止されてしまったが、ここからの命名だったか。
Penataranp1010019
綺麗に整備されたチャンディ・プナタランの園内。

そのままバイクで市内へ戻り(途中、ブン・カルノ廟の前でローカルの原料を使っているとの触れ込みの、こ洒落たデザインの「Pinonika」なるブランドのチョコレートを、事務所へのスタッフに購入。売り子の女の子は高校で日本語を勉強してたとかで、たどたどしく「あなたは日本人ですか?」等と話しかけて来た。こーいうのにちょっと弱い 笑)、幹線道路沿いの道ばたでバスを掴まえ、次に目指したのは東隣マラン県との県境にあるカランカテス(Karangkates)湖。戦後賠償借款として実施された「ブランタス河流域総合開発計画」の一環として建設された多目的人造湖で、治水や発電を主目的としている。現在では湖畔に園地も設けられちょっとした観光地となっており、ロックフィル式ダムの堰堤を散歩することも出来る。

バスに乗っていたら、右手に立派な鉄橋が見えたので、手元の時刻表で程なく列車が通ることを確認して途中下車。ラホール(Lahor)橋と呼ばれる橋で、程なく現れたのはブリタールからの368列車プナタラン号スラバヤ行き。なぜか編成後部に1両、1等Eksekutif車を連結していたが、営業運行とは思われず。回送だろうか。
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Lahor橋を渡るプナタラン号スラバヤ行き。

その後、ダム湖畔をしばしお散歩したりしつつ時間を見て、この湖の脇を走り抜けるEka Bakti Karyaトンネルの出口と、ロックフィルダムを望む辺りで列車の到着を待ち受けるが、残念ながら途中から雨が降り出し、撮影は途中で断念。せっかく買ってきたばかりに新カメラ、ちょっと色々遊んでみたかったのだが。

そして道ばたからマラン行きのローカルバスを掴まえ、マラン市内と北方面行きの大渋滞に巻き込まれ、狭い車内で足がつりそうになってみたりしながら、夜22時近くになってようやくスラバヤの自宅に帰還。日曜夜のマラン市内とマラン街道、もうどうしようもない状況だね。さっさと高速道路の一本でも延長するか、マラン=スラバヤ間にシャトル列車の大増発を望みたいです、ホント。

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