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2013年7月31日 (水)

そろそろレバラン近しですねぇ。

毎日職場で新聞を見てみると、今日この頃しきりに目につく記事・広告というのがあります。

例えば、↓こんな奴。
レバランの時期の渋滞情報と、代替ルート情報に関する記事だったり、
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自動車メーカー各社の、各地の修理工場の場所・連絡先の案内だったり。

民族大移動・・・ ラマダン明けのレバラン、あるいはイドゥル・フィトリとも呼ばれる、この断食明けの連休ですが、今年は、(月の満ち欠けを見ながら最終的に判断されるので、まだ確定ではないんですが)8月の8日(一部宗派は7日から)始まる予定です。

ジャカルタからは日本の盆暮れ正月以上に人がいなくなるので、民族大移動・帰省シーズンだと言われますが、実は全てのインドネシア人がそうではなくて、ジャワ人、スンダ人、バタヴィなど、ジャワ島に住んでいる人達や、他の国に移民(ではないけれど、Transmigrasiといいます)していった元ジャワ島民が主な大移動層で、その他の島々、、、カリマンタンやスラウェシ、スマトラ、ヌサトゥンガラ、パプア等々といった人たちは、ムスリムであっても必ずしも帰省(Mudikといいます)する習慣はないんだとか。
それでも最近では、就職等でジャワ島に来た人や、政府系機関で働いていれば、職場は一斉に連休に入っちゃってるので、この休みにあわせて帰省する人ってのはやっぱり沢山いるとは思いますが。

まあそんな訳で、あと1週間ほどでレバランを迎えます。さて遠出はできないし、なにして過ごそうかな。誰か遊びに来てくれないかな。(苦笑)

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2013年7月29日 (月)

メダン おまけ。

さて空港連絡鉄道開通に沸くメダンでしたが、補遺というか、まあおまけ事項を一つ二つ。

以前2010年11月にこのメダンに来た時、駅の片隅に停めてあった幹部用の巡察車(Inspection Car)「Soeltan1」が今日も停まっていました。ちょっと国鉄PT.KAIの新CIにあわせた塗装に塗り替えられてますね。
今回はこの空港新線の開業に合わせて総裁他幹部も来訪しているみたいなので、その人たちを乗せて走ったのかな。

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「Soeltan1」ことU83301号車。展望台側はこんな感じ。
今日はまともな画角が取れませんでした。見づらくてスミマセン。
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なおこの客車、カスタマーサービスの職員氏によれば、貸切運転も出来るそうです。ジャワ島の"Nusantara""Toraja""Bali"を思い出しますね。メダンで十数人を集めるのはジャカルタ以上にハードル高い気がしますし(沿線に観光地もないから、鉄分の濃い方以外、あまり魅かれないだろうなぁ。)、なかなか機会を見つけるのが大変そうですが。

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ちなみに、以前の塗装はこんな感じでした。

ところで、今回の訪問時にちょっとこれまで足りなかった情報を聞き取り確認して、北スマトラ鉄道の列車時刻がわかりましたので、時刻表を作成してみました。
これからメダン近辺をご訪問される方、よかったら使ってやってください。
あ、空港新線ARSの時刻は↓下の方にありますんで、そちらご参照。
メダン=ベラワン間は、もう一年以上運転休止中の由。あらら。
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2013年7月28日 (日)

エコノミー電車、突然の全廃! JABODETABEK。

普段からお世話になっているJABODETABEK電鉄関連ニュースの第一人者と言っても過言ではないパクアン急行氏のブログによれば、ジャカルタ近郊を走る電車のうち、非冷房で廉価運賃適用の“エコノミ”列車がこの24日をもって全廃、25日始発からは全ての電車がAC付きの“コミューター”に統一されることとなったとのこと。
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屋根上乗車、ドア全開放のエコノミ電車も見納めですか・・・

従来から国鉄PT.KAIおよび首都圏電鉄運行会社PT.KCJがエコノミ全廃方針を掲げ、その都度貧困層利用客の激しい抵抗に遭いながらも、既にタンゲラン線及びスルポン線からは全廃、ブカシ線も一度廃止決定も、線路を占拠する激しいデモの発生により妥協案として1運用のみ運行を残していた状況で、最後の砦、中央・環状=ボゴール線も廃止は時間の問題かとは思っていました。そもそも、自動改札機を導入しても、2種類の運賃の列車が走る状況では、適切な料金収受は難しいからね。
先般の燃料補助金の廃止・削減時にコミューターの運賃が補助金対象となり実質的に大幅値下げになった事で、大半の旧エコノミ客がコミューターへ移行し、益々全廃カウントダウン状況ではあったのですが、
他方で、日本からの中古電車のうち、メトロ6000系列など故障で戦列を離れる車両が続出し、休車状態に近い103系を持ち出して対応する等車両繰りが逼迫している、この今、突然全廃されるとは思ってなかっただけに驚きました。巷で噂されている、JR東日本の205系導入がそのタイミングかな・・・くらいに思ってました。

廃車となったエコノミ車両のうち、1976年から80年代中盤にかけての一連の円借款によるJABOTABEK電鉄近代化プロジェクトで導入された、日本製の抵抗制御「レオスタット」電車のグループ、中でも初期の普通鋼製車体車は(一部保存の話がない訳ではないですが)全廃、既に徐々に西ジャワ州・プルワカルタへ廃車回送され、解体を待つ状況になりつつあるようです(2編成ほど、自動扉を修理した更新車がありますが、これはどうなるのでしょうね。)。ステンレス車体を持つ86~87年導入の中期車と、97年導入の日立製VVVF車については、自動扉を修理し、冷房化改造して再度投入するという計画も地元ファンからは伝わって来ています。

自動扉…当初新車投入時はちゃんと開閉していたのですが、いつしか故障し、修理がされず、これらエコノミ電車はドアを開けっぱなしのまま高速でジャカルタの街を駆け抜けていました。とても近代都市の乗りものとは言い難かったですが、電車好きの立場からは、開けっ放しのドアから身を乗り出してジャカルタの街を眺めるのはそれはそれで楽しいひと時でした。
そのエコノミ電車の車内では、新聞に始まり飲み物・食べ物、よくわからない雑貨まで色々なモノ売り、楽団などの大道芸をするグループ、掃除をして小銭をせびる物乞いなど、色々な人間模様を見ることもできましたが、これも全て過去帳入りしてしまいました。彼らは今、今後、どうしていくのでしょう。

今日はそんなエコノミ電車の思い出、2003年のインドネシアへの初赴任の頃の写真を中心に何枚か載せておきたいと思います。 
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当時はこんな特急色というか、富山地鉄雷鳥色みたいな塗装の車両もありました。

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ステンレス車と併結運用される編成は、銀色塗装になっているものもありました。

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オレンジ塗装、全検上がりでしょうか、塗り直したばかりでピカピカです。

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ちょっとすすけた感じの緑色塗装もありましたね。

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1994~2001年にかけて導入された、蘭Holec=INKA製のVVVF電車。
これは多くがディーゼルカーに改造されましたが、一部冷房付き電車として復活した編成もあるようです。

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ブキッドゥリの車庫内で整備中のHolec(左)と日本製ステンレス車体のレオスタット車。

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1992~93年導入のHyundai製VVVF車。
マンガライで休車中→後にスラバヤ近郊ディーゼルカーへ転身。

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赤青のHolecや都営三田線6000系と並ぶ日立製VVVF車(右)。
97年導入と新しく、調子も良いので、冷房化改造再投入が期待される形式。

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2013年7月27日 (土)

ようこそSQ、スラバヤへ!

今朝の当地紙「Jawa Pos」の一面は、昨26日(金)からシンガポール=スラバヤ線に就航したシンガポール航空の到着セレモニーの様子が一面を飾っていました。
これまで当地スラバヤとシンガポールの間は、系列近距離子会社のSilk AirがA320型機で1日2便飛ばしており、SQとのコードシェアでもあったので取り立てて不便を感じていなかったのですが、今回朝の1往復が正式にシンガポール航空の機体に置き換えられることになったわけです。

実は同社のスラバヤ便は初めてではなく、以前8年前まではSQ便として当地に乗り入れていたのですが、その後シルクエアー運航に変わってしまっていました。シンガポール航空の機材では大き過ぎたんでしょうね。(※この項事実関係に基づいて一部修正しました。)

今回投入されたのは、2クラス285席のA330-300型機。MIのA320-200に比べれば、提供座席数でいえば約5割増といったところでしょうか。
で、乗客になる側の立場で考えると、どうでしょう。
・ワイドボディの大型機で、エコノミーでも各座席に個人モニターがつく機材になること、
・提供座席数が多くなって多少なりとも価格が下がるかもしれないこと、
・☆G会員としては、スラバヤの出発時からラウンジを使わせて貰えること、
といったメリットがありそうですね。
次回も一時帰国はこれかな??
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歓迎の放水を浴びてジュアンダ空港に到着するSQのA330機が一面カラーで。

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2013年7月26日 (金)

クアラナム新空港開港!(まだまだですが)

さて長くなっちゃったんで2つに分けました。25日の続き、同日開港したメダン新空港ことクアラ・ナム空港(KNO/WIMM)です。
既に書いたとおり、今回は“ソフト・オープン”、2本予定されている3,750mの滑走路は、今回は北西側の1本だけが供用開始されています。
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本日開港!クアラナム新空港。ポロニア旧空港に比べると、余裕ある広さですね。
位置関係はこんな感じです。遠いですねー。
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ARSのクアラナム空港駅からターミナルビルの方へ歩いて行くと、いやぁ、如何にも“ソフト・オープン”だというが良く判る状況です。
取り敢えず空港としての最低限のオペレーションはこなせるように突貫工事でギリギリ間に合わせたのでしょう。ビルの内外装工事はまだまだあちこちで作業中、資機材がそこかしこに転がってます。
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空港ターミナルからARS鉄道駅へ入った発券カウンター。左奥に列車の頭が見えます。
エスカレーターで出発階フロアに上がり、多少混乱が見られるクルマ寄せをチラ見しつつターミナルビル建屋内に入ると、ビルの内外は多くの人でごった返してますが、どうやら過半はヒマ潰しがてらやって来た見学客という雰囲気。今日は平日なのだが、いいのかな。
今朝方挨拶がてらちょっと話をしたメダン総領事館の人も懸念していたチェックインカウンターは、会社によっては(Air AsiaやLion Airなど)それなりの長さの列も出来てたけれど、今日落花生。が利用予定のSriwijaya Airは、一部カウンターで荷物預けタグの機械が故障していた位でそれほど大きな混乱もなく、長時間待たされることもなく無事にチェックイン。空港使用料は35,000ルピア。
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各社のチェックインカウンターが並ぶ出発階ロビー。ごった返してますが、案外問題なかったです。

先ずは出発階フロアを一回りしてみて殆どお店が空いてないのを確認して、自動改札に搭乗券のバーコードを当てて制限区域内に入ると、見送り・出迎え/見物客の入れないエリアは混雑とは無縁なゆったりとした状況… と思ったら、こちらもお店が殆ど空いてない。ってか、飲食できる店は皆無。。。 まあ、ラマダンの時期中だから、飲食できなくても問題ないってことなんでしょうか…
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自動改札機にバーコードを当てて搭乗待合室エリアに降りて行きます。

 有料ラウンジもまだ設置工事中のようで、オープンスペースの一角を区切って“ラウンジ”としてるだけで結構な混雑で、メダンは華人も多いし外国人旅客も何人もラウンジ入ってるんだからラマダンは関係ないと思うけど何故か食べ物なし、(フロア全体そうなのですが)冷房の効きも悪いようで、わざわざ今日は750円の料金払って入る気になれず… 
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搭乗待合室フロアは流石にゆったりしてますが・・・
コンコースではお店が全然開いてない・・・ 
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もう一つ懸念していたのが、新空港開港初日、離発着便がスムーズに運行できるか?という点。
なのですが、出発案内のTV画面を見る限り、「Delayed」と表示されていたのは1~2割程度、普段の他の空港とあまり大差ない、意外と頑張ってる感じ。
でしたが、搭乗ゲートの誤案内や変更案内放送は頻繁に入っており、まあそれなりの混乱はあった模様。
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「遅れ」の表記は1便だけですが、実はもっと沢山遅れてるんじゃないかなあ。
落花生。のSJ015便だって、この時点で既に30分遅れの連絡入ってる訳だし。

当方のジャカルタ行きSriwijaya Air SJ015便も、前日までに「30分遅れ」のSMS/電話連絡は入って来てましたが、結局更に1時間遅れて結局出発は15時過ぎになっちゃいました。空港側の責任というより、航空会社側の責任なのかもしれないけど。
まあ、ジャカルタで(当初は友達と食事しようかと検討していたため)乗継時間たっぷり余裕取っといてよかったよ…。
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それでもまだピカピカの空港、気持ちいいですね。
全面開港すると、ジャカルタ・スカルノ=ハッタに次ぐ国内第2の規模になるそうです。

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2013年7月25日 (木)

メダン新空港連絡鉄道、開業!

明けて25日。今日はこのメダンでクアラ・ナム新空港が開港し、これにあわせてインドネシア初の空港連絡鉄道となる、ARS(Airport Railink Services)が開通する日です。今回のハイライト(その3)ですな。

以前この空港の開港遅れの話と、空港新線で使用される車輛の話を少し書いたことがありますが、結果的に、新空港はソフト・オープンと称して取り敢えず滑走路一本だけ、これはまあ成田だってそうだったから判らんでもないんだけれど、空港ターミナルもホントに仮開業といった感じで、取り敢えず飛行機が発着できるようにしただけ、な状況のようです(長くなるので空港ターミナルの様子については明日の日記で)。
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クアラナム新空港駅に到着したKRDE車使用のARS列車。
ホームドア付きのキャノピー(前方の白い壁のガラス張りの部分)の長さが足りてないです…。

で、その空港新線ARSですが、韓国宇進(Woojin)社製のディーゼルカー3連2本は結局開業に間に合わず、取り敢えずジャワ島で使っていた、元JABOTABEKのHolec電車改造のAC付きKRDE5連2本をはるばるこの北スマトラに転属させ、当座の運用に就かせることにした模様。
この路線用に日本製のMCW302系列の気動車を更新・冷房化改造した車両も用意したのだけれど、こちらは何故か転配置されずそのまま。今後、スカブミ線の再開か、ジョグジャの近郊輸送用に用いられるという説もあるけれど、まだよく判りません。

空港連絡列車の運転はメダン発4:00~20:00迄、クアラナム発が5:05~深夜0:15発までの1日10往復。メダン発の初便から、メダン到着最終便までのフライトに接続する形でのダイヤ設定となっています。
この新空港、メダン市内にあったポロニア旧空港に比べ、メダン市当方約30kmと離れた立地で、用地買収の遅れから高速道路の建設が遅れており開通時期未定となっているため、連絡バスやタクシーでは渋滞状況にもよりますが1時間以上かかる可能性もあり、この連絡鉄道、一定の利用価値がありそうです。
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そのARSの時刻表はこちら。8月までの暫定ダイヤになってますね。

この開業に合わせてメダン駅は大幅にリノベーションされ、駅ビルの2階にARS用のターミナルを設置。北隣りに隣接してクルマ寄せつきの2階建ての専用入口も設けられました。発券カウンターはオープンスタイルで明るく、ここで対面式で列車の指定券を買えますが、横には(国内銀行発行のものに限られますが)クレジットカード用の電子カード式乗車券が発券可能なe-Ticketingと称する自動券売機(窓口で購入すると、レシートのような、あるいはLCCのチケットのようなバーコード付きの切符になります)が設置されました。
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クレジットカード専用自動券売機 と、
JABODETABEK電鉄みたいな電子カード型の乗車券。座席指定番号はどこに書いてあるのかな?
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このフロアには航空会社の窓口が設けられる予定で、将来的にはシティ・エア・ターミナル的機能を持たせたいようです(今日の時点ではまだ工事中で各社とも未入居)。更に国鉄PT.KAIの支社(Divre)の事務所が入っていた駅ビル上層階には“ステーション・ホテル”も入る予定。

今日は朝4時の初列車に併せ、バンドゥンの本社からやって来た国鉄PT.KAI総裁も出席してセレモニーも行われたようですが、10時半頃に駅に到着した時点では、既にごく通常どおりに運営されているようでした。
3人ほどで対応している発券窓口には併せて10数人の乗客が並び、TV画面には本日出発する各列車の残席状況が表示されています。現在の5両編成のKRDEは固定クロスシートで1編成の定員は約300人ほど。これが9月に第一編成が導入される予定(第二編成は12月だそうです)の韓国製新型車に替わると、3両編成で定員は180人ほどに減少するそうです。今日はこの時点で11:10発のU14A列車は残席89となっており、初日という事もあってかそれなりの売れ行きのよう(実際に乗ってみたら、満席でした)。昨日のうちに下見に来て、切符も買っておいてよかったな。
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発券カウンター(上のTVに各列車の残席数表示) と、
今だけ?になるかもしれない、手書きの印刷チケット。
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JABODETABEKに続いて自動改札も設置。こっちの方が高性能そうね。

そのターミナルから新設された跨線橋で駅構内を跨いで東側にARS用の専用ホームが設置されました。自動改札にカード式乗車券、またはレシート・チケットのバーコードを当てて改札を通り(今日私の持っているチケットは、恐らく唯一のものになると思われるもぎり式の手描き券なので、改札機の横から入れて貰う。)、エスカレーターで1階に降りると、ホームドアつきの新しいホームの両側に紅白に塗られたKRDE2編成が待機中。
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ホームドア付きの乗車ホームは(Trans Jakartaを除けば)インドネシア初かな?

この列車、上述のとおりあくまで仮のものとして通勤型ディーゼルカーで代替運用しているため、アコモもそのレベル、荷物置き場もなく空港連絡鉄道車両としては全く不十分なのだけれど、まあ今はしょうがないでしょう。にしても、運賃8万ルピアってのは、若干高い印象です。バスなら1万数千ルピアで行くみたいだし、ジャカルタのDAMRIの空港バス(7月10日から3万ルピアに値上げ!)と比べても、強気な設定です。それでも今日は物見客も多くてか、満席。専用のステュワーデス2名も乗り込み、検札や案内放送を担当。
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車掌さん(左)とステュワーデスさん。ステュワーデスさんは検札を担当。車掌さんは?

10:47に本線の急行列車「Sribilah」が出発したのに引き続き、こちらのARS列車も汽笛一斉、満員の乗客を乗せてメダン駅を出発。
このARS、空港新線とは言っても、新たに建設されたのは空港近くのアラスカブ(Araskabu)迄は在来線を走り、ここから4kmほどの区間のみが新たに建設されています。高速道路と異なり、用地買収が少なくて済んだのが、ちゃんと開港に間に合った重要なポイントでしょう。
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あまり空港連絡列車っぽくない車内ですが、初日の今日は満席でした。

発車後大きく左(東)へ進路を変えた列車はメダン市内の裏道を走り、市街地を抜けると速度を上げた。このARS、終点クアラナム迄はノンストップで、分岐駅のアラスカブも通過。所要時間はメダン発クアラナム行きは37分、空港発は37~47分と列車によって多少の所要時間差がありますが、これは単線の本線区間における対向列車との交換待ちの都合かと思われます。
そのアラスカブで分岐し左へ向きを変え、空港取付道路の高架を潜ると、あとは終点まで一直線。上り下りの空港取り付け道路に挟まれながら東北東へ直進、2本の滑走路のうち今般供用開始した1本が左手に見えてくると程なく終点クアラナムに到着。定刻でした。

こちらもホームドアが設置された立派な駅ですが、韓国製車両+αの4両分しかキャノピーが用意されておらず、5両編成のKRDEでは最後尾の1両分と少しは建物外に停車。乗客は前の車輛に荷物抱えて歩いて行かなければならないという若干のお間抜けさ(更に、この車両のドア閉め切りはしてないため、一旦屋外のホームに出てしまう乗客も。)はまあ御愛嬌でしょうか(冒頭写真参照)。

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新装なったメダン駅。左の二階建ての建物がARSターミナルの入口で、右の本屋2階へと繋がっています。

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2013年7月24日 (水)

初ペナン島、そしてメダンへ(ポロニア空港最終日)。

今日も早起き。マレーシアは1時間時差があって進んでるんで、少し急がないといけない。
ハヂャイから良く整備された道をロットゥーで飛ばして1時間のサダオ・ダンノーク国境を越えてマレーシアへ入り、更に一段と良くなった道、アロースターからは高速道路となり110km/hほどで更に快走し、バタワースに到着したのは11時頃。ホントはハヂャイからバンコク=バタワースを結ぶ国際列車に途中乗車して国境を越えたかったんだけど、この列車はちょっと時間的に遅すぎるため、断念。昔KL=ハヂャイ間の列車に乗った事あるから、まあ今回はいいや。
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バタワースからエリーでペナン島へ渡ります。料金は1.20リンギット(約45円)

バタワースからそのままフ頻繁運航のェリーでペナン島へ渡り、ペナン事務所を訪問、在勤の同僚2人と会ってお昼ご飯。
折角の初ペナン島、中々暮らしやすそうな所ではあるのだけれど、今回は時間もなく慌ただしく、世界遺産の旧市街も市内バスから眺めただけで、ペナンヒルのケーブルカーも乗れなかった。まあもう一回来るかね。
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ペナン島のEastern & Oriental Hotel。シンガポールのラッフルズ・ホテルに似てますね。

それでも折角なので、(一昨日は列車を眺めたこともあり)市内のEastern & Orientalホテルをちょっと覗き、シンガポールのラッフルズホテルを彷彿とさせるホテルの喫茶店と土産物屋をちょいと冷やかし(「ペナン島のトラム、トロリーバスと鉄道」なる写真集が売っていたのはメッケものでした。)。
その後は夕方16時5分発のWings AirのATR機で対岸のスマトラ島・メダンへ飛んだ。この区間、首都でもない地方都市間を結ぶ路線で、Air Asiaが飛んでいるのは知っていたのだけれど、今回調べてみると同社だけで毎日4便、これにLion-Wingsが4便、GarudaとSriwijaya Airが各1便、それにマレーシアのFirefly社がやはりATRで毎日1便飛ばしている繁忙路線だとは驚いた。そんなに需要あるのかと思いきや、このJT/IW1289便も満席だった。他に高速船やフェリーも運行されてる訳だし、やっぱりマレーシアとスマトラの結びつきって、強いんですね。
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ペナンからメダンへWings AirのATR72-500で。こんなに流動の多い区間とは思わなんだ。

到着したのは,メダン・ポロニア空港。市内に極めて近く、というか殆ど市内にあって利便性の高い立地だったのだけれど、ご多分に漏れず狭隘で老朽化も激しく、拡張も困難だったことから、市内の30km東方のDeli Serdangに新たにクアラ・ナム新空港を建設して移転することとなりました。今日はそのポロニア空港の供用最終日。
といっても空港自体にはお別れの飾り付けがあるわけでもなく、幾つかクアラ・ナム新空港への交通案内を示す立て看板が立っていた程度で、お別れムード一色という雰囲気ではありませんでした。こんなもんなのかね。日本だったらこの手の“最終日”なんて大騒ぎだと思うのですが。
唯一、入国審査のカウンターに「Good bye Polonia」とタイプ打ちされたメッセージが置かれていたのが、職員の心尽くしなのか、ちょっと一抹の寂しさを感じさせるものだったと言えるでしょうか…。
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今日が最終日のポロニア空港の片隅には移転を知らせる大型バナーと、

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新空港への交通手段を知らせる立て看板がある程度・・・

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2013年7月23日 (火)

究極のローカル線とも言われています♪

今日はリベンジ。
前夜のウチにホテルでクルマを手配しておいた。朝4時に約束どおりに現れたのは少し前の型のカローラ。涼しい早朝から冷房ガンガン。
これでキリラッタニコムまで夜明け前の道を飛ばすが、地方道路にもかかわらず(インドネシアに比べて)ホントに良く整備されているのに驚かされる。予想より遙かに速く、5時過ぎには着いてしまった。

で、このキリラッタニコム駅、というかこの27kmほどの路線。今回のハイライト(その2)。知る人ぞ知る“究極のローカル線”で、列車は1日1本。しかも、朝6時に終点のキリラッタニコムを出てスラタニに向かい、折り返しは夕方16時55分にスラタニを出発してキリラッタニコムへ向かう1往復のみ。終点の街には宿もなく、17時55分にこの駅に到着してもスラタニや他の街に向かうバスももう終わってしまっているという、極めて乗り潰し派には優しくない路線なのです。
なので、本やネットで調べてみると、スラタニでクルマを手配して先行させ、キリラッタニコム駅前で待って貰うとか、中にはレンタカーで昼間にこの駅まで来てクルマを停めておき、昼間は運行しているバスで一旦スラタニに戻って列車に乗ったなんて人もいるから、皆苦労しているのが判る。

で、今回当方がとったのは逆転の発想・手段。殆どの人は夕方の下り列車に乗ってるみたいなのだけれど、今回落花生。は朝の上りを掴まえることにしたわけです。
借上車代は1,000バーツ(約3,500円)。ちょっと前に、列車が遅れて予定していた列車に乗り継げず、タクシーで追いかけたという古い友人かつブログ友のいかさまさんを、FB上で「よくないね!」等と茶化していたけれど、やってることは大差ない気がするな。うーん... (-_-#)
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夜明け間近のキリラッタニコム駅で出発を待つ1日1本のローカル列車。

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ところでこのDLはインドネシアのGE製CC200型と同型なのかしら?

早朝のキリラッタニコム駅、5時過ぎにタクシーで到着した時にはまだ真っ暗だったけれど、490列車スラタニ行き、6時の出発時にはようやく明るくなって視界も開けてきた。これならOKだ。早朝の涼しい空気を切って列車はゆっくりと走りだす。
沿線はパーム椰子のプランテーションと、雑木林と、小さな無人駅が幾つか続く南部タイの田舎の典型的な風景が続く。中には木製橋も残っているらしいが、こちらは乗っているだけではよく判らないな。
各駅で少しずつ乗客を拾い、終点スラタニに着く直前には2両の客車(と貨物車1両)の座席はほぼ満席の乗り具合。まあタイ国鉄の場合、貧困者対策で国民は3等車の運賃は無料になっているらしい(政府から補助金が出る)ので、あまり関係ないのかもしれないけれど。因みに有料の筈の当方外国人、車掌に申し出たのだけれど、「あ、いいから」と、何故かタダ乗りする事になってしまいました。これだから親方○○企業はイカンね…
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まだ夜も明けきらぬ早朝の無人駅で乗客を拾いながら進む。

スラタニ到着は15分ほど遅れて7時13分頃。ここからは6時28分発のバンコクからの快速167列車カンタン行きに乗継。
計算が合わないですか? まあ昨日の特急の遅れから想像していたとおり、この快速も70分ほどの遅れで7時半過ぎ頃に到着したので、問題なく乗り継げた訳です。
この列車でスラタニから南へ下り、途中のトゥンソン・ジャンクションで本線から分岐して93km、アンダマン海を目指し、終点カンタンまでは約5時間、2等座席(非冷房)で146バーツ。
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予定どおり、遅れのカンタン行き快速列車に上手く乗り継げて、ちょっと、してやったり感。

カンタン線は途中のトランまでは急行列車の設定もあり、以前はJR中古の寝台車が連結されていたが、現在では事故廃車の影響もあり、残念ながら一般のステンレス製寝台車に置き換わってしまっていた。

終点のカンタン駅の古い木造の瀟洒な駅舎はちょっとした博物館になっており、鉄道関係の機械や備品が展示され、古い切符を模したキーホルダーのようなお土産品も売ってます。更に駅舎の脇には運転関係施設を転用したのか、「Love Station」なる小綺麗なカフェが設けられ、駅構内にはやはりJRから中古で輸入されて使われた後に廃車となったキハ58系気動車などが展示された小公園になっており、ちょっと今後の整備に期待がもてます。ただ、キハ58に積まれていたDMH17系エンジンは、タイ国鉄が自ら発注した気動車に比べても非力でメンテナンスも難しかったので早々に戦列を離れたらしいけれど、動力取り外して客車化する事も難しかったんですかね。残念です。

さあ今日は早起きして眠い。ロットゥー(インドネシアで言うところのトラフェルみたいなもの。ハイエースとかのミニバスを使った交通機関。)を乗り継ぎ、ハヂャイへ向かうことにする。
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カンタン駅構内には2両のキハ58系が保存されていました。ドアのガラス割れちゃってる…

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列車は1日1往復しかないけど、駅には小洒落たカフェ「Love Station」。
別に、メイドカフェとかじゃぁないですよ。

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2013年7月22日 (月)

久し振りのバンコクから南へ。

昨日は朝、1時間ほどの遅れでバンコク到着後、M森君(が未乗だというので)と市内ウォンウィァンヤイ駅から延びるマハーチャイまでのローカル線と、ターラット・プルーから市内南西部をサトーンに向けて走るBRT(トランスジャカルタみたいなもの)に試乗。シンガポールに帰国する彼を見送ったあと、夕食はバンコク近郊在住のODA関係の友人K島さんと市内アソークの和食屋で、居酒屋なのにTVがないというので、お店の人が貸してくれたタブレットで選挙開票速報を見ながら乾杯してました。
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有名なマハーチャイの線路市場をかき分け、日本製ディーゼルカーが到着。

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こちらはまだ有名じゃない、バンコク南西部を走るBRT(専用レーンを走るバス)とカード式の乗車券。

明けて月曜朝。早起きしてファラムポーン駅から乗り込んだのは、8時05分発、南部スラタニ行きの特急43列車。韓国大宇製の2両編成のディーゼル・ラーン列車で、こちらもまた外国人観光客が半分近くを占める。発車すると間もなく、女性係員が菓子パンと飲物を配りに来た。この列車、ちょっと驚いたのは、サムイ島への玄関口となるスラタニ行きなので,彼らファランは皆そこまで行くのかと思いきや、ホアヒンやプラチャップ・キリカーン、チュンポンなど、途中のそれほどメジャーでもない駅で下車し、またそれらの駅から入れ替わりに外国人観光客が次々乗り込んでくること。彼らパッカーのマイナーな観光地を探してくる調査力・行動力には敬服するし、SRT側にしても指定券も随分上手く売ったもんで、殆ど空席のまま走る区間がないような、効率の良い売り方。大したもんだ。
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特急列車の車内でお昼ご飯。デザートにランブータン付き。
大したものではないけれど、車窓を眺めながらの食事はやっぱり美味しい♪

当初バンコク近郊での徐行もあって、カンチャナブリ方面への路線を分けるナコンパノムあたりでは既に40分以上遅れてしまい、ちょっと先行き不安になってきた。次の乗継は10分しかないのだから。
まあ焦っても仕方がない。雨も降りだしたし。
取り敢えず車内で配られた早めのお昼ご飯を食べていると、クローン・ターコット駅では見慣れぬ列車とすれ違い、と思ったら、これはEastern & Oriental Expressじゃあないか。シンガポール=バンコク間を3泊4日かけて月に2回程度だけ走る、一番下のクラスでも一人23万円はするという豪華列車だ。おぉこれは幸先がいいというか、日頃の行いがよいということなのかもしれない(いや待て、本当に良ければ、乗れるチャンスの方が来る筈だな。)。
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Eastern & Oriental  Express キターっ!! これに乗れる日は来るのかー!?

 そんなこんなで途中から雨も強まり、結局65分ほどの遅れで17時50分頃、終点スラタニに到着。16時55分発の489列車、1日1本だけのキリラッタニコム行きは接続待ちをせずに既に出発してしまっていた。
 仕方ないのでスラタニ市内(駅は隣街のプン・ピン市街地にあり、市内とは20kmほど離れている)に向かい、今日はこの街泊まり。
 雨の中、傘を忘れたことに気付いて濡れながらの宿探し。お目当ての列車にも乗れなかったし、負け犬感強い。
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1時間以上遅れて終点スラタニに到着。後半は結構飛ばしたのですが。

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2013年7月21日 (日)

やっぱりブルトレはいいねぇ♪

さて温泉で気分良くなった後、土曜の夜は早速、今回のハイライト(その1)です。
シンガポール在住の旧友M森君が熱心に誘ってくれたそれは、ここチェンマイとバンコクとを結ぶ特急列車で運用されている「ブルートレイン」。かつて日本国内各地を網羅していた夜行列車も現在ではほぼ全廃。不要となった寝台車や座席客車のうち一部が、JRからマレーシア(前回「マラヤンタイガー・トレインで乗りましたね)、フィリピン、そしてここタイに輸出されてきて、活用されているのです。
タイでは、当初臨時列車、そのあとバンコクと南部トランとを結ぶ急行列車に連結されていましたが、こちらは脱線転覆事故で廃車に。その他、東のウボンラチャタニー方面行きの路線に連結されたり(こちらの12系座席車には乗車経験あり)していましたが、現在ではこの外国人観光客も多数利用する、チェンマイ路線の特急13/14列車で運行されています。
以前はタイ国鉄SRTのサイトで予約発券が出来たのですが、現在は取り扱いを中止しているようで、M森君が代理店を通じて手配してくれ、無事に二等寝台(旧B寝台車両)の上下段を抑えることが出来たわけでした。因みにお値段は、下段で881バーツ。日本に比べれば格安です。

ところが、去る17日未明、このチェンマイ路線のプレー県内デンチャイ駅付近で特急列車の脱線転覆事故(またかよ)が発生し、ネットニュースサイトには横倒しになって転がるカラフルな寝台車の写真が大写しになってました。おいおい。見る限り、JR中古の車両ではなさそうなのは幸いだけれど、大雨で路盤が緩んでの事故らしく、そうすると復旧まで時間がかかる?と心配になりますよね、当然。
まあ、途中代行バスで走ってみるというのも一興ではあるのだけれど、折角なので全線乗り通したいし、空港から先ずはチェンマイ駅に向かって駅で確認してみると、どうやら既に全線を通じての運行は再開されているらしく、一安心でした。
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チェンマイ駅で出発を待つブルトレ車両。紫色はタイでは高貴な色です(日本でも昔はそうでしたよね)。

温泉から駅へ戻ると、やあやあ、紫と紺色に塗り替えられた(タイでは紫は高貴な色)ブルートレイン編成の特急14列車バンコク・ファラムポーン行きが出発を待っています。両端には荷物車と電源車、それに韓国大宇製と思しきステンレス製の一等寝台車と、派手な色違いの食堂車が編成美を乱してはいますが、長編成のブルートレインですよ。ワクワクしてきました。
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ワクワクしている乗客1。 別にサボをどうこうしようというわけではありません。

指定された6号車の寝台(その後、離ればなれになってしまった隣のボックスのグループと席を交換)に落ち着き、列車は定刻16時に静かにチェンマイ駅のホームを離れます。
隅っこのボックスということで向かいの席は車掌さん。後で話してみると、結構趣味で鉄道員をやってるような人で、手持ちのタブレットからは、全国各地の色んな鉄道車両の写真が次から次へと出てくるし、なにせJRの寝台車が大好きなので、チェンマイ路線に好んで乗務しているというのだから筋金入りだ。大いに盛り上がる。
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ヲタ車掌さんと。手に持っているのは食堂車からのケータリング・メニュー。

夕食は隣の食堂車で。ここは冷房がついておらず開け放たれた窓からは走行音が盛大に入ってくるけど、他方で車内は乗客の過半を占める欧米人観光客のパブと化しており、こちらも負けじと盛大に盛り上がっていました。我々もその一画に席を占め、夕陽を浴びながら、流れゆく車窓を眺めつつ、辛いタイ料理をつまみに戴く冷えたビールはサイコー!な、ブルートレインの旅なのでした。
あ、その事故区間は、結局夜中になってしまったのでよくわかりませんでしたが、件の車掌氏曰く、もう片付けちゃったよ、とのことでした。
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食堂車でご機嫌な二人。料理はまだかー。

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特急列車の脱線転覆を伝える地元紙。読めませんけど。

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2013年7月20日 (土)

異国で温泉は、よい♪ 

機内ではゆっくり横になって眠れ、KLのLCCTターミナルに着いたのは深夜1時過ぎ(現地時間)。出発ロビーで寝てようかと思ったら、乗換カウンターにAirAsiaの職員がいなくて、警備担当とひと悶着。結局トランジットできず、指示に従い一旦入国する羽目になったが、ビザ必要な人とか困るだろうにね。
そのまま出発ターミナル前のマックでうつらうつらしながら夜明かしし、乗り継いだのはAK1914便チェンマイ行き。こちらは夜行便からの乗り継ぎ客も交えてほぼ満席。取り敢えずもう一回寝る。

チェンマイ空港でシンガポールから飛んできた四半世紀来の友人M森くんと待ち合わせ、一旦駅に移動した後、今日の目的地は、市内東方にある温泉♪ 都合よくタクシーがなかったんで、ソンテウ(ピックアップトラックの荷台を客席にした乗合ミニバス。本来は。でもしばしばチャーター利用される)と交渉して、出発。
で、その東のサンカンペーンにある温泉。
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温泉です 笑

大浴場ではないんだけれど、綺麗な個室の浴槽に張られたお湯は、結構硫黄の香りがする日本人好み。泉質を詳しく語れる知識はないけど、肌がスベスベになる感じですね。公共浴場ではなく、リゾートホテルの日帰り入浴なんで、1人350バーツとそれなりのお値段ですが、二人ともいい気分になってました。こうなると、ビールが欲しくなるね♪ 

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温泉の内部。所謂サービスショットです 苦笑


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2013年7月19日 (金)

夏休みでGo!

さて、今晩から夏休み。いつも夏みたいなこの国でも、ここは日本基準で、ウチの職場では7~9月までのうちに3日間の休みがとれます。今回は、上司の一時帰国の都合等を考慮したら、偶々この時期に取れる事になりました。行き先は、友人の誘い(後述します)もあって、先ずはタイへ飛ぶ事に。

今日金曜日は仕事が終わってから上司の家でローカルスタッフと一緒にブカプアサ(断食明けの胃に優しい食事を食べながらお喋りする、まあ一種の社交行事ですね)の後、18時半過ぎに失礼して空港へ。
今日のフライトは21:10発のAir Asia AK1391便KL行き。
1週間ほど前にネットで買った時にはRP.598,000と安かったのだけれど、今日のチェックインカウンター、いつも大混雑のエアアジアらしくなく、ガラガラ。聞いてみると、今晩の乗客はエアバスA320に僅か10人だけだという。おやまあ。変に座席指定なんかしとかなくてよかったよ。しかしこんな搭乗率で大丈夫なのかね、この路線…。

まあ、そんなわけで当然ながら搭乗もスムーズ、定刻前に出発できそうな雰囲気です。横3席占有して、横になって寝ていけるな、これは。
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ガラガラのエアアジア機で夏休みへ。
何かの特別塗装みたいだけど、エアアジアは標準塗装の方がないと言っていいからねぇ…

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2013年7月15日 (月)

たまには真面目に@ジャカルタ。

今回のジャカルタ最終日14日(日)、今日は午後に市内南方のウィジャヤ地区で用事があるだけで午前中はフリー。なんだけれど、昨晩はFXで日本からの友人達の主目的の一つ、JKTのラマダン・イベントにお付き合いした後、更に飲んだりしてからホテルに戻ったら結構遅くなってしまい、朝はちょっと寝坊。
チェックアウト後、ちょっと電車に乗ってジャティヌガラに寄り道してから、マンガライで乗り換え・久々登場の103系低運車+高運車の8連が環状線に入って来てびっくりの列車に乗ってスディルマン駅で下りようとしたら、ドア前で偶然にもタンゲラン経由で空港へ向かって帰国するという友人K原君とと一瞬遭遇して更にびっくり(聞くところによると、タンゲランからバジャイとオジェックを乗り継いで空港へ向かったらしい。しかもスーツケース抱えて 汗)。その後はTransJakartaでブロックM、タクシーで目的地のウィジャヤへ。

暫くのお勉強の後、帰路は一旦またブロックMからバスを乗り継いでホテルへ一旦戻り、預けておいたトランクをピックアップした後、タクシーでまた南下、スナヤンのイタ飯屋で離任する友達の送別ご飯。本当は昨晩は南のホテルにしたいところだった。
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久々の103系低運キターッ(E21編成っていうらしいです)。

今日の戻りは21:40発のCitilink、QG809便。最近在留邦人の間では遅れが多くて使い物にならないと評判の同社だが、今日は定刻8分前に動き出すスムーズな出発で、飛行機も新しくて快適。250円余計に払って非常口前座席を事前指定しておいたので足下広々、直前までちょっと飲んでいたこともあって爆睡、一瞬でスラバヤ着きました。

ジュアンダ空港からの帰路は、いつもは前払定額制タクシー(従来は我が家のエリアまでRp.84,000 +高速代)なのだけれど、先日の燃料代値上げの影響で我が家のエリアまで10万ルピアに値上げされたと聞いていたので、今日はやはり最近から空港乗り入れが認められるようになったメーター・タクシーを使って帰ってみることにしました。
こいつが怖いくらい飛ばしまくる運ちゃんにあたり、ウチまで23分で着いたのだけれど、料金は11万ルピア超。何だ、こっちの方が高くついちゃったじゃないか (- -#)。
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<おまけ> 土曜夜のJKTのラマダンイベント入場券。
時期が時期なだけに全員ミニスカートなし、Gパン姿でした。

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2013年7月14日 (日)

ジャカルタには色々あり 笑

さて長くなりそうなので、土曜日の続き。
今日は昼から昨晩の友人達のお供なのだけれど、その前にちょっと寄り道。自動改札用専用改札口を作って古くからの駅舎の供用を取りやめたマンガライで一旦下車、線路沿いに少し南に下って、お馴染みのパクアン急行氏がブログで紹介してくれた、鉄道土産物屋「Prasasti」さんへ。雑誌「Majalah KA」と提携しているそうで、Depokの本社の直営店と品揃えは殆ど同じ。。。以前あった「Rail Shop」と同様、相変わらず日本人的に購買欲をそそられるものが殆どないのだけれど、それでも友人達へのお土産を幾つか調達。
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鉄道グッズ屋さん「Prasasti」の店内。陳列も商品もあか抜けないですが、こういうお店があるのが驚きです。魅力的な商品開発を宜しくお願いします。

再度のFXで友人らと合流の後、タクシーでクニンガンのモール「Epicentrum」へ移動。なんでこんなところへ、という理由はこちら↓。
モールの入口に、いきなり幅広の線路が敷かれている。が、暫く使われていないように見受けられる。何故かこのモール、敷地内を一周する形でトラムが走っているという情報があり、今日はそれを見に来たのだけれど、どうやら運休になってしまっているらしい。
案内カウンターで聞いてみると、もうこのトラムは走っていないけれど、車両は裏の車庫にしまってあるというので、雨が止んだのを見計らって敷地裏側の車庫に行ってみる。
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エピセントラム・モールの店内を走る・・・走っていた“トラム”。今は車庫内で長期休業中。

シャッターも半分上がった車庫内には、やあ々ありました。INKA製の2階建てのなかなか立派なトラム。中を覗いているウチに係員が出て来たので話を聞いてみると、もう1年ほど走っていないという。原因はバッテリー部分の不調だとか。INKAから部品が届くのを待っており、レバラン明けには再度走れると思う・・・って、もう1年も走ってないのにレバランもクソもないと思うが。
因みにこのトラム、線路幅は目測で約1.5mと随分広い広軌。
架線は張られておらず、電源は内蔵バッテリーということで、スラバヤ辺りで計画されているトラムの試験版というものではないようだ。そういえば以前、西のタンゲランのモールにも同じようなのが出来ているという地元鉄道ファンの情報を基に訪問してみたことがあるけれど、まぁあれと同じか。
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モールの店内を走る広軌のレールと“停留所”の案内板。

因みに、このモールの会員カード所有者か、会員でなくても10万ルピア以上の買い物をすると乗せて貰える模様。運行再開されたら乗りに来るかどうか・・・はビミョーだな。
折角なので敷地内の廃線いや休止線跡をグルッと一周してみました。今流行の廃線跡ウォーク(苦笑)。

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2013年7月13日 (土)

試してみました。新ICカード乗車券@JABODETABEK.

久々のジャカルタ。今回のホテル、トレインビュー(笑)税込Rp.45万の「Amaris Juanda」ホテルの隣のジュアンダ駅で友人Rさん一家と待ち合わせ。今日は信号機故障の影響で高架線上を大勢の乗客が歩いてしまうような乱れ方の中、なんとか1時間遅れほどで無事に合流。今回はジャカルタ南部での用事が多い中、敢えてこのジュアンダ駅前に宿を取ったのは、もう数年のお付き合いになる友人から依頼された日本からの買い物(結構大きい)を渡すためでした。
久々なので暫くお喋りの後、下の方でも書いたJABODETABEK新導入のマルチ・トリップ・チケットこと非接触型IC乗車券乗車券をチョバしてみる。

当初はデポジット込み3万3千ルピアで販売ということだったのだが、ジュアンダ駅の窓口で販売されていたのは5万ルピア(うち2万ルピアが保証金)の1種類のみ。3万ルピア分が使用可能。
携帯電話のSIMカードのような厚紙製の袋には、東急8500系JALITA号と思しき電車のイラストと、「M」の文字を図案化したデザインのカードと、カードの使用方法についての説明紙、それに幾ら入金されているかを記入した小さな紙片。
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マルチ・トリップ券(中央)と袋(上)と説明書(左)。右下の2枚は一回券。

このカードを持って自動改札口に向かうと、機械は入出場どちらからでも使用できるようになっているらしく、ゲートの左右どちらにカードを当てれるのかが一瞬判らず、案内係の警備員に「そっちじゃなくてこっち」と進路を正される。回転バーが繋がっている方向の機械を使わなければならないのだな。
出口の側も同様なのだが、こちらは電車の到着時には一時的に多数の降車客が殺到するため、出口改札には数十名が列も作らず押し合いへし合いしているが、週末ということもあって不慣れな乗客も多く、なかなかスムーズに通過できていない。しかしこの駅の改札だけで4人もの警備員が自動改札に張り付いており、もう、自動改札なんか使わずにこのスタッフがそのまま集札した方がよっぽど速いんじゃないかと思うけれど、将来のMRTなんかでも当然自動改札導入になるだろうから、今から少しずつ乗客に慣れさせて行くという意味では、まあ仕方が無いのかな。
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不慣れな乗客で大混雑の出口改札。(ジュアンダ駅にて)

で、改札機の読み取り部にカードをタッチさせると、画面に残額が示され(こちらで懸念を示していたのは問題なかった訳ですな。)、緑のランプが点灯し、回転バーを押して無事に入場。
ホームに上がると乗客案内用のTVも設置され、これまで特に我々外国人にとっては不便に感じていた部分も少しずつ改善されつつあるようだが、よく見ても次の電車がどこ行きの何列車(CLかエコノミか)が読み取れず。ただ一日の時刻表を順番に映しているだけなのか。
この辺はまだ相変わらずのようだ。今後に期待しましょう。
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自動改札機にカードを当てると、こんな風に引き落とし額と残額が表示されます。

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2013年7月12日 (金)

週末はおのぼりさん。

仕事が終わってからジャカルタへ。今日は前回も使ったかな、17時半に事務所を出て、19:30発のメルパティ・ヌサンタラ航空MZ339便で、40分ほどの遅れ。搭乗してみると如何にもヌサトゥンガラかマルクか、「東の方の皆さん」的な客層で、きっとそっちの方から飛んできた便なんだろうな。東部インドネシアでは小型機によるローカル路線を多数運行する同社、色んな地方部からの支線便から接続を纏めて飛んできているのだから、夜の便でこの程度の遅れで済むのなら、まあ良しとしなきゃあイカンか。今日は37万ルピアだし。非常口座席くれたし。
因みにチェックインした時点で既に遅れ30分と出ており、搭乗まで1時間以上あるので(更に遅れが拡大する可能性もあるし)、Rp.75,000の有料ラウンジで一休みと夕食。流石にビールはないけれど、夕食代と考えれば全然高くない。ここのソト・アヤムが実は結構美味しく、今日も「売切・準備中」の札。暫く待つうちに大きな鍋が登場したので早速一杯頂戴するが、あっという間に列が出来て数分で捌けてしまい、また準備中になってしまった。
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スラバヤ・ジュアンダ空港有料ラウンジのソト・アヤム。結構ファンもいるようです。

そんな訳で遅れて到着したジャカルタ・スカルノハッタ空港の2F到着ロビーのタクシー乗り場は、ブルーバードは20人以上待ちと長蛇の列。ここの人(在留外国人のみならず、地元客も)のブルーバード信仰はちょっと凄いものがあるな。普段手ぶらだったらガンビル駅行きあたりのリムジンバスに飛び乗ってしまうのだけれど、今日は頼まれものが入ったサムソナイトがあるのでタクシーじゃないとちょいと不便。他にあまりいい評判を聞かないタクシー会社は空車が客待ちしており盛んに客引きから声はかかるが、そちらはパス(最近も市内北部で深夜に怪しいタクシーに乗った邦人が目的地外へ連れて行かれ、警察官と称する連中に恐喝被害に遭ったりした例もあるので)。
他の所謂、問題なしといわれているタクシー会社、Express、Gamya、Taxiku、Putra、Cipagantiあたりを見渡して、一番列の短かったTaxiku(「俺のタクシー」って名前?)のクリーム色のGM大宇製の小型車に乗り込み、日本から来訪中の友人3人が泊まっているハリス・スイートなるホテルの入る、市内南方スナヤン近くのFXモールへ直行。
因みにこのスカルノハッタ空港、市内から着く時はターミナル1が手前にあり、中でもLion Airの1A、Sriwijaya Airの1Bあたりが近く、空港から市内へ向かう際にはGarudaやMerpatiの入る第2ターミナルの2Fあたりから市内へ向かうのが一番距離が短く(てタクシー代が安くて)済みます。セコい話でスンマセン。Air AsiaやTiger-Mandalaが入る第3ターミナルはもっと近いけど、リムジンバスの本数が少ないし、客待ちしてるタクシーがいないケース(特に夜遅く)もあるので、こちらは少なくとも夜の到着は避けときたいところです。
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ジャカルタに到着したメルパティ航空のB737-400。
報道によれば、600億円の負債を抱え、先行き不透明だそうです。

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2013年7月10日 (水)

断食月に入りました。

今日からラマダン(断食月)入り。
つい昨日までホントに今日からなのかどうかわからず… このラマダン入りは月の満ち欠けを見ながら判断されるのだそうで、全国的に曇りだったらどうするんだろう?とか、宗教団体(イスラム教の中でも幾つかある)によって計測方法がちょっと違うため、例年1日位の差があったりするのだけれど、ともかく宗教省は昨日ようやく今日10日からラマダン入り(梅雨入り宣言みたいだな)すると発表しました。

で、本日。昼休みになっても事務所のローカルスタッフは(華人やクリスチャンなど数名を除いて)お昼ご飯に出る気配もなく、静まり返っている。
夕方17時半頃に日没になると、お祈りして、ようやく食べ物・飲み物を口に出来るわけなのですが、この時期は自宅に帰ってから断食明けを迎えたいという人が多いらしく、官公庁や企業の中にはこの時期お昼休みを短縮して、その分夕方の就業時間を早めるところもある模様(当然ながら、この期間はワーキング・ランチなんてのも絶対に無理)。なので、いつもは帰宅ラッシュの18~19時頃の市内の幹線道路はいつもの半分ほどの交通量、ガラガラでした。

この断食月、食べ物を口にできる有り難さを再認識し、貧しい人達へ思いを寄せる目的があり、  我々在住外国人の中にも同僚のイスラム教徒とその苦しさと喜びを分かち合う、気持ちを解り合うために数日の断食に付き合う人も多いようです。

で、落花生。的にどうか。実は毎年“プチ・プアサ”と称して、ちょっと付き合って見てみたりしてます。
どの辺がプチかというと結構ご都合主義的なものがありまして、本来であれば夜明け前に食事を済ませその後は食べ物飲み物を口にしてはならないんだけれど、そんな朝の4時前なんか起きられっこないんで、朝御飯は普通に食べて出勤します。その後は、夕方日暮れまで取り敢えず絶食。でも水分も全くとらないのは健康に良くないというドクターのアドバイスもあり、水分だけは取ってます。
なので、「プアサしてます」なんて大っぴらに言うのは憚られるんですが、食べ物の有難味はよく判ります。3食ちゃんと食べるのが人間のリズムに合ってるってことも再認識。

初日の今日は流石にすっごくお腹空きました。
さて、去年は2週間程続けてみました。今年は何日出来るでしょうかね。

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2013年7月 9日 (火)

カードが足りない(案の定)。

本9日付当地紙「KOMPAS」は「不法アクセス未だ多数」との見出しで、先般よりJABODETABEK圏で導入された再利用可能な電子チケットの回収が不十分・紛失となり、PT.KCJに大きな損害を与えている旨報じているところ、概要以下のとおり。

既報のとおり、JABODETABEK圏では先月から一回用電子チケット、今月頭からマルチ・トリップ電子乗車券を導入しているが、特に一回用については、未だに駅の正規の自動改札から出場せず、ホームの隅などから線路端を歩いて出場してしまい、結果ICチップ等を備えた高価な再利用可能な電子チケットが、既に70万枚紛失して回収されていないとのこと。
今回の電子チケット導入に先立ち、国鉄PT.KAIと電鉄を運営するPT.KCJは、各駅の主改札口に自動改札機を多数備える一方、便宜的に運用されてきた改札口や事実上機能してきた出口通路を120カ所封鎖し、正規ルートを通じた出入(とそれによる使用済電子チケットの回収)を試みたものの、未だに正規改札口以外から出場してしまっているという。
現在JABODETABEK圏における一日の乗客は約50.5万人、うち約60%が一回券利用者と見積もられているが、多数の使用済チケットが回収できない結果、現在利用可能な電子チケット枚数は約40万枚に過ぎず、計算上では一日の一回券利用客を僅かに上回る程度でしかなく、このままでは近日中に一回券の販売が出来なくなる事態に陥る虞すらある。

鉄道会社側はマルチ・トリップ券を利用するよう呼びかけているが、デポジットの支払いを要するため、これへの移行は必ずしも順調には進んでいない、というか、まあこれは1週間で思った通りに乗客が移行すると思う方が少し甘いだろう。日本でもPASMO等のICカードが一般的なものとして普及するまでには数年かかってるわけだし。

今回は、これまで複数あった改札口を1つに統合したため、副改札口を利用していた乗客が大回りを余儀なくされることとなり、これに抵抗感を示す乗客が引き続きそういった“元”改札口付近から(電子チケットを持ったまま)出場していってしまっているのが原因の一つであるのは明らかなので、当面の対応策として、国鉄側は回収担当職員を増加させて、そういった“元出口”に張り付けて回収の強化を試みるという。
とはいっても、シンガポールのような地下鉄や、バンコクのような高架鉄道と違って、地平線である以上、完全にコントロールするのは難しいだろうな。
長期的対応としては自動改札機を備えた改札口を増やすんだろうけれど、中期的にはどうすればいいだろう。取り敢えず一回券用には紙のチケットを復活させて、人手を使って検札する有人改札口を設けるってのは一案かとも思うんだけれど、この人たちプライド高いから、難しいだろうなぁ…
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アクセス・イリーガル、って派手な見出しが躍ります。

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2013年7月 2日 (火)

JABODETABEK新運賃制度導入開始だそうです。

今日の当地紙報道をみてますと、下の方に書いたJABODETABEK電鉄圏におけるマルチ・トリップ電子乗車券の導入は昨7月1日から概ね順調に始まった模様、またこれに加えて運賃体系が大幅に変更、実質的な値下げとなったことに関連する動きについて随分話題になっているようです。

 これまでJABODETABEK圏の電車の運賃は、一部ジャカルタ=パサール・ミング間と以遠では異なる2段階となっていたり、逆にスルポンやタンゲランなど郊外から線内短距離と環状線内、更にそれを超えた先とでは異なる等幾つかのゾーンに分けた運賃体系になってはいましたが、今回導入された新区間制運賃制度によると、初乗り5駅目まで2千ルピア、その後3駅毎に500ルピアが加算されることになり、ジャカルタ・コタ=ボゴール間では5千ルピアと、従来の9千ルピアに比べて値下げとなってます。特に数駅間の短距離乗車分については、これまでの半額以下と大幅な値下げとなっている区間もあるようで、当然のことながら利用客からは歓迎の声が上がっているとの報道。今後大幅な乗客増も期待できそうです。

 他方で、これは先般から続いているエコノミ列車の事実上の廃止(まだ殆どの路線で一日数本残っていますが)と、つい先だってのBBM(石油燃料)値上げに伴うバス等の交通機関運賃の大幅値上げの動きに応える形で、代替輸送機関としての鉄道に対し、政府から公共サービス義務補助金(PSO)とがPT.KCJに支払われることになったことを受けての貧困層対策との意味合いが強いのですが、ここから幾つかの疑問点等が出てきます。
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新制度初日のマンガライ駅前の大行列を報じる全国紙KOMPAS。
旧駅舎を使用停止にして新改札口を作ってますね。

 先ず運賃の値下げは従来エコノミ列車の乗客だった貧困層が(エコノミ列車の廃止に伴い)ACつきのコミューター・ライン(CL)列車に乗れるようにする目的がありますが、従来十分にCL料金も支払えたはずの中産層もこの恩恵に預かっているわけです。PSOは時限的に支出されているもので、いずれ近い将来撤廃されれば、既に既得権として一旦値下げの恩恵に預かった層は「値上げ」と捉え、また一悶着起こることとなるでしょう。
 先月のBBM値上げ(これだって、補助金の廃止即ち値下げの終了な訳ですが)に伴い、政府は貧困層の負担増軽減柵として、貧困層対策プログラム(BLSM)として一定量の米の廉価販売(Raskin)、ガスボンベの廉価販売、や学業補助金としての現金給付などを始めているわけですが、その対象者として認定カード(Kartu Perlindungan Sosial(KPS))を受け取っている世帯が特定されているのですから、今回の値下げ対象者も、このKPS対象者に絞るといった案もあったかもしれないと思います。中産層に対する支援になっちゃっている訳で、クルマやバイクを持ってる層が補助金ガソリンを入れて政府に逆ザヤになっていた構図と同じなんじゃないかと。

 ところで、これによりCLとエコノミは同じ料金で乗れることになるわけでしょうか? 今までどおりエコノミ専用券は販売されているのでしょうか。もし同じ料金であれば、偶々やって来た電車がエコノミだと、えらく損した気分になるでしょうなあ。こちらは、Holecや既存のエコノミ電車の冷房改造再投入や、日本からの新たな中古電車百数十両の導入により非冷房エコノミの淘汰が進むでしょうから、過渡期の問題として捉えましょうか。日本だって私が小学生くらいの頃は、山手線も京浜東北線も中間車4両くらいは非冷房で、それでも同じ運賃だったわけだし(これ解るのはアラフォー世代以上だろうなあ)。
 因みに次に導入される日本の中古電車はJR東日本の205系らしいのですが、何週間か前の当地ローカル紙には、この205系について「混雑してる時間帯には自動で椅子を格納できる電車」って紹介されてました。それって、6扉車の話ですが、あれも来るの? そういうギミック機構はすぐに壊れる(ここの人達は、閉まってある椅子を無理矢理引き下ろそうとして壊してしまうのは目に見えてる)んだから、ただの普通の椅子の4扉車だけにしとかないと。或いは、単に記者がWikipedia辺りの205系の紹介頁を見て、「そういう車両なんだ」と思い込んで書いただけかもしれないけどね。
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ズラリと並んだ自動改札導入直前のコタ駅中央改札付近。

 運行開始初日は、まだマルチ・トリップ券を購入していない乗客が駅の出札に長蛇の列を作り駅によっては待ち時間30~60分にも及び、会社や学校に遅刻する乗客が多数発生、あるいはさっそく、降車時にチャージ金額が不足して罰金を取られているケースが出て来ている模様。まだ私はこの自動改札を通っていないのでよくわからないのですが、前者は一通りの乗客がマルチ券を購入してしまえば落ち着くと思われるのですが、他方で後者の方。この電子チケットでの乗下車時には自動改札機に残額が表示されたりするのでしょうか。昔のioカードみたいに券面に残額が記載されるわけじゃないだろうし、それが乗客にとってわからなければ、いきなり下車駅で残額が足りずに罰金5万ルピアってのはちょっと厳しいと思うぞ。
 似たようなシステムで、当地のプリペイド携帯は、残額がなくなると突然電話もSMSも出来なくなるわけだけれど、こちらはその時点でトップアップ入金すればいいし、常に携帯電話を使って残額チェックだって出来る。なんだけれど、手持ちのカードの残額を調べられるのかな? 改札口に持って行かなければならないような気がする。それで乗車は出来ても、下車時に不足する→罰金、じゃあたまらないよね。こちらは取り敢えず試しに使ってみてから再コメントしましょう。

 今回政府からKCJに支給されるPSOの総額は2,860億ルピアだそうです。KCJにとっては本来運賃額との差額補填を得ているわけですが、これが計算上払底した時、更に運輸省からPSO第二弾が支払われるのか、時限値下げ期間は終了して本来運賃額に戻るのか。さてどうなることでしょうか。

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