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2013年7月 9日 (火)

カードが足りない(案の定)。

本9日付当地紙「KOMPAS」は「不法アクセス未だ多数」との見出しで、先般よりJABODETABEK圏で導入された再利用可能な電子チケットの回収が不十分・紛失となり、PT.KCJに大きな損害を与えている旨報じているところ、概要以下のとおり。

既報のとおり、JABODETABEK圏では先月から一回用電子チケット、今月頭からマルチ・トリップ電子乗車券を導入しているが、特に一回用については、未だに駅の正規の自動改札から出場せず、ホームの隅などから線路端を歩いて出場してしまい、結果ICチップ等を備えた高価な再利用可能な電子チケットが、既に70万枚紛失して回収されていないとのこと。
今回の電子チケット導入に先立ち、国鉄PT.KAIと電鉄を運営するPT.KCJは、各駅の主改札口に自動改札機を多数備える一方、便宜的に運用されてきた改札口や事実上機能してきた出口通路を120カ所封鎖し、正規ルートを通じた出入(とそれによる使用済電子チケットの回収)を試みたものの、未だに正規改札口以外から出場してしまっているという。
現在JABODETABEK圏における一日の乗客は約50.5万人、うち約60%が一回券利用者と見積もられているが、多数の使用済チケットが回収できない結果、現在利用可能な電子チケット枚数は約40万枚に過ぎず、計算上では一日の一回券利用客を僅かに上回る程度でしかなく、このままでは近日中に一回券の販売が出来なくなる事態に陥る虞すらある。

鉄道会社側はマルチ・トリップ券を利用するよう呼びかけているが、デポジットの支払いを要するため、これへの移行は必ずしも順調には進んでいない、というか、まあこれは1週間で思った通りに乗客が移行すると思う方が少し甘いだろう。日本でもPASMO等のICカードが一般的なものとして普及するまでには数年かかってるわけだし。

今回は、これまで複数あった改札口を1つに統合したため、副改札口を利用していた乗客が大回りを余儀なくされることとなり、これに抵抗感を示す乗客が引き続きそういった“元”改札口付近から(電子チケットを持ったまま)出場していってしまっているのが原因の一つであるのは明らかなので、当面の対応策として、国鉄側は回収担当職員を増加させて、そういった“元出口”に張り付けて回収の強化を試みるという。
とはいっても、シンガポールのような地下鉄や、バンコクのような高架鉄道と違って、地平線である以上、完全にコントロールするのは難しいだろうな。
長期的対応としては自動改札機を備えた改札口を増やすんだろうけれど、中期的にはどうすればいいだろう。取り敢えず一回券用には紙のチケットを復活させて、人手を使って検札する有人改札口を設けるってのは一案かとも思うんだけれど、この人たちプライド高いから、難しいだろうなぁ…
Kompas2013070903157
アクセス・イリーガル、って派手な見出しが躍ります。

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