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2013年7月23日 (火)

究極のローカル線とも言われています♪

今日はリベンジ。
前夜のウチにホテルでクルマを手配しておいた。朝4時に約束どおりに現れたのは少し前の型のカローラ。涼しい早朝から冷房ガンガン。
これでキリラッタニコムまで夜明け前の道を飛ばすが、地方道路にもかかわらず(インドネシアに比べて)ホントに良く整備されているのに驚かされる。予想より遙かに速く、5時過ぎには着いてしまった。

で、このキリラッタニコム駅、というかこの27kmほどの路線。今回のハイライト(その2)。知る人ぞ知る“究極のローカル線”で、列車は1日1本。しかも、朝6時に終点のキリラッタニコムを出てスラタニに向かい、折り返しは夕方16時55分にスラタニを出発してキリラッタニコムへ向かう1往復のみ。終点の街には宿もなく、17時55分にこの駅に到着してもスラタニや他の街に向かうバスももう終わってしまっているという、極めて乗り潰し派には優しくない路線なのです。
なので、本やネットで調べてみると、スラタニでクルマを手配して先行させ、キリラッタニコム駅前で待って貰うとか、中にはレンタカーで昼間にこの駅まで来てクルマを停めておき、昼間は運行しているバスで一旦スラタニに戻って列車に乗ったなんて人もいるから、皆苦労しているのが判る。

で、今回当方がとったのは逆転の発想・手段。殆どの人は夕方の下り列車に乗ってるみたいなのだけれど、今回落花生。は朝の上りを掴まえることにしたわけです。
借上車代は1,000バーツ(約3,500円)。ちょっと前に、列車が遅れて予定していた列車に乗り継げず、タクシーで追いかけたという古い友人かつブログ友のいかさまさんを、FB上で「よくないね!」等と茶化していたけれど、やってることは大差ない気がするな。うーん... (-_-#)
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夜明け間近のキリラッタニコム駅で出発を待つ1日1本のローカル列車。

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ところでこのDLはインドネシアのGE製CC200型と同型なのかしら?

早朝のキリラッタニコム駅、5時過ぎにタクシーで到着した時にはまだ真っ暗だったけれど、490列車スラタニ行き、6時の出発時にはようやく明るくなって視界も開けてきた。これならOKだ。早朝の涼しい空気を切って列車はゆっくりと走りだす。
沿線はパーム椰子のプランテーションと、雑木林と、小さな無人駅が幾つか続く南部タイの田舎の典型的な風景が続く。中には木製橋も残っているらしいが、こちらは乗っているだけではよく判らないな。
各駅で少しずつ乗客を拾い、終点スラタニに着く直前には2両の客車(と貨物車1両)の座席はほぼ満席の乗り具合。まあタイ国鉄の場合、貧困者対策で国民は3等車の運賃は無料になっているらしい(政府から補助金が出る)ので、あまり関係ないのかもしれないけれど。因みに有料の筈の当方外国人、車掌に申し出たのだけれど、「あ、いいから」と、何故かタダ乗りする事になってしまいました。これだから親方○○企業はイカンね…
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まだ夜も明けきらぬ早朝の無人駅で乗客を拾いながら進む。

スラタニ到着は15分ほど遅れて7時13分頃。ここからは6時28分発のバンコクからの快速167列車カンタン行きに乗継。
計算が合わないですか? まあ昨日の特急の遅れから想像していたとおり、この快速も70分ほどの遅れで7時半過ぎ頃に到着したので、問題なく乗り継げた訳です。
この列車でスラタニから南へ下り、途中のトゥンソン・ジャンクションで本線から分岐して93km、アンダマン海を目指し、終点カンタンまでは約5時間、2等座席(非冷房)で146バーツ。
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予定どおり、遅れのカンタン行き快速列車に上手く乗り継げて、ちょっと、してやったり感。

カンタン線は途中のトランまでは急行列車の設定もあり、以前はJR中古の寝台車が連結されていたが、現在では事故廃車の影響もあり、残念ながら一般のステンレス製寝台車に置き換わってしまっていた。

終点のカンタン駅の古い木造の瀟洒な駅舎はちょっとした博物館になっており、鉄道関係の機械や備品が展示され、古い切符を模したキーホルダーのようなお土産品も売ってます。更に駅舎の脇には運転関係施設を転用したのか、「Love Station」なる小綺麗なカフェが設けられ、駅構内にはやはりJRから中古で輸入されて使われた後に廃車となったキハ58系気動車などが展示された小公園になっており、ちょっと今後の整備に期待がもてます。ただ、キハ58に積まれていたDMH17系エンジンは、タイ国鉄が自ら発注した気動車に比べても非力でメンテナンスも難しかったので早々に戦列を離れたらしいけれど、動力取り外して客車化する事も難しかったんですかね。残念です。

さあ今日は早起きして眠い。ロットゥー(インドネシアで言うところのトラフェルみたいなもの。ハイエースとかのミニバスを使った交通機関。)を乗り継ぎ、ハヂャイへ向かうことにする。
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カンタン駅構内には2両のキハ58系が保存されていました。ドアのガラス割れちゃってる…

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列車は1日1往復しかないけど、駅には小洒落たカフェ「Love Station」。
別に、メイドカフェとかじゃぁないですよ。

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コメント

いかさまさん、いつも楽しくBlog読ませていただいてます♪
で、勝ち負け(笑) もう、どっちがどうなんだかわかりませんが、いかさま家では「こんなお金使って!」とかいう奥様の反応が怖いのではないかと心配になりますねー。

投稿: 落花生。 | 2013年7月28日 (日) 12時57分

こんばんは。

遅ればせながら、ご紹介いただいてありがとうございます(笑)

一見大差ないようですが、列車が一本しかないところではもう致し方がないですよね、これは。日本円換算では私の勝ちですが、タイの物価を考えると、落花生。さんの方が圧倒的に贅沢ですね(笑)

投稿: いかさま | 2013年7月28日 (日) 03時01分

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