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2013年8月23日 (金)

新たな対応策@JABODETABEK(効果あるかな?)。

さて先日JABODETABEK圏電鉄区間に華々しく導入された電子チケット、が足りない(なくなっていく)という話を少し前に書きましたが、この対応策として、この度新たにデポジット・システムが導入されたそうです。
21日の当地紙報道によれば、7月の電子チケット導入以降、既に少なくとも80万枚のICカード乗車券が回収されず、電鉄運行会社PT.KCJでは約40億ルピア(約4,000万円)もの損失になっているという。その原因としては、チケットを持ったまま正規の改札口から出場せず、ホームの端などから出て行ってしまう乗客が多いことなんでしょうが、英字紙「Jakarta Post」の記事によると、カードのデザインが気にいった乗客が意図的にそのまま出口でチケットを返さずに出て行ってしまうというのも一因であるためだそう。故に、最近追加的に発行された電子チケットは、デザインをシンプルにして収集欲を掻き立てられないようにしているのだと。
7000cmduriimage2
ICチケットのデザインにも登場の、全面広告車も増えたメトロ7000系。
とその前は線路を歩いて出て行ってしまい、電子チケットを返却しないであろう乗客。

で、この度新たに導入されたデポジット・システム。1回用乗車券を購入する際に、1枚当たり5,000ルピアのデポジットを合わせ徴収し、使用後にチケットを(1週間以内に)窓口に持参すると、デポジット分の金額が返金されるというもの。確かシンガポール地下鉄MRTも同じようなシステムだったな。S$1のデポジットを取られてた記憶が。
これであれば(5千ルピア払ってでも収集したいという筋の方は別にして)皆さんちゃんと返金を求めてチケットを持って帰って来るかもしれないな。
ただ、容易に思いつく懸念としては、ただでさえ行列が出来ている朝晩の通勤時間帯の窓口に、更に返金客が並ぶと、窓口の混雑が一層激しくなるんじゃないかという事。
そこは鉄道会社側も考えていて、このチケットを窓口に持ってくると、カードのデポジット返金有効期間(1週間以内)であれば、そのカードにトップアップする形で新たに現金で支払って乗車券を購入することが出来ることとしている由。
我々であれば、「それならいちいち並ばないでいいマルチ・トリップ券を使おう」と考えるのが自然なところですが、電車利用客層にとってはデポジットの金額が必ずしも安くないこと等の理由からか(調査結果があるわけではないようですが)、あまり鉄道会社側が期待したほど導入が進んでいない、マルチ・トリップ券への移行が進むかもしれませんね。

さあこの新しい施策、どうなるかな。少しは効果あるかな。
Eticket3
初期導入のデザインのICチケット(上)と、その後に導入された色気のないデザインのもの(下)。ほらこうやって持って帰って来ちゃう奴がいるからいけないのだ。

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