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2013年8月19日 (月)

モトトレインで帰省。

レバランの連休・大帰省シーズンも無事終了し、今日の当地紙報道によると、警察当局の発表によれば、今年のレバラン帰省(Mudikといいます。)期間中の交通事故は昨年に比べて約2割減少したとのこと。
交通量が増えれば事故もそれに比例して増えるだろうし、特に当地ではジャカルタから中部ジャワといった数百キロの遠距離をバイクで、しかも家族で3人4人乗りして帰省するような人達も多く、そんな距離をお父さんがバイクで走っていれば次第に疲れて事故の危険性が高くなっていくのもむべなるかな。

国鉄PT.KAIはこの時期多くの帰省用の臨時列車を増発するし、各バス会社も増便、更には政府運輸省は貧困層向けの無料帰省バスを運行したりして大量の帰省客を捌こうとしていますが、特に田舎から出稼ぎ・移民というと大げさですが、仕事を求めてジャカルタなどの大都市に来てそのまま住みついているような人達は、実家近辺での足も考え、未だに自家用バイクで長距離帰省をする人も多いわけです。

そんな層に対応すべく、PT.KAIが昨年くらい(実はもっと昔からあるのかもしれませんが~)から始めているのが、貨物車両(Kereta Barang)によるバイクの無料運搬サービス。
今年はレバラン前にジャカルタからスマラン、ソロ、マディウンといった各地へ4日間、レバラン後半からは各地からジャカルタへ戻る列車に連結され、乗客は座席でゆったりと移動し、現地に着いた後バイクで更に地方へと走っていくというもの。写真を見ると積載されたバイクには段ボールで養生もされているし、なかなかなサービスと思われます。今年の帰省期間中には総計6,000台のバイクを運んだそうですが、普段から有料サービスでやってもいいかもしれないですね。

日本でも昔、夏休みに北海道へツーリングに出掛けたりする若者向け(その昔は"ミツバチ族"とか呼んだらしいですね。)に「モトトレイン」「モトトレール」なんてのを走らせてましたが、最近ではそのような需要もなくなってしまったのでしょうか。最近の若者は、クルマとかバイクとかに関心を持たないのか、レンタカーも安くなってこれで十分、となったのか。
Motordiangkutkereta
帰省客向けのバイクを積み込んだ貨物車の車内。ソースは 
http://jabar.tribunnews.com/2013/07/17/arus-mudik-2013-pt-kai-siapkan-ka-khusus-sepeda-motor 

15_beritagarpengawasanbusmudik01081
バス会社も対抗してバイク運搬サービス!? 
ソースは、 
http://beritagar.com/p/ketika-sepeda-motor-pemudik-menumpang-bus からです。

こちら↓は今年のレバランに先立ち運行を開始された、マディウンから中部ジャワ各地を経由し、ジャカルタを通過してジャワ島西端、スマトラへの連絡口メラクとを結ぶ、全車3等AC車による準急"Krakatau"号。
ジャワとスマトラの間にある、昔大噴火を起こしたことで有名なクラカタウ火山からの命名。
列車番号(7095~7098)からみると今はまだ臨時列車扱い(レバラン臨?)のようですが、乗車率が良ければ定着するかな?
Krakatauimage2  

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