« そろそろレバラン近しですねぇ。 | トップページ | 機内で断食明け。 »

2013年8月 1日 (木)

スラバヤ モノレール・トラム、進む?

以前何度か書いていますここスラバヤの軌道系マス・トランジット・システムとしてのトラム「SuroTram」と、モノレール「Boyorail」について、市政府から、「Pre-Market Sounding」と称する、このPPPプロジェクトに対する海外からの投資説明会的なミーティングがあるので、と招待をいただいたので、午後行ってみることにした。
Suroboyoimg2013073103235
スピーチを行うリスマ市長。元市政府環境局長なだけあって、環境面での造詣は深いのですが、都市交通分野の関心はあまり高くないというのがもっぱらの噂。

まさか来る訳ないと高をくくっていたら、市当局の人がプロジェクトの概要と有用性をアピールするプレゼンをするうちに、予想外なことにリスマ市長本人が現れ、「突然大臣に呼ばれてジャカルタ行ってたんで遅くなってゴメンなさい…」と汗をかきかき、壇上に上がって、このプロジェクトへの外国企業の投資・入札を呼び掛けるスピーチをしていきました。といっても、見渡したところ、外国人はアメリカ総領事館の人が1人と当方のみ、ジャカルタのモノレールを受注して当国内では明らかに優位に立ってるはずの中国企業関係者は全く見かけませんでした。
130731suroboyo
モノレール「BoyoRail」(左)と、トラム「SuroTram」(右)の素敵な姿がプレゼン資料に現れる。

あれ・・・? なんか変だぞ、違和感。

右上のトラムの扉が…
Img2013073103232
走行中なのに、開いてんじゃん :-D 笑

ここスラバヤでも、非冷房EKONOMIよ再び、ってか??

さておき、というのもこのプロジェクト、以前も書いたとおり、建設から運営まで一体として行う海外投資家を求めており、実際のところ各国の企業からの関心表明がなされているのだと言い(日系企業の実名も挙げていた)、スピーチ終了後に各テーブルを廻って挨拶していた市長も、「是非日本企業からの投資を宜しく」と言って行きました。
とはいえ、この用地買収もままならない、運賃料金も厳しく政府に管理されるようなこのインドネシアで、そんな簡単に何百億も投資して数十年かけて回収するような民間企業があるとも思えないですよね。
我が国だって、昔の東急多摩田園都市開発の時代ならともかく、近年の既に開発が進んだ都市における都市内交通の場合、中央政府が補助金出して、あるいは地方政府が資金を援助してあるいは第三セクターを作ってという形でないと、一民間企業が建設からオペレーションまで全部やるなんて、そりゃあ難しいんじゃないでしょうかね。
スラバヤ市は北九州市と環境姉妹都市提携を結んでいるんだから、一度関係者の皆さんは北九州市やその他の日本の都市における近年の都市交通機関建設の方法について、視察して、今の計画は楽観的になり過ぎてるということを少し認識いただいた方がいいんじゃないか、と書いたら言い過ぎでしょうか。

あ、そうそう、一番大事なこと忘れてた。このSuroTramとBoyoRailの公式ウェブサイト、スラバヤ市開発調整庁(Bappeko)のサイト内に特別サイトが設けられました。アドレスはこちら

130731kinko
「GERBANGKERTOSUSILA」(スラバヤ近郊都市圏を表す、JABODETABEKみたいな言葉らしい)の既存鉄道網改修(+空港鉄道)プロジェクトも一応まだ生きているらしい。おっと、シドアルジョとモジョクルト北方Tarik駅とを東西に結ぶ謎の路線も描かれてるぞ。w

|

« そろそろレバラン近しですねぇ。 | トップページ | 機内で断食明け。 »

コメント

パクアン急行さま、
こんばんわ。そうですね、動き出す…といいですね。乗るのは無理でも、せめて私の在勤中に着工までは行って欲しいところです。
確かに、中国の関係者は官民ともに来ていませんでした。ただ中国の場合は当地の華人が代理店になっていれば、判りませんけどね。
INKAのスタッフも、少なくとも社名付きの服を着てる人は居ませんでしたねえ。車両の納入ではなくて、オペーレーションへの投資勧誘のためのイベントだったからかもしれません。

投稿: 落花生。 | 2013年8月 2日 (金) 22時21分

こんばんは。

スラバヤのモノレールも計画もいよいよ動き出す、といったところでしょうか。バンドンのモノレール建設には、やはり中国が絡むことになったみたいですが、スラバヤに来ないというのは意外です。ジャカルタとバンドンで手一杯なのでしょうかね;;ところでINKAのスタッフは来ていましたか?

投稿: パクアン急行 | 2013年8月 2日 (金) 01時51分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/200655/57903604

この記事へのトラックバック一覧です: スラバヤ モノレール・トラム、進む?:

« そろそろレバラン近しですねぇ。 | トップページ | 機内で断食明け。 »