« 夏休み第2弾へ!(ミニ) | トップページ | 南スマトラ鉄道: バライヤサ・ラハット訪問記。 »

2013年9月 6日 (金)

南スマトラ鉄道・東西路線 沿線いろいろ。

さて休暇実質初日。ジャカルタ朝05:30発のWings Air IW1340便なのだけれど、同社は今はプロペラ機のATR72しか所有していない筈。ネットでも親会社のLion Airのサイトから予約したのだけれど、なぜかこの便だけB737-900使用でWingsの扱いというちょっと変わった(興味を引く(笑))フライト。実際にチェックインしてみれば、ボーディングパスにはLion AirのJT1340便と書かれ、機材も勿論JTのもの。なぜこのような扱いになっているのでしょうね。
ともあれ、Lion Airの例に漏れず朝から1時間以上の遅れ。新ターミナルに移転となっていたパレンバン空港からタクシーで市内へ入るも、朝の通勤ラッシュ時間帯という事もあってそれなりの混雑。

クルタパティ駅に着いたのは8時半過ぎ。ちょうどランプン州タンジュンカラン行きの唯一の昼行列車、8時30分発の「Rajabasa」号S7列車が出発したところだった。
今日の当方の出発は、9時30分発の普通S5列車、南スマトラ鉄道のうち東西方向に走り、西のブンクル州との境にあるルブックリンガウ(Lubuklinggau)とを結ぶ「Serelo」号。つい2年ほど前にも乗ったことがある区間なのだけれど、その時は夜行急行の「Sindang Marga」で通過してしまっただけだったので、今回はゆっくりと車窓を眺めつつ、汽車旅を楽しんでみることにします。
2batiksumselp1040589
この夜行急行連結の食堂車、バティック柄じゃないね。何デザインと呼ぶのだろう。一瞬アフリカっぽいかも。

さてそのスレロ号、最近の御多分にもれずエコノミ普通列車にもかかわらず家庭用エアコンを用いて簡易冷房化された「エコノミAC」仕様で、料金も片道Rp.40,000とそれなりのお値段。お陰で直前でも無事に切符は入手できた。8時37分、若干の遅れでの出発時点ではまだ若干の空席も残し、直ぐ傍の無人のボックス席に移って足を延ばしてノンビリの旅立ちとなった。

この南スマトラ東西路線、1日1本の昼行列車で客車4両と食堂電源合造車1両、更に最前部と最後部には「Aling-aling」と呼ばれる控え車が連結されている。数年前追突事故が頻発した折に旅客列車の最後部には乗客を乗せない、とした規程を忠実に守っている。なのだが、最前部のそれはまだ目新しい小窓仕様のリニューアル一等Eksektif車。なんか勿体ないね。料金取ってこちらに乗せてくれてもいいんだけれど。
出発後程なく食堂車からの売り込みが来たので、取り敢えずナシゴレンとコーヒーを注文して朝御飯。左手の車窓にはインドララヤ方面への支線の分岐が見えるが、このスリウィジャヤ大学への通学客輸送を目的に建設された支線、あっという間に運転休止になってしまった。前回幼稚園児に交じって無理やり乗っておいてよかったか。
2untancc204jawap1040624
突然長編成の運炭貨物と頻繁にすれ違うように。これはジャワ島から転属して来たCC204だな。

2時間半ほどでついたプラブムリー(Prabumulih)でランプン方面への路線を分け、次の信号所では逆にこの方面からの路線を合流(この付近巨大なデルタ線になっている)すると、突然この山の中で複線になった。
ここから先、タンジュンエニム炭鉱などからの運炭列車が多数運転されているため、途中のニル(Niru)迄は複線化が完了、その先も工事が進められている。ロングレール化もされているようだ。
各駅・信号所毎にすれ違う列車はいずれも石炭を満載した長大編成の運炭列車。CC201やCC204単機が牽く短いもので30両程、CC202やCC205の重連が牽く長いものでは50~60両もの先が見えないような長編成になっており、これを大型アメロコが牽き、轟音を立ててすれ違って行く迫力は中々のモノ。こちらは明日ゆっくり観察することにしよう。
そのタンジュンエニム方面への貨物支線を分けるとムアラエニム。この付近、車窓は山間風景と限られた狭い土地を精一杯使っての田圃、山では雑木林にあちこちで手が入り、時折焼かれたり、再度植林されたり、大規模プランテーションとなっているエリアがあったりとの繰り返しで単調と言えば単調。途中のスカチンタ(Sukacinta)でも石炭の積み込みをやっており、ここまでも毎日6往復ほどの運炭列車が走る。
2lahatbb203serelop1040641
スマトラは(ジャワからの転属機を除き)赤青塗装を維持してます。スレロ号、ルブックリンガウ行き。

次第に夕暮れの日差しとなりつつある16時前、本日の目的地ラハット(Lahat)に到着。ほぼ2時間の遅れでした。続きます。

|

« 夏休み第2弾へ!(ミニ) | トップページ | 南スマトラ鉄道: バライヤサ・ラハット訪問記。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/200655/58163052

この記事へのトラックバック一覧です: 南スマトラ鉄道・東西路線 沿線いろいろ。:

« 夏休み第2弾へ!(ミニ) | トップページ | 南スマトラ鉄道: バライヤサ・ラハット訪問記。 »