« オランダ大使館の鉄道歴史展、行ってみました。 | トップページ | ジャワ島に新幹線が走る! ・・・かも。 »

2013年10月15日 (火)

エコノミ電車の終の棲家へ。プルワカルタ訪問。

そんなわけで日曜日。今日は夕方まで時間があるので、プルワカルタまで行ってみることにしました。
といっても、ごく限られた方以外にはご縁のない地名でしょうなあ。
ジャカルタとバンドゥンとを結ぶ幹線上にある駅だが、ここからバンドゥンの手前までの区間は多数の鉄橋やトンネルが設けられた急峻な山越え区間で、その山越えのための重量級機関車・・・ひょっとしたら補機として用いられていたのかもしれない、それらの機関車が一休みするための機関区が設けられていました。
Serayup1050251
Purwakarta駅に到着した、バンドゥン廻りのクロヤ行き準急142列車「スラユ」号。

前夜のビールがぶ飲みにも関わらずちょっと早起きできてしまったので、ジャカルタ・コタ駅から8時25分発、バンドゥン周りのクロヤ行き3等準急「Serayu」号に乗車。この列車も最近はやりの家庭用ACを用いて冷房化された簡易「Ekonomi AC」仕様車。パサールスネン、チカンペック等流石にこれくらいは停まるだろうと思った各駅を悉く通過し快走すること約2時間、プルワカルタに到着。
Pwtrheop1050258
プルワカルタに到着した、廃車回送されてきたエコノミ電車。右は一足お先に台車を外された、最早“廃車体”。地元の子供たちの遊び場になっていました。

駅構内東側の機関庫跡地前の一体には、話に聞いていた、JABODETABEKのエコノミー電車が並んでいました。この機関庫の跡地は、今は多数の廃車体が並ぶ、鉄道車両の墓場、終の棲家となっており、最近JABODETABEK圏から淘汰された旧型抵抗制御エコノミ非冷房電車が多数送られてきているのです。

現地を最近訪問されたおっとっと様によりますと、既にこの地に廃車回送された電車の殆どは、(2両を除き)線路上から隣の空地へと移され、台車や電装品を外され、所謂“ダルマ状態”となって放置、そのまま朽ち果てるのを待っている状態とのこと。
なのですが、今日は様子が違う。まだ線路上には、台車を履いたままの状態の電車、4両編成x2の8両が2本、計16両の電車がまだオンレールで留置されていました。
どうやら昨晩、マンガライから廃車回送があるという情報を耳にしたのですが、これは本当だったようで、まさに昨晩から今朝にかけて送り込まれてきたもののようです。
Pwtturnp1050293
綺麗に整備し直されたターンテーブルと、その奥には既に長期間放置された気動車や客車の廃車体。なかなかシュールな光景ですね。


電車の内外で携帯で写真を撮ったり遊び回っている近所の子供達、モハ車の周りでは、まだスペアパーツとして使える電装品を取り外そうとしている関係者。
その脇には一足先に電車としての役目を終え、長い眠りについたばかりのエコノミ電車と、この地での先客、火災や故障等の事情で廃車となり、解体もされぬまま放置されている客車や気動車等々。

そして機関庫の前には、何故かクハ車が2両だけ、レール上にキチンと台車を履いた形で残されていました。
既に地元の若者の仕業か、スプレーで落書きがされてしまっていますが、ひょっとしたら、この機関庫も綺麗にリハビリして、観光客向けに展示したりするのかもしれませんね。
その機関庫の直ぐ前にはやはり綺麗に塗装し直されたターンテーブルもあり、更にここから南に向かう線路は、高い鉄橋やトンネルの続く風光明媚な区間。
一般列車も多数走りダイヤ上の容量はあまり余裕がないのかもしれませんが、観光列車の運転など、期待してみたいところです。
Pwtkikankop1050300
古いレンガ造りの機関庫の前で、2両のクハがオンレール状態で留置。どうするつもりなのでしょうか。

|

« オランダ大使館の鉄道歴史展、行ってみました。 | トップページ | ジャワ島に新幹線が走る! ・・・かも。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/200655/58410996

この記事へのトラックバック一覧です: エコノミ電車の終の棲家へ。プルワカルタ訪問。:

« オランダ大使館の鉄道歴史展、行ってみました。 | トップページ | ジャワ島に新幹線が走る! ・・・かも。 »