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2013年12月16日 (月)

ジャカルタ環状線高架化計画のお話。

些か旧聞に属する話なのだけれど、数日前の新聞(確か、全国紙「KOMPAS」だったかな)にJABODETABEK電鉄環状線の高架化計画の進展の話の記事が載っていたので、これについてちょっと書いておきます。
これは初めて気付いたのはタンゲラン線の空港連絡鉄道化の案件が、環状線高架化との関係でストップしているという話を耳にした時なのだけれど、勿論それ以前から、深刻化するジャカルタ市内の交通渋滞緩和策の一つとして何度か持ち上がっていた話なのだと思います。
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東線の高架化予定区間を行く、架線下DL牽引の中距離ローカル列車。

その数日前の報道によれば、総工費9兆ルピアを投じ、環状線東部区間のポンドク・ジャティ~カンプンバンダン間11.2kmの高架化工事が来たる2014年にも起工、2015年中にも完工を目指すとのこと。
更には残る西部区間、マンガライ~カンプンバンダン間についても2018年迄の完成を目指して今後工事を行う予定なのだそう。
はて、マンガライからタナアバンへの川沿いの区間は、スディルマンやラスナサイドへ向かう高架道路の下をくぐる部分があるけど、あそこはどうするのだろう。更に上に行くのかな、下北沢(井の頭線の下をくぐる小田急線は、更に上に高架線を作るのではなく、地下化を選んだ)みたいに地下化するとは思えないけれど、上ったり下りたりを繰り返すのかな。
先に高架化工事を行うとされる東側区間も、考えてみればマトラマンのJl.プラムカと、パサールスネン駅南側のJl.スプラプトと、、クマヨランに向かうJl.アンカサの大通りは既に立体交差化が完了しており、ここに再投資するのは勿体ない。
せいぜい必要なのは、グヌンサハリからマンガドゥア付近にかけてくらいだろうか。
あの辺はいつも渋滞してるから、確かに立体交差化できればいいですね。でも後者については、カンプンバンダンでタンジュンプリオク方面への高架線をくぐった環状線を、一気にJl.マンガドゥア大通りまでの短い距離の間に高架まで持ち上げられるかな。相当な急勾配になりそう。

下町の裏道を走るような現在の環状線沿線の光景は趣があってなかなか良いのですが、ジャカルタ市内の渋滞対策は喫緊の課題です。
趣味的には味気なく見える高架路線であっても、例えば中央線が70年代に円借款で適時に高架化されていなければ市内中心部の渋滞は手のつけられないような状況になっていた虞があるわけで、他方で近代的な都市交通機関を目指したい国鉄幹部としても、是非進めたいプロジェクトなのでしょう。
先般のスルポン線の踏切におけるタンクローリーとの衝突事故直後でもあり、国鉄・ジャカルタ特別州政府とも、踏切の解消・高架化に向けた機運が高まっている、今でしょ(今更。一度くらいは使ってみたかった 笑)。Kemayoranfumikiri2
東線クマヨラン駅脇の踏切。本数の増加に伴い、踏切閉鎖の時間が増え、無理な横断も増えているようです。

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