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2013年12月25日 (水)

プルウォクルト機関区訪問。

さて火曜日の続きのプルウォクルト。先般プルウォクルト=スマラン間に新列車という話を書きましたが、本ブログでも恐らく登場したのは初めてではないでしょうか。
よくジャカルタ=バンドゥン区間にある「プルワカルタ」と混同されますが、恐らく語源は一緒。日本人観光客はおろか、在留邦人の方でもこの街を訪れたことがある人は非常に少ないと思われます。
かつてはディエン高原の入口となるウォノソボまで104kmほどのローカル線が延びており、蒸気機関車が牽引する混合列車が運転されていたのですが、1970年代に運転が休止されてもう随分たちます。
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機関区(右)を掠めて出発する、パサールスネン行エコノミAC編成「ボゴウォント」号。

ジャカルタ側から来ると、北本線のチレボンから分岐してジャワ島の背骨を貫く山脈の峠を越えて南海岸側に抜けてきたところで、恐らく当時はこの山越え区間で使われていた補機の切り離し・連結や給水・給炭等を行う、運転上の主要拠点だったのでしょう。
そのような事情もあり、ここにはDAOP5こと第五鉄道管理局が置かれ、駅の北側には今でも機関区が設置されています。

今回この街を訪れた目的の一つがこのプルウォクルト機関区を訪問することでした。
当国唯一の鉄道雑誌「Majalah KA」を発行する出版社の別の書籍によると、この機関区には最早全国でもここ一カ所だけとなってしまったBB201型という古いディーゼル機関車が入替作業に現役で従事しているというのを見てみたかったから。
が、機関庫の事務所を訪問して話を伺うに、残念ながら件のBB201型機は既に当地での運用を終了し、ジョグジャカルタのバライヤサに回送されてしまったとのこと。
恐らくはあの大量の休車・廃車の中に埋もれて、いつか朽ちていってしまうのだろうな・・・
Depopwtp1060201
機関区遠景。現在は使われていない信号所の向こうには、「スラユ」号編成。

そんなわけで目的は達成できませんでしたが、
折角なので隣接していながらキチンと二つに分けられた機関区・客車区を見学させて貰い、一回り。
とはいえ、新塗装のCC201やCC206など、ごく一般的な車両が並んで整備を受けているだけで特段目新しいものはなく、趣味的にはまあ今ひとつでした。

ちなみにここプルウォクルトと、南本線上のクロヤ駅との間では、クロヤから南本線バンドゥン経由でジャカルタとを結ぶ、三等エコノミの準急「スラユ」号に接続する形で、接続列車「フィーダー・スラユ」号が運転されています。客車区に止められていた編成は「スラユ」号そのままで、“フィーダー”とはいっても、スラユ号の編成が列車番号と列車名を変えただけで、そのまま走っているようです。以前ウォノギリ支線で本線の三等準急の到着を受け、DLが貨車1両と客車1両だけを繋いで走っていたホントの接続列車、「フィーダー・ロガワ(だったかな・・・?)」とは違うのですね。
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機関区(左)と客車区(右)。一応きちんと分けられていますが、取り立てて興味をひくものは、なし…

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