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2014年1月17日 (金)

ソロ・ジュブレス駅、旅客営業廃止?

16日付の当地インターネット報道によれば、ソロの国鉄PT.KAI第6鉄道管理局(DAOPⅥ)は、ソロ市内のエコノミ列車停車駅を市内東部のソロ・ジュブレス(Solo Jebres)駅から西部のプルウォサリ(Purwosari)駅へ変更する方向の由。

このサイトを読もうという人はご存じのとおり、インドネシア国鉄PT.KAIの主要都市の駅は、優等旅客を窃盗等から守るという名目のもと、優等列車用の駅とエコノミ列車用の駅を分けて異なる客層の導線を分離しており、このソロも優等列車用のソロ・バラパン駅とこのソロ・ジュブレス駅に別れている。
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営業廃止になってしまう? エコノミ列車専用にしては立派な造りのソロ・ジュブレス駅。

同局の輸送市場課長シギット・イラワンタ氏によれば、これは管轄区域内の駅の整理統合及び列車運行ルート調整の一環として行われるもので、実施は本年2月(って、もう来月じゃん)を予定、以降、ジュブレス駅は旅客扱いはしない貨物駅となる予定とのこと。その理由としては、ジュブレス駅で下車しても駅前に連絡交通機関もなく降車客のその後の移動が不便であること等が挙げられている。うーん、そんな駅は他にいくらでもあるがね。

今回の停車駅変更が実施されると、ジャカルタ=ソロ・ジュブレス間を結ぶエコノミ準急「Bengawan」は、プルウォサリ止まりになる他、現在ジュブレス駅に停車している各長距離列車はソロ市内ではプルウォサリ駅にのみ停車することとなること、それに加えてちょっと心配なのは、南本線マディウン方面からジャカルタ方面を結ぶ列車のうち、ソロ・ジュブレス駅に停車した後南北本線間の連絡線(これはインドネシアで最初の鉄道が開通した区間であるけれど)を経由してスマラン方面へ向かっている長距離Ekonomi列車、具体的には「Brantas」(ジャカルタ=クディリ)、「Matarmaja」(ジャカルタ=マラン)といった列車はソロ市内には全く停車しなくなってしまうことです。まあこれらの列車がソロ=スマラン間の移動に用いられてきたわけでは(殆ど)ないことを考えれば、影響はそれほど大きくないということだろうか。
昨今の中部ジャワ他鉄道ルートのニーズに合わせた再活性化の動きから言えば、ソロ=スマラン間なんて営業再開の筆頭だと思うが、これももしそうなったとしても、ソロ・バラパン駅からのルートを使えばいい、っていうことだろうか。

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ソロ市内の鉄道路線概念図。やっぱり図はわかりやすい 笑

ともあれ、これでソロのジュブレス駅が旅客営業を廃止してしまえば、インドネシア鉄道草創期、1867年にスマランを起点に開業した鉄道が1870年にソロに延伸されて程なく、1884年に建築されたこの由緒ある駅舎を利用する機会がなくなってしまうわけで、それもまた残念なこと。昨今の潮流(国鉄Heritage Railway部門のサイト)から言えば、この歴史的駅舎は当然に保存・整備されるのだろうとは思うけれど、やっぱり“活きている”ものとは違うからねえ。
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こちら、今後ソロの第二の玄関口となるプルウォサリ駅。ホームの真ん中を渡り線が横切る不思議な構造。

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