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2014年2月23日 (日)

カマンダカ号の旅、ですが…

さて今日の、というか今回の目的。去る17日に運転開始されたばかりのKA.Kamandaka号。先日も書きましたとおり、中部ジャワ州の州都スマランと、同州南西部の主要都市プルウォクルト近隣地域とを結んで運転開始された新列車だが、この列車のポイントは先だっても書いたとおり、北本線のテガルと、ジャカルタからジョグジャ方面へ向かう横断路線のプルプックとを結ぶ短絡貨物線の旅客営業を再開した点で、旅客営業線が再開された以上、これは乗らないわけにはいかない(例によって、いつ頃から旅客営業がされていなかったかについては、よくわかりません)。
 列車は一日一往復、プルウォクルト側から州都スマランを日帰りで往訪できるスケジュールとなっているため、プルウォクルト発は早朝5時。これが10時過ぎにスマランに到着、帰路はスマランを16時過ぎに出発し、プルウォクルトに20:50に戻ってくるというスケジュールになっており、今流行?のアルバイト運用はない模様。
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豪雨をついてプカロンガン駅に進入するカマンダカ号。

今回はやはり今般の改正で登場したスマラン=ソロ間「Kalijaga」号(こちらも、ソロ5時発、スマラン9時発と、二つ合わせて乗るのは大変骨が折れるスケジュールになってます)と合わせて一気に乗ってしまおうと思ったため、スマラン夕方発のプルウォクルト行きを選択、プルウォクルトからは夜行列車でソロに向かい、ソロ5時発のカリジャガ号を捕まえるつもりでいた。
で、一段と激しくなってきた雨をついて現れたプカロンガン17:41発のカマンダカ号7131列車。食堂・電源合造車を含めて7両ほどの立派な編成で、全車両が家庭用エアコンによる改造エコノミAC車。殆どの車両が06年製造と比較的新しく、側窓を固定・一枚窓化改造されている。車内は5割ほどのそこそこの乗りで北本線上を快走し、一路西へ。18:37発のテガルから先が新規運転開始(再開)区間なのだが、そのテガルで大挙下車して車内は2割ほどと閑散としてきた。各Boxに1、2人。新たに乗ってくる人は少ない。ここまでの本線上は、スマラン=テガル間を結んで一日4往復、KRDE気動車を用いた「Kaligung Mas」号が都市間輸送に従事しているが、このカマンダカ号もその一員としての役割も追っているようだ(料金も一緒)。
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上下列車の時刻表。あ、値上がりしてる。まだ一週間なのに。

そのテガルを出る頃には周囲はすっかり真っ暗になってしまっていた。1848 頃発。暫く本線と並行した後、そのまま南へ。住宅街の裏道のような区間が続く。線路状態は思ったほど悪くはないが、やはりそれまでの本線と比べるとガクンとスピードは落ちる。
市街地が広がり家並みが続く中を暫く走り、19:04スラウィ(Slawi)着。30名ほど下車するが、それとほぼ同じくらいの乗客があったのは少し驚いた。こんな時間に、そんな流動もあるんだ。国営石油会社Pertaminaのタンク列車とすれ違い、19:08発。
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夜19時のスラウィ駅はもう真っ暗。とても車窓は望めません…

うーん、我がスラバヤより随分西にあるので18時半ならまだ少しは外が眺められるかと思ったが、ちょっと辛いようだ。窓に貼られた遮光用のカラーフィルムが更に輪をかけて車窓を遮り、沿線の家屋の灯りが過ぎ去るばかり。うーんこれじゃあ地下鉄の乗り潰しと変わらんなあ。
これじゃあ乗ったとは言いづらい。この中部ジャワ州西部は空港もなく、もう一度来るのはちょっと容易ではない。よし、今晩の夜行でソロに移動するのはやめてまた明日朝の列車で乗り直そう。
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終点プルウォクルト駅に到着。86年式の食堂電源合造車も冷房化・固定窓化改造済です。

というわけで、定刻を10分ほど遅れて到着した終点プルウォクルト駅で早速今晩の夜行列車の切符の払い戻しと、明日の朝の切符の確保。これはちょっと苦労した。
払い戻しは1ヶ月ほどかかる、手数料は25%、ここまでは聞いていたとおりなのだが、銀行口座に入金となるといって、払い戻すためには出発時刻までに銀行口座番号を伝えなければならないという。国内銀行のキャッシュカードは持っているけど、このカード番号と口座番号は違う。 うーん・・・ (-_-#) 
仕方ないので、「乗車変更」であれば出来る、不足額は徴収だが、安い列車への変更でも、差額の返金はないという。差額丸損になってしまう・・・ うぅ
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珍しい構造の食堂車。手前にラウンジ風の配置のロングシート、ボックスシートが4組、奥の青いところがカウンターになってます。

やむなく、勉強代としてこちらは断念。明日朝が早いので、市内のまともなホテルに行っていては、翌朝のタクシーなりオジェックなりを探すのに手間がかかりそうなので、もう近くの“駅前旅館”ですな。南口を出て直ぐのところに「Station Hotel」なるものがあったので覗いてみたが、こちらは満室。直ぐ裏の更にうら寂れた感のあるホテル、これはもうロスメンだな、にRp.75,000で泊まることに。エアコンもお湯シャワーもないけど、まあ臭くないし、そこそこ清潔なのが救いか。

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