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2014年2月28日 (金)

北本線全線複線化近し (鉄道新聞記事続き)。

昨27日の鉄道記事のもう一つは、東ジャワ州のローカル紙「Jawa Pos」の一面、わざとぶれさせてスピード感を強調した日本車輌製KRD気動車の写真と、何故かJABODETABEKの東京メトロ7000系電車のイラスト。見出しは「百万個のコンテナが北海岸(道路)から移ってくる。2014年4月から、複線鉄道運用開始」とのこと。
そっか、スラバヤで複線化鉄道を既に運用開始しているのは南本線のグブン=ウォノクロモ間だけだから、こちらで複線の写真を撮ったわけね。
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「Jawa Pos」紙の一面に、ちょっと凝ったデザインで複線化に期待する記事が。

記事によれば、2011年頃から、イグナシウス・ヨナン現国鉄総裁のイニシアティブにより進められてきた北本線チルボン以東の複線化事業は、
2011年7~12月:Brebes-Tegal間5.5km、Petarukan-Pekalongan間24.95km、
2012年:Cirebon-Tegal間75.95km、
2013年:Pekalongan-Semarang間89.04km、
2011~2014年:Semarang-Bojonegoro間146km、Bojonegoro-Surabaya間106km
が総計9.8兆ルピアの予算を投じて実施され、更にはスラバヤのパサールトゥリ~タンジュン・ペラク港間の複線化も計画中とのこと。

勿論つい先週も実際に乗って確認したとおり、Pekalongan-Semarang間の複線化はまだ終わっていないわけで上記の日程どおりに進んでいるわけではないのだけれど、それでもかなりの勢いで複線化工事自体はあちこちで進められて来ている。
まだブンガワン・ソロ川沿いの区間やスラバヤ市内タンデス付近、スマラン市内の一部で用地収用が終わっていないため、ジョコ・キルマント公共事業大臣が述べるとおり4月までの全線複線化開通は難しいとしても、ジャカルタ=スラバヤ間727kmの北本線はほぼ完全に複線化されることとなりそうだ。
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複線化に際して線路の付け替えが行われる区間も多い(スマラン~プカロンガン間)

バンバン・スサントノ運輸副大臣は、年間百万個のコンテナ輸送がトラックから鉄道に転換されることが期待されるとし、その目的で国鉄PT.KAIは50両の機関車、1,500両のコンテナ貨車を増備、現在5,000TEUのコンテナ輸送キャパシティを15,000TEUまで増加、更に肥料、セメント、鉄鋼といったコンテナ以外の輸送契約も増加中だと述べている。更に列車交換待ち時間等は減少、現在物価の27%を占める物流コストを17%まで低減することが可能になる等の期待される効果について説明している。
更に旅客列車についても、現在84列車が運行可能な北本線の列車本数は200列車にまで増大可能となり、所要時間も最大2時間程度の短縮が可能となる由(ママ)。
これはどうかな。現在特急「Argo Bromo Anggrek」なんて、殆ど交換待ちをせずに最優先で突っ走ってもジャカルタ=スラバヤ間を10時間はかかっていて、これを8時間に短縮したら、表定速度は90km/hを超えるぞ。そこまでは無理じゃない?

まあ、そんなわけで良いことづくめらしい北本線の完全複線化、間近になってます。先週実感したとおり既に一部複線化済の区間を活用して貨物列車の本数は急増しているようで、他方で我々汽車旅派としては、旅客列車の増加も期待したいところなんですが、さてどうなることやら。
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右側は新しく敷かれた線増部分。まだ路盤が落ち着いてないのか、歪んで見えますね。(Benowo-Kandangan間をスラバヤに向かう”KRD”という名の客車列車。)

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