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2014年3月20日 (木)

鉄道ODA疑獄事件発生か・・・

前向きな話ドンドンのインドネシア鉄道ですが、今日は残念な話を一つ、しかも日本絡み。

今日の本邦紙報道によれば、ODAによる鉄道案件の設計や施工管理などを受注した本邦業者であるコンサルタント「JTC(日本交通技術)」が、現地関係者との契約締結に当たって総額1億円に上るリベートを払っていたことが東京国税局の税務調査で判明し、約4,000万円の制裁課税を受けることとなった、という話。
問題となった国はインドネシアのほか、ベトナム(ハノイ都市鉄道)とウズベキスタン(カルシ=テルメズ間電化計画)で、インドネシアの案件は2010年度円借款の「ジャワ南線複線化事業」のクトアルジョ=クロヤ間、クロヤ=プルウォクルト間、プルプック=チレボン間の案件だそう。
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プルウォクルト北方の複線区間を走る、下り急行98列車「Fajar Utama Yogya」号。

記事をよく読んでみると、入札で落札はしたものの、発注者となる現地政府系機関から、現金を渡さないと契約しないと言われ、止む無く社員が現金を小分けにして運んで渡していたという。相手方として挙げられているのは、国鉄PT.KAIではなく、運輸省鉄道総局の担当者だということで、まあ、困ったもんだ。

インドネシア鉄道絡みの汚職事案としてまだ記憶に新しいのは、2011年末に発覚した、東京メトロ5000系・東葉高速1000系中古電車の輸出入に絡んで、日本の商社の人がやはりリベートを渡したというものもありました。
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プルプック駅北方の複線化工事区間。

今回の案件は、新聞にJTC関係者の発言として書かれている、先方から(契約しないと)脅されてやむなくしぶしぶ、ということであれば、多少なりとも同情の余地があるのかもしれないけれど、それならまずはJICA-JBICとか大使館が間に入って何とかしてくれといえば良さそうなものだし、インドネシア一か国ならともかく、あちこちの国で同じようなことやってれば、この企業側からそういう事を普通にやっていたと受けとられても仕方がないかもしれないなあ。
果たして真相や如何に。

ともあれ、円借款関連の仕事をしていたこともある落花生。、忸怩たる思いでこの記事を読みました。問題となった各鉄道関係ODAプロジェクト、こんなことで案件停止、再入札なんてなっても困ります。プロジェクト工事自体はせめてキチンと進んでくれることを祈ります。
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快晴の空の下、クロヤ駅で。長閑に見えるが、通過列車は多い。

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