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2014年4月29日 (火)

ブロモ山の夜明け・リベンジ、一勝一敗。

さて明けて・・・ 明けてないな。まだ未明の3時に起床、ホテルにアレンジして貰ったランドクルーザー(1981年式の、40系という奴)で3時半に出発。平日ということで他に殆ど宿泊客がいないと思ったこのJava Bananaなるホテルだけれど、少なくとも他に3台のランクル、3グループの宿泊客がいるということだな。
急な山道を走ること暫し、外輪山の頂上付近の安宿街を過ぎてカルデラの中に入り、舗装道路がなくなり砂砂漠の一帯を走り出した頃から急に霧が深くなり、視界がホンの数m迄低下してきた。ちょっと危ないかもしれない状態。砂漠内のあちこちを無造作に走る轍に惑わされつつ、前を行くクルマのテールランプを頼りにゆっくりと進み、それでも30分ほどでなんとかこのエリアを抜け、反対側のアクセス道路に到達、その後は再度外輪山を登り、4時半過ぎには展望台に到着することが出来た。
本日の日の出は5時20分ということでまだ時間があったので、参道(?)の屋台街の店でコーヒーを一杯、暫くの後展望台に上がってみると、やあやあ、今日は東の空が徐々に明るくなりつつあり、どうやら晴れて日の出が拝めるようだ。
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今回は拝めました。ブロモの夜明け。


日の出自体は、プロミネンスのようにいきなり明るくなったわけではなかったので、その瞬間に200人ほどの観光客が一斉にシャッターを切って感動の溜息が上がった・・・という雰囲気ではなかったけれど、右手、南のブロモ山の方角に目をやると、そちらには更に息を呑む光景が広がっていた。
外輪山に囲まれたカルデラ内は一面の雲海。そこからブロモ山など幾つかの山々が、浸食で出来たひだも鮮やかに顔を出し、後方には更に一段と高く頭を突き出した、ジャワ島最高峰のスメル山。
そしてその左手側、外輪山の切れ目からは湖の堤から水が溢れ流れ出すように雲海の雲が集落を乗り越え、下の斜面に沿って流れ出している姿は、何とも言えず、ヨーロッパの山岳地帯をも彷彿とさせるような絶景だった。語彙が乏しくて上手くこの情景をお伝え出来ないのが申し訳ないのだけれど、このインドネシアでこんな景色を眺められるとは思わなかっただけに、感動もひとしおだった。
Bromop1080383 
ブロモの外輪山の雲海、中央右手の白煙を上げるのがブロモ山、右奥にはスメル山。
その外輪山から流れ出す雲。素人写真でもこんなに絵のような魅惑的な風景が。
Bromop1080370

さて続いて定番コースにのって向かったのはブロモ山の麓。だが、その分厚い雲海に覆われた砂千里の駐車場付近は、相変わらず殆ど視界が開けない状態だった。
馬に乗り込み歩くこと暫し、段々刺激臭がキツくなってきて、咽が痛くなってきた。この地域の環境には慣れている筈の馬曳きの若者もマスクで鼻と口を覆い、馬までもがクシャミか咳かを繰り返す。
さっき上から見た際には、ブロモ山頂・火口に登る階段部分は晴れていたので、そこまで行けば大丈夫だろうと思って(馬の)足を進めたのだけれど、階段の上り口近くまで着いてみたら、確かに雲は晴れて山頂が見える。が、硫黄臭のガスは突然更にキツくなり、鼻と口に布を当てても、息をするのも厳しい状態になってきた。
ちょっとこれはヤバいんじゃないだろうかと思ったら、馬曳きからも「これは危ないから、もう降りよう」とのコメント。彼らがそう言うのなら、本当にそうなのだろう。
下り坂、下からは次々と観光客が馬に乗り、或いは徒歩で上がってくるが、中には小さな乳児を抱きかかえた欧米人家族もいた。ちょっと子供には、呼吸器に悪影響を与えかねないんじゃないかと心配になった。

何とか下山し、再度ランクルでホテルへ戻り、朝食と小休止。
続いて降りてきて隣席になったドイツ人家族とひとしきり、今日はちょっと厳しかったねーと話をしながら。
Bromop1080412
山頂に登る階段付近の光景。雲が晴れたらガスが急にキツくなりました。

※30日昼、火口付近からの火山性ガスと噴出物が近隣の集落に激しく降り、ブロモ山付近での危険度の引き上げが検討されているとの報道がありました。
この日は中部ジャワのメラピ山、スラメット山、北スマトラのシナブン山も一斉に噴火活動を活発化させ、列島が燃えている、状態に。ちょっと心配です。

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