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2014年4月18日 (金)

スラバヤ・マップを手に街歩き♪

既に当地では著名な研究者である松井和久さんのブログ「インドネシアあるくみるきく」でも紹介されていますが、当地でトップの大学の一つである国立アイルランガ大学(UNAIR)人文学部日本語学科の学生さんたちが、授業の一環として「スラバヤ観光地図2014」なるスラバヤの日本語ガイドマップを作り上げたそうです。
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ここスラバヤは、ご存じの方は既によくご存じのとおり所謂観光地ではなく、旅行・友人訪問等で来訪される方、出張で来られて空き時間に何処かに行きたいという方などをお連れする場所がなくて困っていました。
実際、「地球の歩き方」等ガイドブックを見てみても、スラバヤについて触れているのはほんの数ページに過ぎず、それも郊外のブロモ山などを別にすれば、わざわざ見に出掛けたくなるような、見に行く価値があるようなスポットは市内近郊では殆どない、というのが正直なところ。

それでも、地元の人の目から見てみればそれなりに違った、実は面白いスポットがあるのではないか?とかなり期待しながら、この学生たちの取り纏め役となっている青年海外協力隊(JOCV)の清水隊員に連絡をとってみると、ちょうど学生たちがこの地図を使って日本人向けガイドツアーを試行してみようと考えており、「じゃかるた新聞」の記者さんの取材もあるというので、ちょっとお邪魔させていただくことにしました。
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スナン・アンペル・モスクへの表参道商店街を歩く一行。

UNAIRに集合し、生徒さんのキジャンに乗り込んで先ず向かったのは市内北部にあるスナン・アンペル・モスク。
丁度金曜礼拝の時間帯ということもあって大混雑、通りからモスクへ向かう“門前町”の商店街も大変な活気の時間帯だった。雰囲気、行き交う人々の服装、匂いなど、インドネシアというよりもはやちょっとばかり中東の街の雰囲気すら漂ってくるモスクの周りを一回りし、近くの1928年築の古いホテル「Kemajuan Hotel」の一階に入るアラブ料理店「Yaman」でお昼ご飯。
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これもまた味わいのある商人宿的「Hotel Kemajuan」 1928年建築らしいです。

引き続きジュンバタン・メラ付近、市内北部の旧市街地の古い建物が並ぶ(幽霊が出る家など)を眺め、定番のタバコ工場の建物を利用した「House of Sampoerna」を見学、その後はマジャパヒット・ホテルの説明を聞きながら今度は市街地東部へ移動。
目指したのはケンパークことケンジェランにある公園。休日ということもあって華人の方々が大勢お参りに来ていたサンガル・アグン寺院や四面仏像、ムツゴロウが沢山這い回る海岸べりなどを一回り、最後に近くのモールで反省会兼意見交換会と相成りました。
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こちらは、「House of Sampoerna」から発着する、市役所が運営する市内観光バス。

今日はこの学生作成の地図を手に廻ったわけですが、この地図自体は印刷も綺麗で、とてもよく出来ています。
勿論細かいことを言えば、改善の余地は多々あります。
基本的には在留邦人など一定の予備知識を持っている人向けのようですが、初めてスラバヤを訪れる観光客の方にもこれを手に市内を見て回って欲しいという希望もあるようで、焦点の当て方と、それを踏まえた掲載内容の選択はなかなか難しいでしょう。日本食レストランやインドネシア料理レストランもそれなりの数取り上げられていますが、和食店なんか在留邦人はみんな知っているけれど、電話番号だけ書かれていて住所がなければ初めての人は行きつけないし、インドネシア料理店であれば、どういった種類の料理が食べられるのか、一言メモは欲しい。
両替店や旅行会社にしても、電話番号だけじゃなくてやっぱり位置情報は欲しい。
また、それらの場所にどうやって行けばいいのか、公共交通機関情報(バス・ルートマップ)なんかあると、より嬉しい。

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ケンジェラン・パークの四面仏像の前で、一行。
 

でも、先ずは観光学科ではなく、日本語学科の学生が語学練習の一環としてこれだけのものを作り上げ、そして既に領事館やジャパンクラブ、Balai Pemudaの観光案内センターや空港などに既に数百部ずつを配布して、実際に使って貰おうとしている点を大いに高く評価したいと思います。
今日案内してくれた生徒さん達も、恥ずかしがり屋なのか案内ガイドはまだまだしどろもどろだったけれど、この地図作成という大仕事を成し遂げた達成感で誇らしげでした。
これだけのものであれば、お金を取って販売したっていいと思います。日本語ボランティア・ガイドだって、学生さん達は授業があるのだから、いつ何時対応できるというものではありませんが、場合によってはガイドを受けた日本人の方々からは少し御心づけを頂戴し、そのお金をもって来年の学生たちが行う改訂版の経費に回したっていいし、奨学金なんかに使ったっていいと思う。
欲を言えば、電子化して、タブレット端末に入れて持ち歩きが出来るようにすれば、掲載物が集中して細かくなっちゃってる部分を拡大して見られるようになれば言うことないな。
今後の発展・活動の拡大に大いに期待したいと思います。
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地図はこんな感じ。中心部は拡大別図があるといいかな。

このスラバヤ・マップ、上述のとおり市内の幾つかの場所で入手が可能ですが、確実に手に入れるためには、以下の連絡先にコンタクトしていただければと思います。

 アイルランガ大学人文学部日本研究学科
 Tel: +62-31-5035676, Fax: +62-31-503-5808
 Email: japanologyunair@yahoo.com
 担当: 清水千恵さん(JOCV青年海外協力隊員)

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