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2014年4月 6日 (日)

ジャラダラ蒸気機関車と遭遇@Purwosari駅にて。

その市街地の西部にあるプルウォサリ駅、この駅からはソロ市内のメインストリートを併用軌道で横断し、南方のスコハルジョという街を経て、南のウォノギリ迄の支線が伸びており、更にその昔は北西のボヨラリ(Boyolali)迄の支線が存在し(日本統治時代に末端のBoyolali-Kartasura間は廃止されたらしく、国鉄PT.KAIの資料ではPurwosari-Kartasura間のみが記載されているものが多い)一大ターミナルとなっていた駅である。
残念ながら北西方面への支線は廃止(公式には休止か)、ウォノギリ方面への路線も橋梁の老朽劣化問題から定期旅客列車の運行を休止されており、現在では優等列車は殆ど停車しない本線上の中規模駅の一つとなってしまっている。
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プルウォサリ駅ホームに体を休めるC1218号蒸機と“ジャラダラ”列車。

なのだけれど、ソロ市内の併用軌道区間、プルウォサリ=ソロ・コタ間5kmのみは現在でも列車が走ることがある。このプルウォサリの機関庫には、以前アンバラワの鉄道博物館に保存されていたC1218号タンク蒸気機関車が動態で保管されており、リクエストに応じてチャーター運転することが可能となっており、落花生。も一度、このチャーターに参加させて貰ったことがあった。
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ソロ市内の併用軌道区間を走る“ジャラダラ”列車。車番プレートが今とは違いますね。

ここまで書いてしまえば昨日の引っ張りについてはお分かりのとおり、今日のプルウォサリ駅には、このチャーター列車「Jaladara」号列車が停車中だったに遭遇したのでした。
生憎今日は既にチャーター運転を終えてこのプルウォサリ駅に戻って来たばかりで、機関車の周りでは男女半々くらいの地元インドネシア人のグループが記念写真を撮りあっているところ。
国鉄PT.KAIの通常のものとは異なるオリジナルの制服に身を包んだ機関士氏に話を伺うと、今日はたった今このグループの貸切で一往復してきたところで、以前週末・休日に行われていた定期運転は現在は行われておらず、チャーター運転のみで、費用は一往復3.8juta(約3万5千円)、このジャラダラ号編成の運行はスラカルタ(ソロ)市役所が取り仕切っているので、チャーターについては市役所の許可が必要、自分たちPT.KAIは、運行を受託されているだけなのだとのこと。
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一般列車の通過を待って、一旦バック運転で上り本線上に入る機関車。しかし、水タンクと一体化したボイラーが特徴的なスタイルですよね...
二両の二軸古典客車も魅力的です。カラーコーン、邪魔!
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通常のチャーター運転はソロ・コタ駅までだけなのだけれど、許可次第ではその先18km地点のスコハルジョまで運転したこともあるのだそうで、そこまで走れれば、それなりの写真も撮れるんじゃないかな。

暫くの後、西方面ジョグジャ行きの「Sidomukti」号と、バンドゥン(キアラチョンドン)行きの長距離準急「Pasundan」号が通過した後、車庫にしまうのだというので、ちょっと待ってみることにした。
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轟音と共にプルウォサリ駅を通過していく、スラバヤからのバンドゥン行き長距離準急121列車「Pasundan」号。

先ずは殆ど「Prameks」グループの一員ともなっている形の当駅停車のシドムクティが発車したのち、今度は轟音を立ててパスンダンが通過、ほどなく「ピーッ」と甲高い汽笛の音とともに、小型タンク機が2両の古い客車を後押しする形で西の本線上に現れた。幹線道路の踏切を塞いでポイント切り替えの後、一旦西行き線を逆行して駅に戻り、再度スイッチバック、北西方の引き上げ線 ・・・ボヨラリ方面への支線の名残を暫く走り、信号所の先で再度折り返してと、「W」字型に行ったり来たりしながら、駅の北側にある機関庫に入って行きました。
この入れ替え運転の間も、客車には地元の子供達が便乗していましたが、このユルさが残っているのがまだまだこの国の愛らしいところですよね。
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ボヨラリ支線の名残、の引き上げ線を使って機関庫へ入って行くSL列車。

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