タンゲラン線近況(HOLEC-AC大活躍中)。
さて明けて日曜。
今日は早起きして、久々のパクアン急行氏に連れられ、先般マディウンのINKAの工場で見ただけで営業運転に
入ってからは未乗だったHOLEC-ACこと、古い(といっても、90年代後半に)オランダ製部品等を用いてINKAで組み立てられたVVVFインバータ
制御のエコノミ電車を、再度韓国製の電装品等を用いて修理・冷房化改造して導入した
電車が既に営業運転に投入されており、これに乗ってみたかったので、
先ずはマンガライに立ち寄った後、環状線西回り電車で線路市場のあるドゥリへ。
KRDE風の顔つきにフェイスリスト、見違えるような美しい姿となったHOLEC-AC冷改車。
ほどなくやって来たタンゲラン線の電車は早速HOLEC-ACだったので、これで先ずは途中の
Porisまで一往復。
運転台にINKAの職員が同乗してるな、窓にはまだ車番を記載した紙が貼られて
いるな、とおもったら、後で調べていただいたところによると、このHOLEC-AC第3編成、
まさにこの日から投入されたその初日だったらしいです。
車内はまだピカピカ。エコノミ電車だった当時は、あちこち割れかかったプラスチック製のものだった椅子は、KfW電車と同様の真新しいモケットが貼られ・・・ なんだけれど、分厚い戸袋の
影響でロングシートの椅子の配置は前後にズレているのは非冷房エコノミ当時のまま。
ドアの上には新たに設けられたLEDによる次駅表示がキチンとなされている。・・・と思ったら、
現在休止中の「Grogol」駅が既に表示されていたりと、ちょっと惜しいところも残るが、
まあ取り敢えずは他の日本製中古電車と比べても遜色ないレベルにまで更新されている。
車内もすっかり見違えるよう。まるで新車の輝き。しかしなんでこんなに戸袋が分厚いのでしょう。
なお、本日のタンゲラン線の運用はこのHOLEC-ACが2編成、新型のKfWが1編成の3本運用(昼間は
2編成になる)。
近く複線化が予定されており(一時はこの5月頭からという説もネットで流れていた)、その
工事はほぼ完成。あとは途中のBatu Ceper駅から分岐して建設される、スカルノ=ハッタ空港鉄道
線の工事がどれだけ進むか、ですね、タンゲラン線は。
そしてまたドゥリの線路市場をかき分け、出発していきました。
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