« 2014年6月 | トップページ | 2014年8月 »

2014年7月25日 (金)

ジュンブル空港、初乗り♪

さてジュンブル旅行の帰路、肝心の開港したての新空港の話を書いてませんでした。行きがフライトキャンセルだったんで、今日も飛べないと、わざわざ来た意味がなくなってしまうもんね。

去る7月16日に商用開港したばかりのジュンブル・ノトハディネゴロ空港(Bandar Udara Notohadinegoro)、まだネット情報も殆どないのでWikimapiaで探して見ると、ジュンブル市街地から南に8kmほどのアジュン(Ajung)郡というところにある 模様。
昨土曜日の晩に泊まった市内のビンタン・ムリア・ホテルは「土日はお休み」ということで空港送迎のクルマを出してくれなかったので(ホテルとしていいのか、それ)、朝8時半にチェックアウトしてメーター・タクシーを呼んで貰いました。メーター読みで5万5千ルピア、25分ほどで着いたこの空港、旅客ターミナル手前の道がクルマのすれ違いが出来ないほど狭く、今後の改修が必要と思われますが、建物自体は東ジャワ州の東端、バニュワンギのブリンビンサリ空港よりは立派な建物でした。
Apjbb_p1090528
なかなか立派な、ジュンブル・ノトハディネゴロ空港ターミナル・ビル。

建物前にカラフルないすゞの小型バスが停まっていたので聞いてみると、これが市内のアストンホテルとの間を結ぶリムジン・バスとのこと。
案内カウンターによれば、ホテル発は7時半で空港着は8時15分とあるんですが、ちょっと早過ぎないかい。 飛行機は10時よ。
スラバヤからの便が9時半に着いて、接続のバスが9時半発ってのも妙な話。 勿論接続はとるんだろうけど… と思って戻ってからちょっと調べて見ましたら、 今はスラバヤ09:00(GA4302)→09:35ジュンブル、帰路が10:05(GA4303)→10:40スラバヤとなっているのですが、 今月末のレバランのシーズンのスケジュールからは、 SUB発08:40→09:15JBB、帰路はJBB09:45→10:15SUB となっているので、バスのスケジュールの案内幕も、 既にこのスケジュール変更を見越して作られたものなのかな。
Apbusjbb_p1090529
リムジンバスの時刻表。途中停車の「Warna Indonesia」ってのは、どこだろう。

建物の中に入るとまずは通常どおりの荷物X線検査、そしてチェックインカウンター… テーブル1台出して コンピューターと印刷機だけ置いてチェックイン受付中。今日の搭乗客は30数人、72人乗りのATR72機だそうなので、およそ半分の搭乗率といったところか。

Apjbbcheckin_p1090531
チェックインカウンターはこんな感じ。空港ビルとして建設した時に、カウンターを設けることを考えなかったのかね。

隣の搭乗待合室の側には売店一つもないけれど、まあ清潔に整えられ、空調も程よく効いて快適。 乗客数に比べてやたらと職員の数が多く、手持ち無沙汰なガルーダのグランドハンドリング担当の職員さんに話を聞いてみると、 この空港自体は8年ほど前に作られたのだけれど、その後商用定期便は全く飛んだことがなく、何回かチャーターのセスナ機みたいなのが飛んだことがあるだけ、今回ようやく 定期便が就航したとのこと。
Apjbbga4302_p1090535_2
スラバヤからの折り返し便が到着。小型機ですが、頼もしく見えます。

程なく定刻を10分ほど遅れてスラバヤからのGA4302便が到着。搭乗口のドアが開けっ放しで、数人の旅客が滑走路側に出て眺めていたので一緒に到着の様子を眺めていると、降りてきたのも数えてみると40人くらいだろうか。数人の白人の家族連れが目についたけど、どこに行くのかな。この辺にそんな大きな外資の工場とか鉱山とかあったかしら。観光地も特にないしねえ…
Apjbbatr_p1090544
そして飛行機の前を周っての搭乗。建物の脇には見物の地元民が多数。

そして続いてこちらの搭乗。最後部にドアのあるATRなので当然後ろからかと思いきや、わざわざ飛行機の前を大回り しての搭乗。記念撮影する家族連れも見られました。 新型ATR72-600型機はLion Air子会社のWingsで乗ったことがあるけれど、そういえばGarudaのプロペラ機は初めてだな。機体に「Explore」と書かれており、バリをベースにヌサ・トゥンガラ諸島便を飛ばし出した・・・Merpati の運行停止の代替の意味もあるのかもしれないけれど、分離子会社化と思いきや、そうでもないらしい。
Ga4303ca_p1090550
CAさんに出迎えられて、ピカピカの機内へ。

機内は勿論ピカピカ、座席上の荷棚も思ったより広かったのは意外でした。 1,500mの滑走路を南に向けて離陸、雲を抜けるのに多少揺れましたが、ブロモ山や新しく伸びて来た高速道路(Gempol - Pandaan - Pasuruan)間も眺めつつ、快適な空の旅でした。
搭乗時、搭乗券もぎりの際にいつもの「ガルーダ飴」を貰っていたし、こんな実飛行時間30分のプロペラ機で機内サービスもないだろうと思いきや、わざわざキチンとした箱入りの パンと水のセットが配られたのには驚きました。流石はレガシィ・キャリアですね。
Ga4303mealp1090552
機内サービスの箱も、ラマダン仕様。中身は一緒でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年7月24日 (木)

帰省シーズン、始まる。

さて来週はレバラン、断食明けの大祭です。
厳密に言えば来週の28,29(月・火)の2日間(予定)なんですが、30,31の両日は政府が定める“Cuti bersama”(休暇取得奨励日)で、実態としては今週末の土日から来週末の土日迄の1週間、もう盆暮正月が一遍に来たようなお祭り、皆さんお土産抱えて田舎に帰省する(Mudikといいます)、民族大移動のシーズンになります(去年の記事です)。
そのためこの一週間はジャカルタは全くスカスカの人口過疎地帯になり、レストランや飲み屋さんも閉店、在留邦人的にも、運転手さんもお手伝いさんも帰省してしまい、タクシーも運転手が帰省してしまうから拾いにくくなるし、どこ行くにも混んでて切符が取れないし、ということで、日本に帰国したり近隣の海外に旅行する人も多いようです。

まあそれでも最近では、モールなんかに入っているお店はそこそこやっているようで、日本の正月休み位の感じなんでしょうかね。
ここスラバヤは、ジャワ島内やその他周辺の島など、田舎に帰省する人もいれば、ジャカルタから戻ってくる人もいるようです。
2014072404532mudik
当地大手紙「Jawa Pos」。右はメラク港のフェリー待ちの大行列、左は大荷物を抱えてエコノミ列車に乗り込む帰省客。毎年の風景です。

新聞では、ここ数日、帰省ラッシュが始まったということで、その風景を写した写真が紙面を飾っています。
大体毎年まず間違いなく掲載されるのが、ジャワ島から西のスマトラ島に渡る、メラク港のフェリー待ちの渋滞、そしてジャカルタ=バンドゥン間高速道路の、チレボン方面への国道が分岐するチカンペックの料金所付近の画ですね。
それに加えて今年は、ジャワ島北岸道(Pantura)のペカロンガン付近チョマルで国道の橋が崩落(と新聞で言っていますが、写真を見ると、橋の手前の橋台部分が崩れた模様)して通行止めになり、応急修理措置が急遽すすめられたものの結局片側通行、10t以下の小型車のみ通行可ということで暫定再開通、帰省用のバスは通れず数十km大回りさせられることとなり、大混雑は必至。
国鉄PT.KAIはテガル=スマラン間の臨時急行列車(Tegal Ekspres Tambahanとかいうのかな)を運転するなんて報道も出てました。
そもそもこんなジャワ島の東西を結ぶ一番の幹線道路、国道1号線に相当する道が、まったく迂回路がないというのがそもそもおかしいんです。交通流動に比べて、あまりにも道路が少な過ぎ。これを教訓として、すこし地方幹線道路の整備を考えてもいいんじゃないですかねえ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年7月23日 (水)

また踏切事故ですか・・・

つい数日前にも踏切での列車とクルマとの衝突事故があったばかりのスラバヤ近郊・東ジャワ州東部路線、昨日22日朝の当地紙「Jawa Pos」によれば、一昨日もまた踏切事故が発生したそうです。

記事によれば事故が起こったのは21日午前10時頃、パスルアン県バンギル郡というから、バニュワンギ方面とマラン方面の路線が分岐するバンギル駅の前後辺りか。
列車については詳しくは記事には書かれていないものの、スラバヤを9時に出発してバニュワンギに向かっていた1・2等急行85列車「Mutiara  Timur」号。定刻であればバンギル発09:50の筈。
今回はどうやら踏切の遮断機が下ろされるのが遅かったため、クルマが踏切内に進入、そこに急行列車が突っ込んで事故が発生。なのですが、衝突したクルマがトラック2台、1box車1台で乗合バスや家族連れとかではなかったのが不幸中の幸い、負傷者は記事によれば4名、運転手とトラックの助手ということで、1名が足の骨を折る重傷ということだが、命に別状はなかった模様。
Pasuruanfumikiri2014072204526
あーぁ。魚が散らばってますが、機関車の損傷度合いはわからないですね。

踏切で遮断機が降りていなかったとは言え、警報器は鳴っていただろうに、一時停止して左右確認してれば防げた事故。ここの運転手は踏切で一時停止する週間がないからなあ。交通規則もないのかもしれないな。
警手の談として、この日は列車接近の通報が来るのが遅かったなんて弁明が書かれていたり、逆に目撃者の談としては、遮断機が下りるのが遅かったとか、踏切の警手小屋に女性の姿があったなんてゴシップ記事的な記載も見られましたが、原因究明はこれから。まあいつの間にかうやむやになるのだと思いますが。

ちなみに衝突した列車の側の機関車は、CC203-0201と車番まで書かれていますが、番号からわかるとおり2002年製のこの個体、所属はシドトポ区(SDT)、旧番号はCC203-38、CC203型自体は1995年から2002年までの間に41両が製造されたものなので、再末期に製造されたものです・・・が、別に趣味的に面白いわけじゃないので、どうでもいい情報ですな。
Cc203p1080453
資料画像…CC203同型機が引く「Mutiara Timur」号。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年7月22日 (火)

大統領選挙結果発表の日。

さて、今日7月22日は先般9日に投票が行われた大統領選挙の公式結果発表日。

なんでそんなに時間がかかるの?というのは大方の日本人の感想だと思います。私も不思議だと思います。投票所がめちゃくちゃ多く(有権者200万人強のスラバヤ市内だけで5,000か所!)、それを各投票所で開票作業してたらいくらでも不正が出来てしまう(衆人監視下で、なぜ?とも思いますが)ということで、先ずは当日計数(クイックカウント)されたのち、各県市レベルの選管に集められて再計数、それが州レベル選管に運び込まれて再々計数、そして中央選管に集められて集計されるという手間をかけられているそうです。
しかも、今回の大統領選挙に当たっては、各選管レベルで票数を数え、結果について両候補陣営の立会人がフォームに署名してカウント終了となる筈なのに、片方の立会人の署名しかなかったり、署名が同一人物によってなされていたり、数百票が全て片方の候補者に入っていたという投票所があったりと、なんでそんなおかしなことが起きるのか外国人には全く理解できない、もう全ての投票所にカメラ入れて生中継でもしない限り不正の現行犯は防ぎようがないんじゃないかと思うような開票過程を辿っていました。
Senkan2014072204529
公式発表の数値を読み上げる選管担当者。今回はTV One(露骨にプラボウォ優位の報道ばかりしていた)は信頼度にかけるから見ない。

これまでの調査機関の集計等では、52:48程度と僅差で“市民派”ジョコウィ・ジャカルタ州知事側が優勢とされつつも、一部プラボウォ候補が優勢とする調査結果を出している機関もあり、また両候補とも相手方候補陣営による不正行為が合った主張、選管発表後には憲法裁への提訴は避けられないであろう、新大統領の最終確定までにはまだ時間がかかるだろうな、という予想もあり、朝から緊張していました。

その選管公式発表は午前中の時点では16時とされていたのが、集計作業が遅れたためかその後断食明け(17時半頃)、更に20時と次々延期され、結局発表が始まったのは20時半でした。
そして始まってからも1州ずつ両候補の獲得票数を丁寧に読み上げるので、最終的に発表が終わり、ジョコウィ=ユスフ・カッラ候補53.15%、プラボウォ=ハッタ・ラジャサ候補46.85%と確定発表されたのはもう21時になろうとしていました。

しかも夕方14時半頃には、選挙手続きに瑕疵があったとしてプラボウォ候補が今般の開票作業を拒否する、候補から撤退するとの突然の演説を行い、これがジョコウィ候補の当選を事実上容認し、あとは多数を占める連立野党による国会闘争に戦いの場を移すつもりなのか、今回のジョコウィ候補当選を認めず、表裏硬軟双方の手段を使って大統領就任を妨害する前触れなのか、正直読めないのが不気味なところです。

取り敢えず今日は特段の集会や示威活動はなく、明日からはレバランに先立っての帰省が始まる時期ということもあり、このまま人々の関心がそちらに流れ、政治的な混乱に至らないといいのですが。
Kushi201407222
おまけ。今日は開票結果待ちで遅くなったんで、事務所の脇の串焼き屋台で晩御飯を買い出し。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年7月21日 (月)

インドネシア鉄道本、新聞に取り上げられる。

ジュンブルお出掛けの途中ですが、昨日20日(日)の当地ローカル紙「Radar Surabaya」の日曜版に、インドネシア鉄道本が取り上げられたので、ちょっと紹介しちゃいます。
先週、同紙の記者とカメラマンが事務所を来訪し、話を聞いて行ったのですが、掲載は「される場合は来週ですー」と言っていたので、こんなに早く載るとは思ってなかったのでちょっと驚き、事務所のスタッフには冷やかされたし。
Radar140720dsc_0041
田舎の地方紙の日曜版の下の隅っこの方ですが、一応カラーで載せてくれました。

さてではちょっと読んでみますか。
「スラバヤに2年、インドネシア在住4年になる筆者は、その間インドネシア各地の鉄道を見て歩いた成果を『インドネシア鉄道の旅』という本に纏めあげた。」ふんふん。
「筆者は、何故、鉄道が好きかと聞かれるとそれは答えるのが難しい。それは丁度何故バッソが好きかと尋ねられるようなもの、と話す。」えーっと、(^^ゞ そんなこと話したっけな。

「筆者によると、インドネシアはユニークな鉄道事情を有しており、例えば、ジュンブルなどの地方都市では、オランダ時代の蒸気機関車がまだ走っており、砂糖キビ農家が製糖工場まで砂糖キビの運搬に現役で使用しているという。」そうね。ジュンブルの(PG.Semboro)はもう蒸機の定期運行はなく、チャーター・ランだけだけどね。シトゥボンド挙げたんだから、そっちを書いてくれればよかったのにね。

「今では、蒸気機関車が現役で活躍している国も少ない中、収穫の時期に実際に見に行って撮影してきた、と300ページにのぼる本を見せた。掲載している95%の写真は自分で撮ったもので、残りはインターネットで探したり、PT.KAIから貰ったという。」
いやいや、ネットで見つけた写真をそのまま載せちゃあ、ダメでしょ。著作権の問題がある。彼らは普段からあまりそういう事を気にせず、ネットで見つけた写真をそのまま転載しちゃってるのが、こういうところに現れてきちゃう。それに、PT.KAIからは写真の提供を貰ってないですよ。PT.KAIで働いている個人写真愛好家から提供を受けた写真もあるよ、とは話したけどね。

「この本は2年の歳月を掛けて執筆され、自身が出版する最初の本となった。各地を見て歩いた体験を日本で広く知って貰わなければ勿体ないと感じたという。“沢山の日本人が毎年、インドネシアの鉄道を見に来るためにここにやってきます。特に、昔日本で走っていた列車がジャボデタベックなどインドネシアで活躍している姿を見に来るのです。”と話す。」
2年、かなあ... Blogでは7年分くらいになるけど、それを書き直しだしたのは、この1年少々な気もするけれど、まあいいでしょう。
ということで、細かい要修正キボーな個所はありますし、中身としては大変薄い記事です。
この本の売り上げに貢献することもまあ全くないとは思いますが、一つこれはこれでよかったと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年7月20日 (日)

ジャティロト精糖工場訪問。

さてジュンブルに向けて走るクルマを市内20kmほど手前(まだルマジャン県内の)ジャティロト(Jatiroto)という集落で下ろして貰うことに。運ちゃん的には往復40kmの労働が浮くわけなので特段異存なし。

国道を外れて集落内の国鉄の線路を渡って南側の一帯には、このエリア全て、国営農園会社PTPN-XIの広大な敷地が広がっています。ここはPG.Jatiroto(昔のスペルで “Djatiroto”)、1910年操業開始のジャワ島でも最大と言われるジャティロト精糖工場の城下町なんですね。
Jatirotop10905192
サトウキビを積んで工場に走りこんでくる運搬列車。

例によって守衛さんに教えて貰いながら「Kantor  Administrasi」に向かうが、事務所の中には全く人気がない。困ったな、これじゃ構内入場の許可の話が出来ないぞ・・・とウロウロしていたら、偶々近くの研究塔付近を通りがかった若い職員の方。どうしたの、どこ行きたいの?と聞かれたのでサトウキビを運び込むロコとローリーが見られれば・・・とお願いすると、そのまま工場内を案内して貰えました。職員の方の同行であれば堂々と写真も撮れるし、その方に教えて貰って機関車のデポも訪問。
この精糖工場、既に相当以前に蒸気機関車の運用は終了しており、全線でディーゼルの運行に切り替わっているのですが、機関庫内には・・・数台の蒸気機関車の廃車体。チャーター用に整備されているものも無いようですが、一応蒸機のエリアは網で囲って立ち入れないように、部品が散逸しないようにしているところを見ると、将来的に何かしたいという色気はあるのかもしれないな。
Jatirotop1090476
機関庫の片隅には多数の蒸機と部品が放置されていました。

こちらの精糖工場の見せ場は、蒸気機関車ではなく、工場外に広がる、未だ現役の広大な専用線網の方です。ネット情報によれば、フィールド路線の総延長は280kmにも達する(2012)とのこと。
教えて貰ったとおりに歩いて南側の工場外に出ると、西方向に複線の線路が延び、折しもDL牽引の運搬列車が工場内に入ってくるところ。続いて運搬作業を終えた単行のロコが3台ほど外に向かって出発していき、そこから西に向かって歩いて行くと、数百m先からは三方向に分岐してフィールドへと続いていました。
なのですが、折り悪く今ロコが出て行ったばかりで、これからフィールドで積み込みを終えたローリーの編成を組成して、工場に戻ってくるのは夕暮れ後だというのが運転関係職員氏の説明。うーん、タイミング悪いなあ。
ちなみにDLのメインは北陸重機製。最近はメンテナンスパーツが手に入りにくくて困っているそうです。商社の方、売り込みどころですよ。
Jatirotop1090506
フィールド近くで入れ替え作業に勤しむロッド式のロコ。

そうこうするうち、仕事を終えた先ほどの職員氏がバイクで現れ、そのまま総面積5,000ha以上という広大な農場の敷地の専用線の一部を案内してくれました。
なお、先ほど列車を待っている間に、大きな爆音と共に白いヘリコプターが現れて飛び去っていったのですが、これはどうも農薬散布ではなく、どうやら視察の模様。尋ねてみると、今日は公営企業大臣のダーラン・イスカン氏がこの工場を視察する予定だったのだけど、スラバヤからのフライトがキャンセルになり、ヘリでの視察に切り替えたのだそう。おっと、それってさっき当方が乗ろうとしていたガルーダ便じゃん。そんなお偉いさんがいれば意地でも飛ばしそうなもんだが(ましてはガルーダにしてみれば所管大臣じゃないか)、キャンセルせざるを得なかったとは、余程切羽詰まった事情だったんだろうな。

そんなわけで案内してくれた職員氏が街の北側の国道沿いのバス停まで送ってくれ(最後までガソリン代にどうぞといって差し出した紙幣を受け取ってくれませんでした)、通りがかったエコノミ路線バスで今日の宿のある、ジュンブル市街地へ。
ジャティロト駅からも18時半発の下り列車がある筈だったのだけれど、こちら、この6月改正からジャティロト駅には停車しなくなってしまった由。
最近の国鉄PT.KAIのエコノミ列車、こんな感じでドンドン停車駅が減り、一日に一本も列車の停車しない駅が増えています。
交換列車が多ければ信号所的な役回りもあるのですが、こちらの駅も通過するだけで列車交換も全くない模様。
この駅員さん達は、一日何をして過ごしているのでしょうね。
Jatirotop1090525
旅客列車が止まらなくなってしまったジャティロト駅。綺麗に整備されてるのにね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年7月19日 (土)

ジュンブル空港に飛・・・ べませんでした...

去る16日、東ジャワ州東部の“馬蹄”と呼ばれる地域なのですが、この中心地、 スラバヤとバニュワンギとを結ぶ鉄道路線で約200km、沿線最大の街になるジュンブル(Jember)の 空港が商用空港として開港、スラバヤから1日1便、ガルーダ航空が運行を開始しました。
東ジャワ州内では同じく馬蹄地域の最東端、バリ島への船が発着するバニュワンギにも 小さな空港があり、こちらにも商用便が飛んでいる(Lion Airのリージョナル子会社 のWings航空と、以前はMerpati、運行停止後はGaruda)のですが、それに続く州内路線です。

この週末は、試しにこのスラバヤ=ジュンブル路線に乗って新しい空港に行ってみよう と思い立ち、金曜の夕方にバタバタと航空券と宿の予約をして今日土曜日を迎えました。
フライトは1日1便、バリ島のデンパサールからバニュワンギを経由してスラバヤに 飛んできたATR72-600型機がスラバヤからジュンブル(JBB)を往復、そしてまたスラバヤから バニュワンギ経由でバリに戻るという運航スケジュールで、スラバヤ発のGA4302便は朝の09:00発、 これがバニュワンギに09:35着、折り返しは10:05分発となっています。
Customer2014071904513
ガルーダ航空のカスタマーサービスに詰め寄る乗客たち。

そんなわけでこの土曜日朝8時、ガルーダの発着するジュアンダ空港第2ターミナルでチェックインしようとすると、係員の女性が気の毒そうな顔で「すみません、今日はこの便、2時間遅れです」と、10:45搭乗開始と書かれた搭乗券を差し出した。あー、“Due to operasional reason”って奴ですか。
仕方ないのでスタバでコーヒー飲みながら待つこと2時間、搭乗時間が近づいてバス搭乗用のゲートに向かうとセキュリティの係員が「あら、この便、キャンセルよ」との悲壮な お言葉。あらら。スタバじゃそんなアナウンス、全然聞こえなかったぞ。(-_-#)

指示に従いカスタマーサービスのカウンターに向かうと、同じ便に乗る予定だった乗客が数名。 まさか乗客が少ないからキャンセルしようというわけじゃないとは思うのだけれど、 大方の客も諦めモードでいきり立つ客も殆どいないのは土地柄か(ジャワ人は感情を表に出すことを良しとしない。騒いでいたのは華人だけの模様。)。 待っている間、他の乗客と話をすると、このお客さんは去る17日にジュンブルからスラバヤに飛んでくる便もキャンセルになってクルマで来る羽目になった、どうしようもないねこれじゃ、とのこと。そりゃぁお気の毒様です。
Subjbb4302_2
ちゃんと搭乗券貰ってたのに、ねえ。

さておき取り敢えず話を聞くと、当然のことながらこのフライトのチケットは無手数料払い戻し。でもそれだけじゃあ困るわけで、と更に話を聞くと、ガルーダの負担で車両を用意して無料でジュンブルまで送ってくれるという。 こちらとしてはジュンブルに用事があるわけではないのでクルマで行っても仕方がないの だけれど、よくよく話を聞くと、このチケットを無手数料払い戻しした上で、クルマで ジュンブルまで送ってくれるという。いいのか、それ。

払い戻しのほか、他日程変更でもいいというので、まあそれなら、ということで、明日のジュンブル→スラバヤ便に変更 した上で、クルマで送って貰うことにしました。 しかもガルーダのバスで送られるのかと思いきや、空港タクシーの「Pelangi」車の アバンザ(当地で一般的なトヨタの小型MPV車)を使用、更に航空券の変更手続きに 時間を取られている間に他の乗客は4台のクルマで既に出発してしまい、最後の出発客 となった当方1人のために1台のクルマ、貸切になってしまいました。
Pelangi2014071904515
この空港リムジン会社のアバンザを無料貸切でジュンブルへ。

出発してから運ちゃんに話を聞くと、スラバヤ・ジュアンダ空港からジュンブルまでは 69万ルピアとる(ガルーダからは貰っている)のだそうで、こちらが払ってるのは 空港税込みでRp.38.5万のチケット、しかも明日それでフライトする予定になっているのに、 どう考えても採算が合うわけではないよな。
こういうことやってるから親方メラプティ(とは言わないが)な公営企業は… と、まあ ただで送って貰っておいて文句言う筋合いはないのだけれど。
なお行先は、ジュンブル市内のどこでもいいというので、手前20kmほどのジャティロト でお願いし、ほぼ4時間ほどの快適なドライブを楽しみました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年7月18日 (金)

クレタ・インスペクシ衝突事故@シドアルジョ。

今朝の当地紙各紙は、衝突して壊れた派手なカラーリングの鉄道車両を載せていた。
記事を読んでみると、一昨日の深夜、スラバヤ南部のシドアルジョ県内の踏切で、というから、スラバヤとバニュワンギとを結ぶ亜幹線の路線だ。これをスラバヤ方向に向けて時速70km/hほどで走っていた2両編成の“Kereta Inspeksi”即ち巡察車が踏切に進入したクレーン車と衝突し、列車の運転士が死亡したという。
この2両編成の巡察車編成、それぞれ“Semeru”“Sindoro”と名付けられたものだが、写真にあるとおり、直接衝突した側のシンドロ号の方は、車体の上半分は原形をとどめないほど壊れてしまっている。
Sindoro2014071804510
派手に壊れた車両と事故現場の様子を映す当地紙「Jawa Pos」。

事故の原因だが、衝突事故は深夜近い23:40頃。基本的にすべて開閉作業を人力に頼っている当国の鉄道では全ての遮断機のある踏切に踏切警手がいるのだが、今回踏切に遮断機は下りておらず、列車の接近に気付いたクレーン車の運転手が同車を急停止させたが、クレーンの先端が踏切に入った状態で停車し、そこに列車が突っ込んだのだと書かれている。
定期列車の運転は既に終了している時間帯で踏切警手が寝ていたようだとする記事もあり、通常の列車の場合だと踏切警手小屋には数分前に列車通過を知らせる連絡があることになっているのだが、今回は寝ていて気付かなかったか、列車が来ないものだと思って警手が持ち場を離れてしまったか。運輸省のヘルマント鉄道局長は、原因は現時点では不明であり、今後解明される必要があると述べている。

なおこの巡察車列車、レバランの帰省客輸送に先立ち、バンバン・スサントノ運輸副大臣がスラバヤからバニュワンギまで視察を行った、その帰路だったという。
いずれにしても、彼らの側には非はないであろう、今回事故で亡くなられた二人の若い運転士の冥福を祈り、合掌したい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年7月15日 (火)

ハリム空港を使ってみました♪

今回の帰りは、趣向を変えて、ジャカルタ南部のハリム空港からの便でスラバヤに戻ることにしました。
このハリム・プルダナクスマ空港、既にジャカルタ在勤時代に訪問してみたり、中部ジャワ南海岸のパガンダランからセスナ機で帰って来た時に到着してみたりしてますので、このブログの熱心な読者の方(笑)であれば既にご存知でしょう。

1985年のスカルノ=ハッタ現国際空港が開港して以降ジャカルタの空の玄関口としての座を降り、ひっそりとプロペラ機やプライベートジェット機、石油会社の社員専用便、あるいは各国首脳来訪時の特別機の空港として使われて来ていたのですが、こちらでもふれたとおり、去る1月、スカルノ=ハッタ空港の混雑緩和を目的にジェット機便の運航が再開されました。
が、当局側の目論見どおりに国内線各社は移転せず(まあ自社便が2つの空港に分かれて発着していれば、乗換はできないし、あまりいいことないですからね)、結局現時点で移転、というか、ジャカルタ発着便のうち一部をハリム発着としてこの空港に乗り入れたのは、ガルーダ航空子会社のCitilinkだけに留まっています。

Halimp1090446
ハリム空港、出発ロビー前の車寄せ。前回とは打って変わって活気があります。

それも運行開始当初はハリムからスマラン、ジョグジャカルタ、マラン、パレンバンの各便に限られており、スラバヤ在住の身としてはあまり使いようがない状況でした。
それが気がつけば、最近ではソロ、バリクパパン、そして我がスラバヤ便も運行を開始、Citilinkのサイトによれば、近い将来にはクアラルンプールへの国際線も運行される計画らしいです。

となれば、やあ、使ってみようじゃないですか。

ハリムからのスラバヤ行きは夕方から夜にかけて3便、ジャカルタへの上りは早朝の1便と夕方の2便という変則運行ですが、まあまだ最初ということで、今後搭乗率次第では増便を期待したいですね。
Halimp1090451
この時間帯、Citilinkのカウンター以外は人気がないのは、まあしょうがないですね。

今回の宿、ゴンダンディアのホテルからはタクシーでおよそ40分弱、Bluebirdタクシーで7万ルピアほど。スカルノ=ハッタは最近では時間帯によっては平気で1時間半、高速代や空港乗入料金(空港からの出発時に必要。また、T3到着時には駐車料金が必要)を加えると15万近くかかることもあることを考えると、近いし、安い。
そのタクシーで到着した空港の建物前、出発・到着ロビー前の車寄せの反対側にはファーストフード風の食堂が数件。
チケットを提示して荷物検査を受けターミナル・ビル内に入ると、発着しているのはこのCitilinkとプロペラ機のSusi Airだけということでカウンターは一か所を除いて閑散。
それでもこの時間帯、19:50発のジョグジャカルタ行きと我が20:30発のスラバヤ便があるため、数人が列を作っている。自動チェックイン機もあったが、当面は使われていない模様。
ロビー内を見渡すと、ローカルの土産物屋が一軒と、何故か片隅にビアード・パパのシュークリーム屋が盛業中(笑)

Halimp1090454
スタバと本屋さん、だけですね、まだ今は。搭乗待合室にて。

今回はネット予約の段階でエクストラを払って非常口座席を予約していたので少々待たされても焦らず。トンネルのような地下通路(あまりバリアフリーではない)をくぐって搭乗口3つ分ほどに対応した搭乗ロビーに入ると、中央部にはスターバックス・コーヒー店、お客さんが列を作るほどの人気。
というのも他に飲食店はまだないからで、空いているのはPulpilesの本屋さんと、近くリフレクソロジー屋さんがほどなく開店予定の模様。

そしてほぼ定刻に折り返し便が到着し、ほどなく搭乗開始。
勿論地面を歩いての徒歩搭乗ですが、他に発着便もないので建物のすぐ前に駐機しており雨でない限りべつに苦じゃありません。
ほぼ満席の乗客もあっさりと搭乗終了、10分ほど早くドアクローズして動き出しました。
スカルノ=ハッタと違って離陸着陸便が列をなして、動き出して離陸まで30分なんてのとは大違い。滑走路をするすると走ったかと思うと先端でくるっと一回りし、そのままあっさりと離陸へ。こりゃあ速いや。
Halimqgp1090457
HLP→SUB、QG807便のA320型機。また今後ともお世話になります―。

スラバヤにもそのまま早着。ターミナル1の元の国際線ターミナル部分で、到着ロビーからエスカレーターで1階に降り、元の入国審査カウンターをすり抜けて外に出ることになりました。
いや、これ、結構使えるかもしれないな。
調べてみたら、スラバヤからジャカルタ行きの最終は19:30発。夕方仕事終えてから空港に向かうと丁度いい時間帯にあるし、今後使う機会、増えそうです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年7月14日 (月)

インドネシア鉄道本、インドネシア国内販売開始です!

日曜日はブロックM南部のウィジャヤ地区で真面目にお勉強。
折角なんでその前後の早目の昼ごはんと早めの晩御飯はスラバヤでは食べられない美味しいものを食べよう…と迷いに迷い、結局入ったのがお昼のモスカフェと、夜のCoco壱(笑) 貧弱な選択肢しか思い浮かばない?いやいや、こういうものが食べたくなるんですよ、在外で生活してますと。
Img2014071304482
おー、ちゃんと紹介してくれてますね。立派なちゃんとした本と並んで。

そのモスカフェの入っているスーパー「パパイヤ」に置いてあった邦人向けフリーペーパー誌の「さらさ」をめくっていると、紀伊国屋書店の広告に、嬉しいことにインドネシア鉄道本が取り上げられていました。
注目のお値段ですが、Rp.423,000ということは、4,000円近い金額で、日本国内での販売価格のほぼ倍!ですかぁ。運送料かかってるから仕方ない事とはいえ、しかも返品が出来ない買い取りのリスクを書店側は負っているわけで、こんな値段になってしまうのはやむを得ない事ではありますが、それでも高いなぁ... 
インドネシア人の若者にはちょっと容易に手が届かない値段ではあります。
Img2014071304483
「さらさ」というのは、勿論ジャワ更紗(バティック)からとった、運送会社クラウンラインが発行している月刊フリーペーパーです。市内の和食店や日本食スーパー等で入手可能。

でお勉強後の夕方、早速市内中心部のモール「グランド・インドネシア」地下の紀伊国屋書店に立ち寄ってみましたが、残念ながら店頭には置かれていませんでした。
ひょっとしたらスナヤンの本店でしか取り扱い、ないのでしょうかね…
それでも、ジャカルタで売ってくれるようになったのは朗報です。
在留邦人の皆様、どうぞよろしくお願いします… (^-^)/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年7月13日 (日)

御礼参りの休日。

明けて土曜日。今日はまず今回のホテル最寄りの電鉄中央線ゴンダンディア駅から南行きの電車に乗り、デポックへ。何故かボゴール線の電車がなかなか来なくて(Bekasi, Bekasi, Manggarai, Bekasiって続けてくるのって、変でしょ。)ちょっと遅刻しちゃいました。
で、もう2006年以来だから8年ほどの付き合いになる国鉄PT.KAI職員のRさんのご自宅にお招き。
ラマダン中なのでお茶を出したり出来ない時間帯なのだけれど、奥さまが気を遣ってブカプアサ用の椰子汁など出していただいてしまい、飲まざるを得ませんでした。やっぱりこの時期は昼間の訪問など避けるのが筋ですよね、本来は。
Depodepokp1090393
久し振りのデポック電車区。いやあ、205系だらけですねえ…

その後、久々のデポック電車区を一回りさせて貰ったのち、電車でジャカルタ市内に戻り、夕方ジャカルタ・コタ駅の中に新設されたKFCで別のインドネシア人鉄の友人らと待ち合わせ。いずれも今回のインドネシア鉄道本に写真を提供してくれたJ.S.氏とR.H.氏。現在はいずれも国鉄PT.KAIの歴史鉄道(Heritage Railway)部門で働いている“本職”な人。
改めてお礼とともに拙著を一冊進呈。いずれも日本語は読めないけれど、豊富な写真や図表等を見て楽しんでくれてなによりでした。
しかしこの人たち、プアサ(断食)明けの食事がいきなりKFCのチキンって、ちょっとどうよ。最初は甘いお茶とか、フルーツ椰子汁のような胃に優しいものから始めるのが常道だと思うのですが…
Pasosop1090411
夜のパソソ駅再訪。なのですが、まだ車庫に持って行ける状態ではない模様でした。

更に暫くの後、仕事上がりのパクアン急行氏も電車で登場。
まだ昨日の横浜線205系電車の陸上げが終了してないという事なので、再度タンジュン・プリオク港外のパソソ駅へ移動。確かにまだ数両しか線路上にくみあがっておらず、しかも2編成いずれも中途半端な状態で留置され、電車区やバライヤサに向けて走り出せない状態。いったい日本の側でどんな積み込みしてきたのだろう...??

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年7月12日 (土)

電車、空を舞う。

夜遊びのために向かったのは、ジャカルタの北のコタ・・・を通り過ぎ、目指したのはタンジュン・プリオク港。相変わらず我先にと突っ込み二進も三進もいかなくなってるトレーラーで大渋滞している港の中でタクシーからオジェックに乗り換え、先行しているパクアン急行氏から電話で誘導を受けながら目指したのは、国際貨物ターミナルの303番埠頭。何とか無事に落ち合い、12時接岸予定の「HHL Amur」号を待つこと暫し。やって来たリベリア船籍のこの貨物船の船上には、青いビニールシートで覆われた細長い物体、いやあ、電車積んできたんですね、この船。
Shhl_amur
電車を積んだ貨物船が到着。上の青いビニールに包まれているのは…

この2014年予算で調達されたJR東日本・横浜線で使用されてた205系電車176両の第一陣、4編成32両が今日ここに到着、荷揚げされるということで、これを見にやって来たのでした。ラマダンの影響なのか当初予定をほぼ丸一日遅れ、ちょうどいい具合に今回のジャカルタ往訪の機会に合ってしまいました。これはずっと一度見てみたいと思っていたもので、酔いもあっという間に冷め、さあ見る方も気合が入ります。
Sfunenoue
手続きが終わり、許可をもらって船上に登ってみると、あー電車がいっぱい、おもちゃ箱みたいな状態。
甲板上の2両、ビニールの覆いを外すと、見覚えのある205系電車が現れました。
Sfunenoue2

接岸した船ではまず検疫手続き、その後積荷に関する書類検査が行われたのち、ようやく荷揚げのクレーン作業が行われるということで、ウツラウツラしながら待つうち、作業が始まったのは2時過ぎだったでしょうか。今回の第一号となる先頭車「クハ205-81」号車が船のクレーンで下ろされ、トレーラーに積み替えられたのは。
それから同じ港の敷地内にあるパソソ貨物駅に移動し、こちらでは据え置かれた2両のクレーンで再度吊り上げられて、貨物駅の線路上に載せ替えられたのはもう夜も白みつつある朝の4時半近くになっていました。あー眠いぜ。
Stsuriage
さあ今日のメインイベント、電車が空を舞い、ジャカルタの地に降り立ちます。
トレーラーに積まれ、固定され、移動の準備。
Strailer_2

そんなわけで、32両というか、最初の8両一編成が組みあがるのも待っていられないので、ここで打ち切ってホテルに戻りましたが、結局32編成全部作業は土曜中かけても終わらなかった模様。P急氏曰く、いつもより相当に時間がかかっているとのことで、グランドハンドリング業者が不慣れだったのか、プアサ(断食)の影響で昼間の作業が思ったように進まなかったのか。いずれにしてもお疲れ様でした。

Spasosotsuriage
パソソ貨物駅に到着、
暫くの後、再度クレーンで空を舞い、線路上に下ろされます。
Spasosotsuriage2

Spasosoonrail
鉄道模型だったら簡単な線路乗せ作業、実物では大変な人海作業でした。
そして手で押して、救援車「ジョコ・ティンキル」編成と連結。これでようやく、いっちょあがり、です。
Spasosojoko

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2014年7月11日 (金)

渋滞更に悪化中...

金曜の今日は午後休をとってジャカルタへ。今週は出張戻ってきて選挙があって、なんか落ち着いて座って仕事してる気配が殆どないのだけれど、こちらのジャカルタ行きは元々予定してた先約なのだから、仕方がない。
金融系企業の方とのお昼ご飯が急遽入ったのでバクバクと掻き込み、空港の第一ターミナルから乗り込んだのは、先月と同じLion AirのJT749便のB737-900型機。ちなみに座席間隔が窮屈なライオンですが、24時間前からはネットで先行チェックインができるので、非常口前座席を抑えておくと足下広々でいいです(最前列座席はFFP上級会員向けだそうです)。
Jt749img2014071104471
最近は定時に飛ぶ便もあるんだなあ、というLion Air。

今日のJT749便、先月も遅れたフライトなのだけれど、今日はほぼ定刻の14:35にスポットアウト、ジャカルタではT2(ガルーダ&国際線)側の滑走路に降りてしまったんで地上走行に時間を食って10分ほど延着となりましたが、もうライオンでこれなら万々歳。
タクシーに飛び乗って市内中心部の事務所を目指すが、これが環状高速道路のスリーピー辺りから渋滞でグダグダになり、1時間半ほどを要してしまいました。

夜は近く東京に戻るジャカルタ時代の同僚かつ東京時代にも一度同僚だったS藤氏の送別会で@パルメラーのスペイン料理屋でサングリアをがぶ飲みして、その後× ながら、今日は夜のお楽しみがあるので、ゴンダンディア駅近くの安ホテル「Dreamtel」にチェックインした後(位置的にトレインビューかな?と思って泊まってみたのですが、全然ダメでした。しかも、キーカードを抜くと電源が全部落ちて外出中に冷蔵庫が冷えないという致命的なマイナス点あり。)、タクシーで北へ向かいます。
続きます・・・

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年7月 9日 (水)

今日は大統領選挙の投票日です

今日7月9日はここインドネシアでは5年に一度の大統領選挙の投票日でした。
ウチの事務所は平常どおり開けていましたが、世間は公休日とされ、朝7時から13時までという投票時間の影響もあって朝の通勤時間帯の道はガッラガラ、普段は25分近くかかる出勤の道が今日は僅か10分で事務所についてしまいました。
Tps2014070904458
今回の大統領選挙は、この2候補者(組)で争われます。

で、前回総選挙の時と同様、今日は投票に行くというローカルスタッフにくっついて、市内の投票所を2つほど覗いてみたのですが、相変わらずきわめてフレンドリーなスタッフの皆さん、外国人の来訪にもかかわらず、快く投票所に招き入れてくれ、投票手続きについて説明してくれたり、“投票済”を示す紫のインクを小指につけるのを「つけてみる?」等と薦めてくれたり。
こちらは遠慮させていただいたのだけれど、実は市内のモールに入っているコーヒーショップやレストラン、ドーナツ屋さんなど多くの店が「投票済」の紫色の小指を見せると、割引をしてくれたり一品無料にしてくれたりといったサービスをしていたようで(投票率向上のために協力しているのでしょうね)、つけて貰わなかったのはちょっとミスったかな(笑)
Tps2014070904466
投票の手順が親切に図解されています。非識字者対応も重要ですから。

ともあれ、午後13時には無事に投票が終了、14時頃には民放各社のクイックカウント(開票速報)の数値が固まりつつあり、プラボウォ候補支持側の一部民放やリサーチ機関を除いて、大多数の局・機関の調査結果としてジョコウィ候補が3~7ポイントといった僅差で逃げ切り勝利した模様と伝えだしました。
他方で、ジョコウィ候補、プラボウォ候補の双方が勝利宣言をするなど、このまますんなりとは落ち着かないであろうことが容易に予想がつきます。
Tps2014070904460
手続きを終え、後ろの記載台で選んだ候補者の欄に穴を開け、投票します。

このブログでは政治的な話は書かないことにしていますし、そもそも我々はこの国では外国人なので、その国の政治をあまり評価したりどっちがいい悪いというべき立場にないと思いますので、ここでは正当な選挙で選ばれた大統領による次の政権を尊重し、期待したいと思いますとだけ書いておこうと思いますが、
ちょっと心配なのは、今後22日に出される選管の公式発表。これはジョコウィが勝ったとされればプラボウォ支持派が騒ぐだろうし、プラボウォ勝利とされれば、選管に圧力や不正があったとジョコウィ派の市民が騒ぐだろうし、どちらにしてもこの前後の時期は在留邦人としては十分注意が必要になると思われます。
何も起こらなければいいのですが…
Tps2014070904459
最後は小指に投票済を示す紫色のインクを塗り付け、投票手続きは終了。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年7月 8日 (火)

なんとか無事終了。スラバヤ戻ります。

NZでの5日間の仕事、最終日は朝6時過ぎにホテルに戻って7時過ぎには出勤するという殆ど貫徹、ホテル代が勿体ない状態でフラフラなまま一応仕事を終え、最後ホテル内の仮事務所のお片付けをして、夕方からは市内の和食店で打ち上げ。
もう毒皿で、ローカルのビール2種類と日本のサッポロ黒ラベル、それに赤白のワインを短時間で飲んだ後に空港へ向かう事務所のクルマの中で気分が悪くなり、空港で×。
そのまま23:50発のシンガポール行きSQ282便に乗り込む羽目に。
Akl2014070504443
SkyCityホテル内の仮事務所から望むオークランド市街地。ちょっとイギリスの地方都市風の街並みでした。

それでも往路の時点では帰りの通路側席が取れていなかったのが、2日前にようやくD席がとれ、ヤレヤレ。帰路の機材はB777-200ということで往路の77Wに比べるとシートTVも小さく、オンデマンド放映ではなく、番組数も少ない。
が、疲れ果てていたらしく、それも気にならないくらいに爆睡。夕食から朝食まで全く気付きませんでした。
Sq2822014070804452
AKL-SIN, SQ282便の機内食。深夜食だからかボリューム少ない。もう満腹だから殆ど食べなかったわけですが。

シンガポールで1時間10分待ち(殆どT3からT2迄の移動のみでおしまいです)で往路と同じA330-300型機のSQ930便に乗り換えてスラバヤに戻り、事務所へ直行。

なにせ明日は5年に一度の大統領選挙。一応フォローしないわけにはいかないので、溜まった書類に目を通す… 眠くてだめだこりゃ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年7月 3日 (木)

久々のオークランド、着きました。

さて気がついたら昨日の記事がこのBlogで1,000件目の記事でした。
2007年から始めて7年半、年に150件弱ですから、あまり投稿数が多い方ではないですよね。特に最初の頃は、旅行などお出掛けした時だけ書いてたわけですし。
そしてこの記事が1,001件目、約10時間のフライトを終えて無事にオークランドに到着。
機内の映画の方は、見たかった「永遠の0(ゼロ)」、「魔女の宅急便(実写版)」、「相棒」などと結構盛り沢山。あまり時間を感じずに済んだのはヤレヤレでした。
Sq285akl_arr2014070304436
雨上がりのオークランド空港に到着。この冬場は毎日降るんだそうです…

クライストチャーチ地震の時以来となるオークランド空港には、事務所のクルマが迎えに来てくれていたのだけれど、同様に香港から応援に来る別の同僚のキャセイのフライトを1時間ほど待つことに。「2階でコーヒーでも飲んで待っててよ」と運転手さんが言うので2階に上ってみたら、売店があり、水ボトル1本が4ドル!近くするのに呆れつつも、雑誌のコーナーで見つけたのがこんな雑誌。
事前に調べたところでは、あまり趣味的に面白いものが豊富にあるという国ではないようだけれど、それでもこんな雑誌が発刊されており、空港の売店なんかでも気軽に手に入るのね。
Trainznz2014070304437_2

午後は事務所で取り敢えずお仕事、現状フォローアップし、夜になってホテルに戻る。
Econolodgeという名前からわかるとおり、ホントに安宿!って感じな古いホテルでしたが、それでも109ドル/泊(しかも朝食なし、Wifi別料金)とお高いこの国。食事も高そうだし、ちょっと持ち出しが多くなりそうな、割に合わない出張だったかな…。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年7月 2日 (水)

さて出張、NZへ飛びます。

さて出張です。
朝食後、事務所のクルマでジュアンダ空港へ向かい、無事にチェックイン。10:30発のシンガポール行きSQ931便に搭乗…の列に並んでいた時、ふと気づきました。あ、コート忘れた!
そう、この年中夏の国に住んでいるとあんまり意識しないのですが、南半球の南の方にあるニュージーランドは今が冬。事前に現地事務所の担当からは、「日本の11月くらいの季候で寒いですから、冬服を忘れずに持って来て下さいねー」と言われており、そのつもりでハーフコートを用意して、荷造りに先立ち椅子にかけておいて、で、忘れてきました…orz 
Sq931a3320140702
スラバヤからのシンガポール行きはA330-300。

さあどうしよう。取り敢えず何もないわけにはいかないので、乗り継ぎ時間が7時間ほどあるシンガポールで地下鉄で街中に出て、探すことにしました。
取り敢えず頼まれものがあった市内オーチャードのDFSに寄った後、道を挟んではす向かいのIONモールの中で探して見るが、年中夏のシンガポールで冬服というのもなかなか見つからず、夕方当地在住の古くからの友人M森君との待ち合わせ時間ぎりぎりになってようやくMUJIのお店でハーフコートみたいなものを発見。見切り品で安くなってたこともあり、時間もないし、もう即決。ヤレヤレ。

ここシンガポールからNZまでのフライトはおよそ10時間ととっても遠い。
地図だとインドネシアからはそれほど遠くなさそうに見える大洋州ですが、その所要時間を聞いてしまうとやっぱりウンザリしますね。
その21:10発のSQ285便、救いだったのは、機材は最新のB777-300ERで、シートバックのTVは11インチの大型、番組数も多い。日本の映画も幾つかあるようで、さあ、何を見ようかなっと。
Sq285kinaishoku2014070204434
シンガポール→オークランドのSQ285便、一回目の機内食は珍しくポークという選択肢が。(勿論降機した後からのバックデート掲載です)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年7月 1日 (火)

あぁまた出張です>NZオークランド。

さて先週末から断食月~ラマダンに入ったインドネシア、来週9日には大統領選挙を控え、各候補者の選対チームも選挙キャンペーン大変ですねえ、お腹空いて。などとスラバヤに戻って来て呑気に仕事を始めた途端、です。
いきなり応援出張の依頼が入って来ました。それも金曜の午後のいい時間になってから、来週水曜には飛んでくれって、ヲイヲイ切符とれるかね・・・

今回の行き先は、ニュージーランドのオークランド。NZといえば、ジャカルタに転勤して来てまだ半年目くらいだっただろうか、2011年の2月、クライストチャーチで大地震が発生、大勢の邦人学生の犠牲者が出た際、同地のウチの事務所を支援に駆け付けたことがありましたが、その時以来です。再度の応援出張。仕事以外で大洋州に足を踏み入れたことがありません。
Witaticket2
前日になって手元にチケットも到着。さあ行きますか。遠いなぁ~

フライトは、一番所要時間が短そうなのは、バリからオークランド直行便位ありそうなもんだけれど・・・ と思って調べたら、毎日運行ではなく、帰路のAKL→DPSも、仕事が終わる時間の直前に離陸してしまい、次は翌々日… 使えねぇ。

というわけで選択したのはシンガポール乗換のSQ便、シンガポールから殆ど10時間はかかります。遠いわー、大洋州。
それでも取り敢えず切符も何とか取れたし(が、座席指定が貰えていません!帰路のAKL→SINのフライト、今とれているのは3人掛け中央のB席だけです。嫌だよそんな席で10時間以上・・・)、明日朝10時半のフライトでシンガポール経由、飛んで参ります。

さあ、荷造りの続きだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2014年6月 | トップページ | 2014年8月 »