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2014年7月22日 (火)

大統領選挙結果発表の日。

さて、今日7月22日は先般9日に投票が行われた大統領選挙の公式結果発表日。

なんでそんなに時間がかかるの?というのは大方の日本人の感想だと思います。私も不思議だと思います。投票所がめちゃくちゃ多く(有権者200万人強のスラバヤ市内だけで5,000か所!)、それを各投票所で開票作業してたらいくらでも不正が出来てしまう(衆人監視下で、なぜ?とも思いますが)ということで、先ずは当日計数(クイックカウント)されたのち、各県市レベルの選管に集められて再計数、それが州レベル選管に運び込まれて再々計数、そして中央選管に集められて集計されるという手間をかけられているそうです。
しかも、今回の大統領選挙に当たっては、各選管レベルで票数を数え、結果について両候補陣営の立会人がフォームに署名してカウント終了となる筈なのに、片方の立会人の署名しかなかったり、署名が同一人物によってなされていたり、数百票が全て片方の候補者に入っていたという投票所があったりと、なんでそんなおかしなことが起きるのか外国人には全く理解できない、もう全ての投票所にカメラ入れて生中継でもしない限り不正の現行犯は防ぎようがないんじゃないかと思うような開票過程を辿っていました。
Senkan2014072204529
公式発表の数値を読み上げる選管担当者。今回はTV One(露骨にプラボウォ優位の報道ばかりしていた)は信頼度にかけるから見ない。

これまでの調査機関の集計等では、52:48程度と僅差で“市民派”ジョコウィ・ジャカルタ州知事側が優勢とされつつも、一部プラボウォ候補が優勢とする調査結果を出している機関もあり、また両候補とも相手方候補陣営による不正行為が合った主張、選管発表後には憲法裁への提訴は避けられないであろう、新大統領の最終確定までにはまだ時間がかかるだろうな、という予想もあり、朝から緊張していました。

その選管公式発表は午前中の時点では16時とされていたのが、集計作業が遅れたためかその後断食明け(17時半頃)、更に20時と次々延期され、結局発表が始まったのは20時半でした。
そして始まってからも1州ずつ両候補の獲得票数を丁寧に読み上げるので、最終的に発表が終わり、ジョコウィ=ユスフ・カッラ候補53.15%、プラボウォ=ハッタ・ラジャサ候補46.85%と確定発表されたのはもう21時になろうとしていました。

しかも夕方14時半頃には、選挙手続きに瑕疵があったとしてプラボウォ候補が今般の開票作業を拒否する、候補から撤退するとの突然の演説を行い、これがジョコウィ候補の当選を事実上容認し、あとは多数を占める連立野党による国会闘争に戦いの場を移すつもりなのか、今回のジョコウィ候補当選を認めず、表裏硬軟双方の手段を使って大統領就任を妨害する前触れなのか、正直読めないのが不気味なところです。

取り敢えず今日は特段の集会や示威活動はなく、明日からはレバランに先立っての帰省が始まる時期ということもあり、このまま人々の関心がそちらに流れ、政治的な混乱に至らないといいのですが。
Kushi201407222
おまけ。今日は開票結果待ちで遅くなったんで、事務所の脇の串焼き屋台で晩御飯を買い出し。

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