« スラバヤ空港閉鎖情報・続報。 | トップページ | じゃかるた新聞で書評を書いていただきました。 »

2014年9月26日 (金)

スリウィジャヤ航空、パンクる。

国内大手航空会社の1つ、国営系Garuda航空とそのLCC子会社Citilink、近距離のWings・フルサービスのBatik Airの2つの系列ブランドを運行するLCCの雄Lion Air、そしてマレーシアを拠点にアジア各国に系列会社をもつ巨大LCCグループのIndonesia Air Asiaといった各社に互して、比較的高い定時発着率を誇り、安売り路線もとらずに独立独歩で十数%のシェアを維持しているSriwijaya Air。
当ブログでもこれまで比較的好意的なトーンで書いてきたのだけれど、死傷者を出すような深刻なものはないながら、時折ちょっとしたトラブルを起こしては紙面に現れることがありました。先日なぞ、確か西スマトラのパダンだったかで、(新空港開港により閉鎖された)旧空港に着陸したなんて事件もあった記憶が。
そして今朝の当地主要紙「Jawa Pos」には、カラーで同社のB737の写真が載っており、さて何かなと思いきや、その脇には無残にも裂けたタイヤの写真、どうやらパンク事故らしい。
Sj2014092604697
事故を起こしたB737型機のカラー写真が躍る今朝のジャワポス。

記事によれは、西パプアのマノクワリからマカッサルに向かっていたスリウィジャヤ航空SJ585便のB737-300型機(新塗装機なので、新しいB737-800かと思ったら、結構古い機体だったのね)
が、午後13:22(現地時間)にマカッサルのスルタン・ハサヌディン空港に着陸した際(時刻表によると13:15着になってるので、これもほぼ定刻運行だね)、“ハードランディング”だったせいで後輪のタイヤ計4本がパンクし、滑走路状で動けなくなったとのこと。
乗客150人(幼少児6名を含む)及び乗務員6名は緊急脱出して無事だった。この結果、同空港は数時間に亘り閉鎖された由。
まあ怪我人がなくて幸いでしたが、B737で後輪のタイヤ、4本全部一斉にパンクですか。相当荒い着陸・・・ でも、そうなるかね。相当に摩耗していた可能性もありますが。
Sj737500cont1
こちら、ハイブリッド塗装というか、移籍元のコンチネンタルの塗装を色濃く残したB737-500型機。

ということでそれ以上話も膨らまないので、この機体「PK-CKJ」号、B737-3L9型機の履歴について調べてみると、1994年にMaersk Airで初登録、その後独BA、Go Fly、easyJetといったLCC、その後ノルウェー航空等を経てGE系リース会社よりSriwijaya Airにリースされて来ている機体だそう(同社は現在運行している機体の殆どがリースの模様)。ということは、それなりにキチンとメンテナンスされているような気がするのですけどね。
ところで、この履歴を調べている時に気付いたのですが、就航当初は(GoやeasyJet時代も含めて)Y136席使用だったこの機体、現在は154席と3列18席分も多く詰め込んでいるんですね。そりゃあ膝周り、窮屈な筈です。
しかもこの機体、愛称名「Kemurahan」って、“廉価”とかいう意味ですが、そんな名前、有り?
と思ったらこの会社、他の機体には「Kesetiaan(忠義)」「Kebaikan(親切)」「Kejujuran(正直)」「Kesabaran(我慢)」「Kedahsyatan(激烈)」「Kesejahteraan(平穏)」「Ketaatan(従順)」とか、なんか語呂だけで、意味としてはちょっと飛行機の名前としてどうかなあ、という感じの愛称をつけているみたいです。

|

« スラバヤ空港閉鎖情報・続報。 | トップページ | じゃかるた新聞で書評を書いていただきました。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/200655/60380440

この記事へのトラックバック一覧です: スリウィジャヤ航空、パンクる。:

« スラバヤ空港閉鎖情報・続報。 | トップページ | じゃかるた新聞で書評を書いていただきました。 »