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2014年10月21日 (火)

新型機関車、増えますー。

英字紙「Jakarta Post」や「Republika」オンライン版など当地紙各紙は、国鉄PT.KAIが近く米GEからディーゼル機関車50両を調達予定であると報じていました。

これは米国輸出入銀行からの借款およそ94.3百万ドル(100億円位ですかね)の供与を受けて行うもので、 イグナシウス・ヨナン国鉄PT.KAI社長と米輸銀ホックバーグ総裁との間でこの度先週16日に本件にかかる借款契約に署名がなされたそう。
これにより米側ではGEの期間工採用700名の雇用創出が図られることとなり、同総裁は記者に対し、本件は両国間のWIn-win協力の好例であると自賛したとのこと。
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ジャワ島路線の各種客貨列車を席巻するCC206型機。

記事では調達される機関車の車種名には触れていないものの、ペンシルバニア州所在の工場で製造される車両はジャワ島とスマトラ島で貨物及び旅客輸送に使用されるとのこと。恐らくスマトラ向けは石炭輸送用の強馬力機CC205、ジャワ島向けは客貨兼用の最新型CC206型なのだと思われます。
スマトラ(特に南スマトラ)における石炭輸送は、現在同社の収入のうち約4割を占める貨物輸送のうち、半分を稼ぎ出す貴重なドル箱。 部分複線化工事も進展中で、ジャワの幹線輸送に大量100両が投入されて押し出された旧型機、CC201やCC204などが次々とスマトラ送りとなっていますが、それだけでは追いつかない需要なのでしょう。
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南スマトラ路線で、重連で重量石炭貨物牽引に活躍するCC205型機。

現在組閣作業中のジョコウィ新政権では閣僚入り候補者にも名の挙がるヨナン総裁、最後のお仕事なのでしょうか。
ところで個人的に気になるのは今回のタイミング。今回の調達は来2015年予算分なわけですが、総選挙・大統領選挙と続く“政治の年”であった本年、政府の新年度予算は確定してないわけで、そんな中で政府の後年度負担を伴う借款をこの時期に結んでいいもんなんですかね。
PT.KAIはPerseroとはいえ、民間企業だから、自己の責任と信用の範囲内で、自由に判断して良いということなのか、外国人には不思議に感じるところです。

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