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2014年10月 9日 (木)

KfW、運用離脱だそう・・・

 既にJabodetabek Commuters Newsさま等で既報のとおり、劣化とメンテナンス不調により一旦退役させた“Holec”系列VVVF電車を、マディウンのINKA工場で電装品等を韓国宇進産電製部品に換装、冷房化改造した所謂“Holec-AC”がJABODETABEK圏での運用から全車離脱し、INKA工場に再修理のために回送されつつあるようですが、これに引き続き、2010年から独復興金融公庫の支援でボンバルディア製電装品を用いてINKAで製造された,所謂“KfW”系列の新型電車も、運用を停止する事となった模様。そういえば最近あんまり見ないなあとは思っていたけど。
Kfwtangerang1
タンゲラン線で活躍・・・していたKfW電車。乗ってる分にはそれなりに快適なんですけどね…

 地元鉄道ファンの間では、近く電化される中部ジャワのソロ=ジョグジャ間路線で使用するために運ぶのだという話がまことしやかに語られていたりしたのだけれど、 まだ着工もされていない路線のために回送するってのは、ちょっと気が早い話だろうと思っていたところ、今日の全国紙「KOMPAS」26面にこのINKA製Kfw電車の話が載っていました。

「INKA,36両のKfW電車の状態を再チェック」と題された記事を読んでみると(あれ、KfWって、4両x2組の8連5本40両じゃあなかったっけ?)、「KfW或いはi9000系と称する(へえ、そうとも呼ぶんだ)INKA製の電車36両は、未だに運用を再開していない。現在JABODETABEKの電車は、僅か2本の予備編成をもって運行されている。」「KfW電車は、安全面での事情により、9月17日を持って運行を停止して」いるとのこと。

 INKA社のユネンダール・ハンドコ商務・技術担当取締役(去年9月に同社を訪問した時に案内してくれた方ね。)によると、同社と、当該車両の操作システム、トラクションモーター、ブレーキシステム、監視システム等を製造しているボンバルディア社と共同で先週から行われている確認検査の結果については、未だに報告を受けていないとのこと。
 これに対してPT.KCJの広報担当エバ・チャイルニサ氏は、INKA社側から当該車種の運行再開の見通しが伝えられなかった、早期の運行再開が望ましいが、あくまで問題の解決と修理完了が前提であるとプレスに対して語っている。
Holecdurip1080805
こちらもダメダメだった、Hole-AC電車。ドゥリの線路市場にて。

 運転士が実際に経験した問題点のうち最も頻発しているものは、運転席のモニターが判読できなくなるというものだそう。これにより速度など、運転に際して重要な情報が得られなくなるというので、そりゃあまあ、そんな重要なものがダメじゃあ、ダメでしょ。
 やっぱりこの辺の電子機器類は、不正常な振動や不安定な電圧の影響を受け易いってことで、アナログな方がいいんですかね。

 そんなわけで58編成が運用可能な状態にあり、うち予備編成は2編成だけとなっている状況のJABODETABEK電鉄、定期点検はキチンとやってくれないと困りますから、ギリギリあっぷあっぷな状況ですね。KRL-Iとか、103系とかが運用に入るチャンスも増えるのでしょうか。横浜線205系の運行投入も急がれるでしょうね。

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