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2014年11月24日 (月)

ジャカルタ空港駅、着工!

今朝の全国紙「KOMPAS」紙には、「空港鉄道駅の建設、始まる」との見出しで、去る18日、ジャカルタ・スカルノ=ハッタ国際空港鉄道用の駅の建設工事が開始されたことを報じていました。

工事が開始されたのは、円弧を描いて設けられている南側の第1ターミナルと北側の第2ターミナルの中間付近、少し東側の第3ターミナル方向に行った辺り、地図で見ると杓文字の付け根あたりといえばいいだろうか。記事によると第632ビルの前に7,200㎡の敷地を確保して、と書かれてるけど、わからないよね。
どのターミナルビルからもそれなりに遠く、この空港駅と各ターミナルとの間は、APMS(Automated People Mover System)と呼ばれる無人運転のシャトルで結ばれるという。
最近流行?の羽田のモノレールやKLIA、或いは古くはヒースローの地下鉄ピカデリー線のように、直通列車がそのまま各ターミナルに停車するというスタイルにはならない模様。
空港管理会社アンカサ・プラ2の広報担当課長ユディス氏によれば、工事は国営建設会社アディ・カリヤが主体となったコンソーシアムが請け負い、段階的に進められ、遅くとも2015年12月には完成するとのこと。
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空港駅着工を伝える24日付「KOMPAS」紙(左)と、完成予想図を載せた25日付「Jawa Pos」紙(右)も追加しときましょう

さてこの鉄道新駅、駅だけではなくて線路がどうなるか、なのだが、既報のとおり空港鉄道は既存のタンゲラン線バトゥ・チェプールから北上する12kmの新線を建設する既存路線活用案と、ジャカルタ北部アンケ付近からプルイットを経由し、現在の高速道路空港線に沿った形で東から空港に入るルートの二案があり、費用対効果で現実的なのは前者の既存路線を活用する案。
土地収用も、路線予定地には軍や空港公団の敷地が多く比較的容易・・・とはいえ、まだ20軒ほどが移転に応じていないような話を誰かから聞いたことがあったな。それでも北回りルート案よりは現実的でしょう。タンゲラン線側も複線化工事をほぼ終え、この路線を経由して、タナアバン、スディルマン、そしてマンガライ駅に設けられるターミナルとの間を結ぶ空港特急を運行する方向で計画されており、使用される車両も、INKA-Bonbardier組が落札した(筈。契約に至ったかどうかは未確認ですが。)。
更には、ジャカルタ南東方のハリム空港(現在は国内大手ではCitilinkだけが乗り入れ。先日Lion Airが運営権を獲得したので、今後はLion airも就航するでしょう。)までこの空港鉄道を延伸する計画もあるそうです。

いずれにしても、早ければ30分ですが渋滞すると酷い時にはジャカルタ都心との間で2時間半程も要し、出張者が乗り遅れたりしたこともあるスカルノ=ハッタ国際空港、運航時刻の安定した鉄道交通機関が出来るのは誠に有り難いこと。その進捗には何度も一喜一憂してきておりますが、今後も恐らくそうなんでしょう。それでも着実に進められ、そのうち突然「開通!」なんてなるであろうことを期待しています。

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