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2014年12月13日 (土)

空港新線車両、固まる。

ゆっくりゆっくり、でもどうやら着実に進みつつあるジャカルタ、スカルノ=ハッタ空港新線の件。

13日(土)付けの全国紙「KOMPAS」によれば、この空港新線で使われる車両の納入に関し、正式な契約が締結された由。
記事によれば、駐インドネシア・スウェーデン大使およびカナダ大使館の商務部長の立会いの下で12日になされた今回の契約署名は、PT.INKAとBombardierのコンソーシアムと空港運営会社PT.Railnkおよび空港運営会社Angkasa PuraⅡとの間で執り行われ、総額7,000億ルピア(約70億円弱)、2016年7月の新線開業に合わせて6両編成10本の新車両を導入するとのこと。

記事には地図と車両のイラストが描かれているが、この絵はメダン空港鉄道の韓国製気動車そのままだからこのデザインにはならないにして、編成定員は272名というから1両当たり45名程度とゆったりしたクロスシート仕様車になる模様。
製造される電車は記事をよく読むと、ボンバルディアが走行装置や電装品関係、INKAが車体内外装を担当する、言わば「臓器はボンバルディア、体はINKAが作る」(ボンバルディア担当者談)とのことだが、要は肝心なところは引き続き欧州製品で、INKAは殻だけの担当、技術移転もあまりなされない、ということになってしまうようです。車内にはTVやインターネットLAN設備も設けられるとのことですが、この辺はまあいいでしょう。
車両のレベルはKfW:i9000系列社を上回るものを目指す由ですが、全編成が運用離脱しているKfW、そのレベルでいいのですかね。
因みにきちんと使えば25年間は使える製品を供給するとのことですが、保証期間は2年間のみ、それ以降はRailink社側が希望するならば、保証期間の延長はあり得る(当然有料でしょう)という契約内容になっている由。またそうやってお金だけ巻き上げられて、使用可能な車両が足りない、なんて状況が容易に想像できますが、これまでの苦労から学んでいればいいのですが。
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さあ、ようやく具現化しつつある空港新線について伝える新聞記事。ルートをGoogle Earthで見てみると、なんとなくわかってきます。

さて空港新線の路線の側、タンゲラン線Batu Ceperから北に向かう6kmほどの新線は、地図によると「S」の字を描いた随分とグルグル回る感じのルートになっているようです。これは土地収用の関係でこうなってしまったんですかね。ただこの地図では、2本の滑走路の真ん中の道路沿いに空港中央部(第1、2ターミナルの中間地点)にある駅予定地に向かうのではなく、北側滑走路の更に北側に到着するように描かれており、この真偽は明らかではありません。
この空港駅から接続して各ターミナルを巡るモノレールについても本文では触れられていますが、地図では描かれていませんし。
なお記事によると、既に着工した空港駅、7,200㎡の敷地に現在146本の基礎となる杭が打ち込まれつつあり、完成は2015年12月の由。さてさて、今後どうなっていくことでしょうね。楽しみにしておきたいところです。
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去年INKAに行った時に展示してあった空港特急車両の模型。こんな感じになるのかな。

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コメント

あさのさま、
そうですよねえ。KLとか羽田みたいに、各ターミナルから直で乗れるようにしてほしいもんですが、そうはならないみたいです。
まあ、それを含めても、スナヤンまでは乗換2回じゃないですか。ドゥリはスイッチバックですから。

・・・しかし行先が、スナヤンのFX限定??(笑)

投稿: 落花生。 | 2014年12月24日 (水) 01時02分

まじっすか、一発で空港ターミナルに行けない電車になるとはメンドクサー(>_<)

それでもタクシーに乗って渋滞にハマるよりはマシなのかなあ。。。ただ、スナヤンに行くまでに乗り換え3回となると微妙だわ~(笑)

投稿: あさのです | 2014年12月23日 (火) 10時39分

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