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2015年1月 7日 (水)

エコノミー補助金、再開だそうで。

昨年9月末の記事に書きましたが、この1月から、エコノミ列車の運賃に対して支給されていた補助金(PSO)が廃止、 運賃の旅客負担額が上昇するということで(JABODETABEK電鉄KRL運賃や一部の短距離コミューター列車に対しては引き続き支給) 、これは今年に入って既に適用されている筈なのですが、この1月6日付で国鉄PT.KAIのサイトに掲載されたプレスリリースによれば、これは早速 再度変更になる模様です。

同リリースに拠れば、この度1月2日付で交わされた政府運輸省と国鉄PT.KAIの合意に基づき、長距離列車を含む全てのエコノミ列車に対してPSOが支給されることになったとのこと。支給される総額は1,523,737,021,893ルピア・・・1兆5千億ルピアと言われてもピンときませんが、総額150億円規模で、そのうち約半分の7,543億ルピアがJABODETABEK電鉄向け、1,150億ルピアが長距離列車向け、1,319億ルピアが中距離列車、4,645億ルピアが近距離列車、443億が近郊ディーゼルカー(KRD)向け、138億が レバラン輸送用臨時列車向けなどと細かく分かれています。
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赤青塗装に拘る南スマトラの機関車が引く、エコノミ列車。これもPSO対象列車です。

細かく読んでいくと、短距離列車やJABODETABEK電鉄向けは、1月1日から直ちに支給とされているのに対し、中長距離列車向けは3月1日から支給とある(但しスマトラ島内列車については1月1日から)ので、1月2月のエコノミ列車は補助金無し、利用客は倍の運賃を支払うことになるわけです。国鉄PT.KAIの正規の列車区分として、エコノミ列車を長距離、中距離と分けているというのは初耳でしたが(中長距離、短距離・KRDと分けているだけかと思ってました)、長距離扱いの「クトジャヤ・ウタラ」(Pasar Senen - Kutoarjo:448km)より、中距離扱いの「スラユ」(Jakarta Kota - Purwokerto:450km)の方が長かったり、中距離扱いの「Putri Deli」(Medan - Tanjungbalai:174km)や「Siantar Ekspres」(Medan - Siantar:128km)よりも短距離扱いの「ドーホ」(Surabaya - Blitar:215km)の方が運転距離が長かったりするのはご愛敬。
更にこのプレスリリースには、各対象列車のPSOつき運賃額が記載されていますが、Jakarta Kota - Purwakarta間のローカル列車に「Cilamaya Ekspres」「Walahar Ekspres」、Jakarta Kota - Cikampek間のローカル列車に「Jatiluhur」等という愛称名がつけられているとは知りませんでした。
と思ったら、先般運転を開始した、シドアルジョ-モジョクルト間の「ジェンガラ」がリストには入ってないけど、これはPSO対象外なのかな。

しかしまあ相変わらず朝令暮改というか、決定して公表したものを、政治的圧力なのかわかりませんが、直ぐに撤回して変更するというのは、場当たり的というか。
そのような変更が発生したことに伴う関係者への影響(既に高い運賃で購入した人への払い戻し対応とか)なんかを考えて絶対にそんなことはしない日本の環境に慣れている身にとっては違和感を感じずにはいられないのですが、言葉を換えれば臨機応変とでも言えるわけで、これで誰も文句を言わずに国家制度が上手く廻ってるのだと思うと、なんとも不思議な感覚におそわれます。

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