« NAVITIME、ジャカルタでサービス開始、ですが・・・ | トップページ | 1列車「アルゴ・ブロモ・アングレック」でジャカルタまで。 »

2015年2月10日 (火)

スラバヤ・トラム、入札間近?

今朝の邦字紙「じゃかるた新聞」を読んで驚いたのですが、スラバヤMRTのうち“スロトラム”即ち路面電車(トラム)部分について、トリ・リスマハリニ市長が近く入札を実施すると発表したとのこと。
こちら、東ジャワを本拠とする主要紙「Jawa Pos」のほか、スタッフが「Surabaya Post」や「Radar Surabaya」などローカル紙も目を通して、興味ある記事があればクリッピングしたものを読んでいるのですが、この話は全く気付きませんでした。
この記事にはソースが書かれていなかったので慌ててネット検索してみると、昨日付のこんな記事が引っ掛かりました。
件のじゃか新の記事は、どうやらこれを引用したらしいのですが、その記事には「北方面」「南方面」と二つに分けた路線略図が掲載されてはいるのですが、略図に過ぎるためにそのルートの違いがよくわからないし、地図や記事本文上に出て来る、知っている地名を見る限り、どうもルートとして繋がりそうもないので、出て来る地名を地図上で辿ってみることにしました。

じゃか新の記事、元記事とも、「・南部から出発する路線は、ウォノクロモ~スラバヤ動物園~パンデギリン通り~ウンボン・マラン通り~クドゥンドロ~パサール・ブラウラン~パサール・トゥリを結ぶ。北部発は、インドラプラ通り~ラジャワリ通り~ジュンバタン・メラ~トゥグ・パフラワン~トゥンジュンガン通り~パンリマ・スディルマン通り~ウォノクロモへ戻る。」とあるわけなのですが、
とくに「南→北ルート」に出て来る、
「Pandegiling, Embong Malang, Kedungdoro, Pasar Blauran, Pasar Turi, Jalan Rajawali」といった地名を地図に落とすと、↓こんな感じ。
150210surotramroute1a

動物園からラヤ・ダルモ大通りを北上し、Jl.パンデグリンに入ってしまうと、エンボン・マランには繋がらないし、パンデグリンからクドゥンドロへ右折するあたりは新しくフライオーバー(立体交差)を作ったばかりで、あそこをトラムが曲がって行くのは物理的に無理。
パサール・ブラウランからパサール・トゥリへ向かうには、ちょっと脇道に出なくてはならないし、じゃか新に書かれているように、パサール・トゥリが終点ではない筈で、更に北のJl.インドラプラを経て右折すればJl.ラジャワリに繋がる。

ということを勘案すると、途中経由地としてあげられている「Pandegiling、Kedungdoroといった通りの名前は、その通りを通るというより、その通りとの交差点を差していると考えれば、恐らく辻褄が合う。
ジャカルタのTrans Jakartaの停留所名も、その通りが分岐されるあたりに設けられた停留所に、その通りの名前が付けられているしね。

と考えて再度地図に落としてみると、やっぱりほぼ元の想定ルートどおりに収まっているようです。ただ、インドラプラから北上してタンジュン・ペラク港方面に向かう路線は、取りやめになったのかな。
150210surotramroute1b

因みに現在の計画では、先日12月の市政府主催のミーティングで触れられていたように、車両は2両編成で蓄電式を採用。平均時速30キロで走行し、最大200人が乗車できるようにする、といった具体的な話になりつつあるようです。
地中に埋まったままの、以前1970年代まで存在した旧トラムのレールを掘り出して再利用するという計画もまだ活きている模様。これは現実的とは思えませんが。

しかし驚くべきことに、記事には「本年末には工事完了」なんて一節も。いやあ、それは無理じゃないですかね。すぐに工事を始めたとしても。これから入札だというのだし、PQあたりの段階で何か月も食うだろうし、記事文末には「政府予算から11兆ルピア」を当てにしてるそうで、ジャワ島のインフラには政府予算を当てないとしているジョコウィ現政権からそんなお金がサラッと出て来る訳もありませんし。

|

« NAVITIME、ジャカルタでサービス開始、ですが・・・ | トップページ | 1列車「アルゴ・ブロモ・アングレック」でジャカルタまで。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/200655/61122415

この記事へのトラックバック一覧です: スラバヤ・トラム、入札間近?:

« NAVITIME、ジャカルタでサービス開始、ですが・・・ | トップページ | 1列車「アルゴ・ブロモ・アングレック」でジャカルタまで。 »