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2015年3月 4日 (水)

ジャカルタMRT車両は日本車輌製!

既に各種報道にありますとおり、現在建設中で2018年に第一期区間の開通が予定されているジャカルタ都市高速鉄道MRT南北線の車両について、日本車輌と住友商事のグループが受注決定したそうです。
今般、第一期区間(ブンダランHI~レバック・ブルス間15.7km)用として納入される車両は6両編成16本計96両で、受注額は約130億円とのこと。あれ、確かこの路線の各駅は8両編成対応で建設される予定だった筈だけれど、当初は6両で運転を開始するという事なのかな。
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こういった車両が走り出すのだそうです(プレスリリースより)。
関係者に配られた記念プレート?を頂戴しました。
Mrt1504051482
今回の円借款案件は特別の低利が適用される本邦技術活用案件(STEP)であるので、確か3割は日系企業からの調達が義務付けられているので、日本の企業グループが受注するのは全く不思議なことではないのだけれど、納入される車両は、あら、バンコクの都市鉄道あたりで納入実績のあるSUSTINA(JR東日本系のJ-Trec総合車両製作所製)じゃなくて、「STRASYA」というのは恥ずかしながら知りませんでした。
インドネシアでは古くから納入実績のある日本車輌の、アジア都市鉄道向けの標準システムなのだそうで、越ホーチミン市の都市鉄道にも納入が決まっているものなのだとか。
記事によれば、中古電車は大量に流れ込んできているものの、新造車両としては約20年ぶりの日本製車両だそう。20年前というと、ああ、Hitachi(日立)ですか。
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20年前、最後に導入された日本製電車。通称“Hitachi”。

この南北線、今後北半分の延伸第二期区間は当然同じ規格・スキームで進められるでしょうし、乗客数が順調で8連化がなされれば、当然同じ車両を導入していくこととなるでしょうから、今般落札した企業グループが極めて有利になると思われます。
他方で、現在調査が進められている東西線の方、こちらは関係各州(バンテン州及び西ジャワ州)との調整が円滑に進んでいないようで、更にはジョコウィ新政権のジャワ島プロジェクトへの政府予算投資抑制、対外借入抑制の方針の下で、どうなるか不透明な状況で予断を許しません。

という先の事を憂いても仕方がないので、取り敢えず今は、少なくともジャカルタで日本製の地下鉄が走り出すこととなったことを素直に喜んでおきましょう。
当方のインドネシア在勤期間中に走り出すわけではないですが、きっと乗りに来るでしょうし。
Img2011070200184
何度も既出ですが、メトロ16000系モドキのモックアップが展示されたことも。

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