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2015年4月25日 (土)

鉄道模型計画 MCW302系気動車 その1.

さて、先週末に新しい上司が赴任してきてようやくお留守番解除、なのですが、不在中はスラバヤ近郊から出られない立場の身、暫く前から温めて来ていた計画を徐々に始めてみることにしました(これまでは黙ってたんですが、少し形が見えてきたので、書いてみることにします。)。

というのも、中学生くらいまではグリーンマックスあたりに随分と私財を投げ打っていた、今では「インドネシア鉄道」な落花生。的には、これだけたくさんの列車が走り回るインドネシア鉄道なのに、地元の鉄っちゃんだって沢山居る国なのに、何故か鉄道模型についてはあまり活発な動きがみられないのを少々残念に思っていたところ。
当地で見られる模型というのは、HOサイズのディスプレイモデルや、1/120サイズのちょっと大きめのものばかり。日本で一般的な所謂Nゲージというのは殆ど見かけず、たまにネット上で見るのはJABODETABEKの中古電車好きな日本人鉄の方が、日本国内で販売されているNゲージ鉄道模型を小改造&塗装変更して作成しているのを見るばかり。

それはそれでいいんですが、拙著でも「JABODETABEKだけじゃない」と力説している立場としては、それ以外のものも欲しいところです。主役は長編成で次々走り回る電車でもいいけど、時折その中に姿を現す長距離客レや、フィーダー輸送に徹するローカル列車だって、脇役だって、仲間に加えて欲しいわけです。

そんな思いでいたところ、昨年末のある日、同僚のNさんが、模型化されていないはずのCC206型ディーゼル機関車と小窓アルゴ客車・バティック食堂車の模型を突然見せてくれたのに驚愕。なんでも、最近次第に話題になりつつある、しかも精度が急速に向上、価格が急速に下がりつつある3Dプリンターで作り出した自家製だというのにさらに驚かされました。こんなの、自作できちゃうの!?

早速ネットで情報収集、更に本邦から関係する本も買い込み、初心者向け無料CADソフトとでもいうのでしょうか、123D DesignをDLして作業開始。試行錯誤、四苦八苦しながら、取り敢えず一つ作りあげ、3Dプリンター出力を注文してみました。

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123D Designを使って、こんな三次元STLデータを書きます。

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今回は比較の意味もあって、2社に作業をお願いしました。
こちらは、実家近く、都内中野のブロードウェイ地下にお店を構える「
あッ、3Dプリンター屋だッ!!」なる楽しい名前のお店で作業いただいたもので、サポート材除去前の状態。

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データ送付からカード精算まで全てオンラインで済ませて待つこと2週間、こちらは世界最大の3Dプリント出力サービス「Shapeways」さんから送られてきた状態。梱包材多過ぎ感。

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送られてきた状態です。アクリルの表面はプリント時に必要なサポート材を除去するための油膜でツルツルの状態なので、洗剤を足したお湯で綺麗に洗って、サフェーサーを塗る必要があります。

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取り敢えず仮組みして、KATOのキハ20の下回りに乗せてみた状態。日本製気動車MCW302系列に見えますか?

なのですが、やっぱり洗浄が甘かったのか、仮組みしたマスキングテープと共にサフェーサーもあっという間に剥がれてしまい、アクリルの地肌が見えてきてしまった。これでは塗装の乗りも宜しくないだろうし、コーティング吹いても、すぐに剥がれてしまいそうな印象。
またモールディングを綺麗に出すため4面に分解したキット形式でプリントアウトしてみたものの(縦位置の造形は、上部が出っ張る場合、その下にサポート材がつくので、その部分の表面が荒れてしまうのです。)、写真でも判るとおり歪みが激しく、一般のプラスティック用接着剤が使えないアクリル部品なので瞬間接着剤による固定も必要で、間違いは許されない状態。

ちょっとこれでは今後の塗装作業にも差支えるようだし、はてどうしたもんだろうか。
まだ暫く試行錯誤は続きそうです…
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これがモデルのMCW302系気動車なんですがね、それっぽく見えてくれればお慰みです…

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2015年4月24日 (金)

任務完了、帰ります。

昨日でお仕事無事終了、今日はスラバヤに戻ります。今回もまた予想どおりバタバタで、あちこち駆けずり回りましたし、色んな方々にご迷惑をおかけしつつも、なんとか終わったかなというのが正直なところでしょうか。足もいつも以上に痛いし、スラバヤ帰ったらまずは足マッサージに行きたいな。
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今日もまだ一部の国の首脳が残っているようで、一般交通の流れを止めて、警察の先導をつけて車列がカッ飛んでいきます。

そんなわけで今日の帰りはGA314便。またいつもの・・・と思ったら、今日の機材はガルーダのレトロ復刻塗装機。赤とオレンジの珍しい機体にあたりました。乗ってしまえばなんてことはないし、こういう時に限って往復ともボーディングブリッジ使用で、機体全体を眺めることは出来ませんでした。ちょっと残念。
流石に疲れているようで、軽食が配られたときだけ目を覚ましたものの、ホンの一瞬でスラバヤに着いちゃいました。
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遮光ガラス越しで、最早証拠写真でしかないですね。GAの復刻塗装機です。

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2015年4月19日 (日)

さあ久々の出張だ。

今日は日曜だけれど、昼からジャカルタに出張。東京から大勢偉い人が来るので、お世話係が足りなくなるので、という話。
そのジャカルタ行きの今日のフライトはGA319便、機材はもう統一されてて何の面白みもないB737-800型機。

切符を最終的に買ったのが金曜も午後だったので、優々かと思いきや、朝自宅のパソコンでWebチェックインをしようと思ったら、なんだか随分と混んでいるようで、通路側の席はもう最後部に近い45Hしか開いてなかったのでこちらを指定。危うく3人掛けの真ん中になるところでした。

スラバヤから20分ほどの遅れで到着したジャカルタ・スカルノ=ハッタ空港では国際線ターミナル近くへの沖止め。ジャカルタ=スラバヤなんて国内線でも随一の大幹線だと思うのだけれど、この路線をこんな片隅に止めちゃうのかねえ。
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お陰でJALとANAの日系二社の機材と一緒に一画面に収まっちゃいました。

こちらで東京とハノイから来る別の出張者と待ち合わせ、数年前に一緒に仕事をしていた事務所の元同僚が、再度別の仕事でジャカルタに赴任して来たのを偶然お出迎えすることになって驚いたりというハプニングもありましたが、ともあれ事務所のクルマで市内南部スナヤンのホテルへ。夜は打ち合わせの夕食へと次第にお仕事モードが高まりつつあります。
金曜まで6日間、さあ頑張りますかね。
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市内中心部、タムリン通りの地下鉄建設現場にも、アジアアフリカ会議60周年記念会議を祝う各国の国旗がはためいています。

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2015年4月13日 (月)

スラバヤ(の南)にBRT登場!

今朝の当地紙「Jawa Pos」によれば、スラバヤ南隣のシドアルジョ県にBRT(Bus Rapid Transit)が導入されるとのこと。

ジャカルタでは既に10路線以上に成長した基幹バス風の「Trans Jakarta」が縦横に走り、 郊外から高速道路経由で都心部のトランスジャカルタ路線に乗り入れるものも現れて来ているところ。
一方、ここ第二の都市スラバヤにはそのような“近代的な”バス交通が全くなかったわけで、 モノレールだのLRTだのちょっとかなり時間と資金を要するバラ色の大規模プロジェクトが語られるだけの状態が続いてきていました。そんな中、市にもなっていないような近郊県に先を越されちゃいましたか。
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今朝の「Jawa Pos」のメトロポリタン一面カラーで新型路線バスの大きな写真が。

記事を読んでみると、渋滞解消のためシドアルジョ県が導入予定のBRTは、4月1日に開始予定だったが延期され、運用開始が遅れてはいるものの、バス停などの整備が続けられ着々と開始に近づいているという。このBRTは、「トランス・シドアルジョ」と名付けられたが、トランス・ジャカルタと同様のシステムで運用される予定とのこと。
なるほど、そういう名前なんですね。
ただし、特別通行道路は設置せず、通常の道路で他の車輌と一緒に走ることになっている。トランス・シドアルジョ用に60人のバス運転手が用意され、チケット販売など事務手続きにさらに60人、停留所の警備に2交代制で32人、管理官2名が選任された由。
スラバヤのプラバヤ・ターミナルからポロンまでは遠くても近くても5,000ルピアで行ける。

そうでしょうね。シドアルジョ市内で高床式のプラットホームを建設しつつあるのは見ていたのですが、道幅が十分でないために市内の多くの幹線道路は一方通行になっています。ここにまた一車線を塞ぐ形で専用レーンを設けたりすれば、またその分狭くなっちゃうわけですから。
即ち、トランスジャカルタというよりは、ジョグジャやスマラン、パレンバン、デンパサールのそれに近いかもしれないな。BRTの「R」はなく、単に停留所でしか乗降させない、会社運営するバスシステムの導入、ってわけだ(インドネシアの場合、小型のワゴン車を用いた公共交通機関の殆どは、路線免許を持っているお金持ちな会社さんが所有している 車輌を、運転手が毎日幾らで借り、売上の一部を上納して、ガソリン代を自腹で払い、残りを収入にするというシステムが多い。 オーナーさんは決して損しないという、極めて資本主義的なシステムですね。)。
一つこれら他都市のものと大きく違うのは、運行ルート。シドアルジョ市街地の南方、コミューター列車の終点でもある ポロンのターミナルを起点に、シドアルジョ市内を一方通行ルートに従って巡回した後、(ジャカルタのAPTBバスのように)シドアルジョのICから高速道路に乗り、 スラバヤとの境界にあるワルのICで降り、すぐ南側のブングラシー(プラバヤ)バスターミナルを終点としているようです。
こちら、スラバヤの南部の都市間バスのターミナルである一方、市内の各バス路線の南部の終点にもなっているところで、シドアルジョ方面からの通勤客は、ここで市内路線バスに乗り換えて、市内に向かうということになるわけですね。
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極めて大雑把ですが、ルートマップも載ってました。

運賃は均一5千ルピアということで、市内南部ウォノクロモ近くのジョヨボヨ・ターミナルとシドアルジョを結ぶ路線ワゴン車は 1万ルピアくらいしてたので、冷房つきの新型車で運賃半額ならお安いし、シドアルジョとスラバヤを結ぶ幹線道路は、朝晩の渋滞が酷い中、 時間短縮となるのであれば、それなりの乗車率が期待できるのではないかしら。
記事によれば、シドアルジョ~スラバヤ間の交通は、毎日98.7万台の2輪車、14万台の4輪車、1千台の公共交通機関車両に達する というわけなので、これが少しでも緩和されることになればいいですねえ。

今回の営業運転開始に合わせ、30台の新車のバスが導入され、4月21日に運用開始予定だそうです。 運転開始になったらさっそく一度乗りに行ってみますかね。

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2015年4月10日 (金)

ロコ・カフェ、スラバヤ駅に開店!

国鉄PT.KAIの公式Twitterを見ていたら、今日この10日に、ここスラバヤ・グブン駅に「Loko Cafe」がオープンするとのこと。
この鉄道系の香りがプンプンするカフェ店舗、去年末頃よりスマラン・タワン駅やジョグジャカルタ駅などに開店しているもので、一瞬以前主要駅(バンドゥンやマディウンなど)にあった「レールショップ」という鉄道系お土産品などを売るお店、これは既に各店舗とも撤退してしまっているのだけれど、この再開かと期待したのだけれど、画像や書き込みコメントなどを見るに、どうやらそういうものではなさそう。
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本日開店!ということでお祝いの花輪が並ぶ店舗の前。

単に鉄道の駅の、駅舎内に位置し、列車を眺めながら軽食をとったりお茶を飲んだりすることが出来る、というもののようだ。まあそれもいいだろう。スラバヤの駅ではジャカルタ近郊のように頻繁に列車が行き交うわけではないけれど、停車している ものも含め、トレインビューのお店でお茶しながら本でも読むというのもまた一興だろう。

そんなわけで、営業開始初日となる今日、事務所からクルマで5分ほどのグブン駅にお昼ごはんがてら出掛けてみることにしました。
さて、東口、優等列車が発着する方の駅に着いてみたのだけれど、どうもそのようなものは見当たらない。聞いてみると、中の待合室側だという。
駅舎の内側に入ってみると、左手のオープンスタイルの待合室の先、改札口の脇に、真新しい白い小洒落た建物。と、その前にはつい先ほどまで 式典でもやってたと思しきテントと、片付け中の店員の方々。
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レンガ風の壁、床のタイルなど、デザイナーが頑張った感のある店内。

中に入ってみると、大きなガラスの明るい店内にはカラフルなタイルの床と、レンガ風の壁、木製の椅子。 声をかけて来た国鉄PT.KAIの女性スタッフによれば、 このお店は子会社のReska、列車の食堂車や車内販売を受け持つ会社の経営の由。
食事メニューを見せて戴くと、ナシゴレンなどの一般的なメニューの他、スラバヤ料理でもあるラウォン、オランダ料理なのかな、コルドン・ブルー、車内で食べるのがお気に入りのズッパズッパ(スープ)、オムレツやスパゲッティなどが並ぶ。 甘いものがお好きな某M井教授向けにはパンケーキやワッフル、バナナスプリットなどデザートも何種類か。
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メニューは、まあフツー、かな。食堂車よりは若干豊富な印象。

初日の今日は式典終了したばかりでまだお客さんは入ってなかったし、昼休みの間に発着したのはローカル客車列車一本だけだったけれど、普段この時間帯には数本の長距離列車の発着もある筈。また時々覗きに来てみることにしようかな。
あ、ちなみに店内ですが、やっぱり鉄道お土産品の販売はありませんでしたが、何故かイグナシウス・ヨナン前国鉄社長の著書が数冊並べられていました。やっぱりこの人、ナルシストなんだよなあ。

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(前)社長の著書が並ぶ。一杯刷って売れ残ってるのか(笑)

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2015年4月 5日 (日)

石の教会@クディリへ。

上司不在の時期ということで遠出は出来ないので近場で、というわけではないのですが、ジャカルタから友人(とその友人…初めて会う方も含め)らがスラバヤを御来訪、今日はスラバヤから南西に3時間ほどのクディリという街に行ってみることにしました。
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確かにジャワ島では珍しい建築物ですね。(なんとなくタイ語っぽい響きの)ポーサラン教会。

今回のメインは、このクディリ市内西方にあるポー・サランという教会(Gereja Pohsarang)。
このムスリムの国インドネシアで教会が名所になっているのも珍しい、ましてやクディリなんてクディリ王朝なんてヒンズー王国が繁栄し、それ以前は仏教国、その後西からやって来たイスラム教の国が席巻したエリアで、キリスト教がそれなりの勢力を示していたのはオランダ時代になってから。
なので、遺跡というほど古いものではないのですが、こちらの教会、石造りというのが珍しいらしく、今回の一行も、大使館勤めの建築の博士号をもった方をはじめ、建築・デザイン・住宅ディベロッパーなど、関連分野で一過言ありそうな方々が何人もいらっしゃる中、突然割り込ませていただいた素人のこちら。
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天井の切り欠きがセンスいいですね。

早起きしてまず訪れたこの教会、うーん。新しい感じですね。
石造りというと、インカやマヤの遺跡のように、正確に切り出した石が神の挟まる隙間もないように積み上げられたような感じのものをイメージしたのですが、こちらはそういう感じではないようです。
石は寧ろ飾りとして埋め込まれているようで、その間は今はセメント、建立当時は日本だったら漆喰か何かでしょうけれど、別の素材だったのでしょう。ちょっと予想外でしたが、珍しいです。
中に入ると、礼拝場所、こちらも大分今は改築されているようで、鉄骨と鉄筋で瓦葺の高い屋根を支えているのですが、その屋根の一部分が「+」十字に切り取られて、十字架のように光が室内に入ってくるのです。
今はプラスチック素材のものになっていますが、昔は何を使っていたのでしょうね。気になります。
教会の裏手は門前町的な商店街(キリスト教関連の商品を多く売っていましたが、流石に売り子はムスリムではないのでしょうね)となっており、そこを通り抜けると小さな公園と、更に奥に遊歩道があり、キリスト受難の場面を描いた15個の金色のレリーフというか、人形が立ち並んでいました。
なんでこんな立派な施設を作るのかと驚きましたが、どうやらグダン・ガラムという当地の大規模なタバコ会社がスポンサーになっている模様。なるほどね。
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クディリ市街地当方のロータリーに聳える凱旋門。上が展望台になってるわけではない。

その後は当地名物のタフ(豆腐)料理で小腹を満たし、市街地東方のシンパン・リマ(五差路)に聳え立つ凱旋門?を見物。
最近クルトソノ=ジョンバン間の1区間のみだけが開業した(スラバヤとソロを結んで建設中の)高速道路を試し走り、モジョクルトではトゥロンラン遺跡に立ち寄り、スラバヤへ戻り。
なかなか濃い日程でしたが、お疲れ様でした。欲を言えば駅があるクディリ、汽車で行きたいところですが(笑)。
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新開通!の高速道路。一区間だけでは全く走るクルマがないのもむべなるかな。

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2015年4月 2日 (木)

4月1日ダイヤ改正(JABODETABEK色々)。

さて、遅れ馳せながら4月ダイヤ改正のお話し。このところちょっと筆が(キーボードが?)のらなかったんで、バックデートになって恐縮ですが、備忘録ということで。

今般の改正のウチ、Jabodetabek電鉄関係で一番の目玉は、ナンボ支線の営業開始の報。既報のとおり、ボゴール線のチタヤムから東のナンボまで13.3kmのこの支線、以前2006年頃迄は日本製気動車KRDが旅客営業運転を行っていたのだが休止になり、その後最近になってセメント貨物輸送列車の運転が再開、電化工事も行われ、いよいよ満を持してのKRLこと電車の運転が開始されたわけです。
途中駅のホーム延長や、需要に鑑み、恐らくは4両編成くらいでの運転となるのかな・・・と予想し、試運転にもKfW・ドイツ支援で製造された電車が入ったりしていたので、てっきりこれかと思っていたらあに図らんや。
友人等のFB頁に挙げられていた写真は205系の8連だったのは驚きでした。そんな需要あるのかな・・・と思っていたら、案の定、初日は地元の鉄道ファン以外の一般客は殆どいなかったのだそう。
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ダイヤ改正初日の様子を伝える4月2日付の全国紙「KOMPAS」。

まあそうでしょうね。宣伝・周知期間も殆どなく、運行は1日5往復で、通勤に使えそうな時間帯での便もない。支線内4駅のうち営業を開始したのは中間のチビノンと終点のナンボ駅のみで、他の2駅はまだ休止中。チビノンも市街地中心から少し歩くし、終点ナンボに至っては、セメント工場内の貨物駅という雰囲気で、駅勢圏の住居はごく僅かでしかない。
チビノンは市街地中心部から高速道路経由でジャカルタ中心部に乗り入れる路線バスが頻発してるしね・・・ 暫くはこの状態が続くのでしょう。
まあ取り敢えず次回ジャカルタ往訪時には一回乗ってみることにします。

その他の変化としては、各路線とも随分運転本数が増えたみたいです。1日付のKOMPAS紙によれば、
ボゴール線:357→391便、ブカシ線:126→153便、スルポン線:118→148便、タンゲラン線:77→88便、コタ=カンプンバンダン間フィーダー:46→50本、マンガライ=ドゥリ間フィーダー:36→42本、といった具合で、総計757本/日の運転本数が872本へと増便になりました。終電も繰り下げになっているようですね。
残念ながら、ナンボ支線と同時の運行再開が(勝手に)期待されていた、カンプンバンダン=タンジュンプリオク間路線の再開はまだ叶わなかった模様。ってことは、例のトロッコ はまだ暫く安泰なわけだ(笑)。
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増備を伝える1日付「KOMPAS」紙は、怪しいパンタグラフつきのKRDI車両のイラストが。

それと同時に、より重要かもしれないのは、Jabodetabek電鉄の電車運賃が距離制に移行したって事ですかね。従来はゾーン制(算定根拠がよくわからなかった)から、駅数での漸増制になっていたのだけれど、今後休止駅を再開させると、駅数が増えて料金が上がって文句を言われるのを見越しての措置だったのかもしれません。
当初25kmまでが2,000ルピア、その後10km毎に1,000ルピアが加算されることになるそうで、これにより33%の区間で値下げ、23%の区間で値上げとなる由。
ボゴール線南端部やスルポン線西端部のような、駅間距離の長い区間では値上げになるんでしょうね。いずれにしても相変わらず安く、補助金が潤沢につぎ込まれていることは変わりがありません。

あ、1回券のデポジット額も、Rp.5,000からRp.10,000に値上げになるそうです。未だに毎日15,000枚もの一回券がなくなっているというのですから、これは止む得ないかもしれないですね。

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