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2015年5月14日 (木)

ナンボ支線、ようやく。

この週末は飛び石連休、金曜日を有給にすれば4連休となります。
出張以外では久々のお出掛けとして、スラバヤを朝06:45発のLion Air JT571便でジャカルタへ。この日は一度10時半にアポを入れたのでこんな早いフライトとしたのだけれど、その後これが別の日に変更になってしまい、早起きだけが残ってしまった次第。
というわけで時間はあるので、一旦BlokM近くのホテルに荷物を預け、電車で向かったのは、先般4月に旅客営業運転を開始したNambo線。
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「Nambo」行きの行き先表示を提示した電車が随分遅れて現れました。

PT.KCJ公式案内によれば、ドゥリを10:34発のナンボ行があるのでこれに乗ることにして、暫く時間があるので先ずはマンガライで暫く撮り鉄。といっても電車の方ではなくて、留置線の客車の方。最近の鉄道模型プロジェクトにあたって、ちょっと今まで気にしたこともなかった床下の構造を確認しておきたかったんで。

で、いい頃合いかと思って南方面ボゴール行きの電車でナンボ線の電車が分岐するチタヤムへ先行。こちらの駅のホームには、同じようにナンボにお出掛けと思しき乗客が2、30名ほどだろうか。電車が着く度にその数は増えつつあるようだ。
なのだけれど、予定時間を過ぎても列車は現れず。これだけお客さんがいるのだからもう既に行っちゃったってこともないだろうし、必要な情報を適時に流さない駅放送にイライラしながら待つこと暫し、20分ほど過ぎたあたりで「チビノン・ナンボ行は今、チャワンです」との
遅れ放送が入って一同溜息。
そんなこんなで50分ほど遅れて現れた今日の1820列車ナンボ行は、これまでネットの写真で見慣れた205系8連ではなく、メトロ7000系でした。へえ、こちらも入ってるのね。
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サラリと席が埋まり、立ち客もいる車内。いつもこんな感じなら良いのだけれど。

チタヤムを発車、本線をクロスして急カーブして単線の支線に入り、東側に急カーブで分岐してノンビリと走り出した列車の車内は明らかに行楽客・・・初乗り御試し乗車といった感じの家族連れや若者が多く、座席がサラリと埋まり立客もチラホラ。
先日アンコットを借り上げて一回りした、最初の駅「Pondok Rajeg」は現時点では復活しておらず引き続き休止中。駅は改修の手をくわえられておらずそのままの雰囲気。周囲には住宅も多く、スルポン線末端区間の小駅と比べても需要はありそうに思えるが。
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乗降客で溢れるチビノン駅。御同慶の至りです。

本線とは打って変わってそれなりに起伏のある緑豊かな車窓を眺めながら走った電車の最初の停車駅は6.74km地点のチビノン。ジャカルタから頻繁に高速道路経由のバスも走ってくる沿線随一の街で、下車客もそれなり・・・と思いきや、それ以上に多かったのは乗車客。明らかに休日のレジャーという雰囲気なので、平日にどれだけ乗り降りがあるのかは興味あるところ。
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ジャゴラウィ高速道路をまたぐ。関越道にこんな感じのところがありましたよね(もうなくなったみたいだけれど)。

ボゴール方面へ行きたかったという誤乗客も乗せて引き続きノンビリと東へ走る列車は、Jagorawi(ジャカルタ=ボゴール、チアウィ)間高速道路を跨ぎ、ポンドク・ラジェグと同様に休止中の「Gunung Putri」駅を通過、セメント工場を俯瞰しながら高い鉄橋を渡ると程なく終点ナンボへ到着。
全線13.3kmの小旅行、の割には思った以上に車窓も変化に富んでいて新鮮でした。
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終点ナンボ駅に到着。定刻だと、30分ほどの後にドゥリに向けて折り返します。

自動改札機が3機だっただろうか、ほぼ満席の500名ほどの下車客に対応しきれていないこの小駅の改札口は暫くの間混乱。一時間近く遅れて13時頃に到着したので、すぐにでも折り返しを出したいところですが、放送では、到着客はそのままの切符で折り返し乗車は出来ず、必ず一旦出場して切符を買い直すように案内中。これは正しい措置です。
まだ暫く出ないな、と思ったので、駅前のアンコットに乗り込み、先ほど通ったセメント工場近くの鉄橋に先回り。セメント工場から連想したか、秩父鉄道長瀞あたりを連想させる鉄橋を先ほどのメトロ電車がノンビリと渡って行きました。
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前回とは一転、活気溢れる?ナンボ駅前。
掲示されている時刻表はこんな感じになっています。
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次の電車は2時間半ほど来ないので、アンコットを2台乗り継いでチビノンの高速道路インター入口へ向かい、ジャカルタ市内行きのAPTB高速バスを捕まえて市内へ戻りました。この辺は一度行ってるだけに土地勘があって楽でした。
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ジャカルタ近郊にまた一つ撮影ポイントが増えましたね。

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