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2015年6月24日 (水)

気を付けて!(査証免除でインドネシア)

先般突然(前々から、やるやるとは言われてたのですが、実施がいつになるのか全く分からなかった中、)導入されたインドネシアの日本人に対する査証免除ですが、
先般6月12日から国内5カ所の空港(ジャカルタ、バリ、スラバヤ、メダン、バタム)とバタムの港において、観光目的での30日以内の入国について、査証免除で可能となったのは皆さんご存じのとおりです。

ところが、これ、重要な事が判明しました。というのもこれ、観光以外の目的(まあ、友人訪問なんかは観光目的なのでしょうが、)商用などはダメ。引き続きVOA(到着ビザ)取得が必要です。
それはいいとして、入国したら、永住する人以外は当然出国するわけなのですが、この出国も、上述の査証免除入国可能な空港・海港からでなければいけないのだそうです。

即ち、ジャカルタで入国してジョグジャカルタやバンドゥン、ロンボク、マカッサルなど、国際線が飛んでいる他の空港から出国する場合、トラブルとなったケースが発生している由。

私の友人知人の場合、ジャカルタでJKT観て帰るとか、電車の写真撮って帰るというだけであれば問題ないのですが、長距離列車に乗って地方に出掛けて、そこからオープンジョーの航空券とか、LCCとかで別の空港から帰国する、ような場合には、引き続きVOAで入国しておかなければいけないという、ちょっと我々の常識からは信じ難い事態になっているようです。
まさか全空港海港がまだオンラインで結ばれていないからだとか、そんな事情でもあるのでしょうか…

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2015年6月14日 (日)

ジャカルタで趣味活動。

この週末は益々鉄分薄く、それでも日曜日は、いつもお世話になっているパクアン急行様と同僚のTany様が作成中のインドネシアレイアウトを先月に引き続き見学させていただく。あー、なんだかもうインスパイアされちゃいますね。当地で手に入る材料や、自作のもの、日本から持って帰ってきたものをうまく加工して雰囲気を出してみたり、色々使えそうなヒント・アイディアが色々。
転勤族の身としてはこんな大型レイアウトなんか望むべくもないのだけれど、数年前に一度作ったことのあるA4サイズの小型Bトレ用だったら行けるんじゃないかな・・・と思い始めてみたりします。イカンな、自重自重。
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日本製のストラクチャーを上手く活用してインドネシア風の雰囲気を出してますね。

しかしこのインドネシア、日本や欧米みたいに趣味材料は簡単に手に入りません。
ちょっと前にも、プラサフが欲しいと思ったけど、スラバヤのお店を周っても手に入りません。ジャカルタではブランドを選ばなければ見つかったので買って帰ろうかと思ったら、スプレーの類って、飛行機には持ち込めないのよね。汽車で運ぶ? 現実的じゃないよね。 
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(数年前に一度だけ作ったことがある奴・・・)

プラ板一枚、プラ棒一本、シーナリー部材、動力ユニットや台車、パンタetc. 欲しいモノが日本であれば今度の週末にすぐ手に入ります。 ところが当地ジャカルタでは鉄道模型店・・・幾つあるのだろう。多分色んな輸入模型の中に、メルクリンなど欧州からの輸入品を少しおいてあるだけ…な店を含めても片手で数えられるぐらいしかなく(勿論スラバヤには皆無。)、いずれも品揃えは十分ではないために欲しいモノがあれば注文して輸入して貰うしかなく、本国値段の2倍とか、とっても高くなってしまう筈。
そう考えると、日本という国は趣味事情、本当に恵まれていると思います。
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全てがペンギンをモティーフにした、バティックや絵などが展示された会場内。

というわけで、それは帰国後のお楽しみに取っておくことにして、
夕方はこちらならではの趣味、市内南方のクマンのギャラリーで開催されていた、在留邦人向けフリー誌「南極星」主催のペンギン展を見に行ってみることに。
以前も訪問したことのある、チレボンの賀集さんのバティック工房「Studio Pace」のペン子ちゃんは在留邦人の方々にはとっても有名で、私自身も特注でペン子ちゃんバティック・シャツをあつらえて貰ったことがあるのですが、今回はそれに加えてペンギンをモティーフにした陶器や布絵なんかを作っておられる芸術家?の方々の展示・即売をやっておられるとのことで、御縁があってお誘いいただいたものでした。
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このカインパンジャン、欲しかったわぁー。勿体なくてシャツにはできないけれど…

こちら、今回のメイン展示の、賀集さんのカインパンジャン。 バティック工房の様子や人々の生活の風景が一面に描かれた多色染めの大作で、そのお値段700万ルピア! とのことでしたが、あっという間に売れてしまったそうです。いやこれは見事。僕も欲しかったです(7万円も出せないわけではありますが)…。
ですので、折角ですので、こんな感じの汽車モティーフのものを少々お土産に買わせていただきました。
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iPadもMiniも持ってないけど、ケースだけお土産に… 「コタ駅」と、「アルジャウィラングン駅のCC204初期型(渋い!なぜこの形式を?)」

帰宅は最近お気に入り、ハリム20:30発のCitilink・QG807便。今日も定刻少々早くに飛び立ち、21:50スラバヤ着の予定が、この時間には既にタクシーで空港を出発していましたー。

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2015年6月13日 (土)

ジャカルタで休日を(鉄ネタ薄し)。

さて先週末に続いてお出掛け、今週末は朝08:20発のBatik Air、ID6391便でジャカルタへ。(兎も角遅れが酷い事で常に話題となる)Lion Air系列とはいえ、この“フルサービス”子会社のバティック・エア、これまでのところ当方はヒドイ遅れに出会ったことはないところ。
しかも朝便であればなおさら、ということで今日も無事にほぼ定時で運航で何より。
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スカルノ=ハッタ空港に到着したバティック・エアーじゃなくて、
バティック空気だったらしい。ネイティブチェック、かけろよ…
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スカルノ=ハッタ空港からは丁度タイミングよく現れたDAMRIのマンガドゥア行きリムジンバスでコタ駅下車、中央線の電車で2駅、今晩の宿は駅前線路沿い、トレインビューを期待してここにしてみたマンガブサール駅前の「Grand Batik Inn」なる安ホテル。レセプションのスタッフは当方の趣旨を理解してくれたものの、生憎高層階は満室とのことで、割り当てられた3階の部屋の窓からの眺めはこんな感じでした。
うーん、もう少し上の階の方がいいね、確かに。
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通る電車は205系ばかりなのが少々残念ですが、長距離列車も見えました。

本日午後はクラパ・ガディンのアリーナ→マンガライでインドネシア人の友人のカメラマンと久々に会った後、夜は元の上司に付き合って貰う。

そういえば現在は横断地下道建設中、更には空港特急Airport Railinkのシティ・エアターミナルも建設が始まり、スタバやRoti-Oなどフランチャイズ・チェーンのお店がどんどん入るなど行く度に様相の変わるマンガライ駅、駅舎よりのホームには、今回の改築工事の際に姿を見せた古い時代のホームをガラス板で覆って見られるようにしていました。
センスいいね。惜しむらくは、いつの時代のものだとか、ちょっとした説明版なんかがあったりするとより良いところなんですが。
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マンガライ駅ホームに保存展示?された昔のホーム。

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2015年6月11日 (木)

スマラン駅での拾い物、「Kedung Sepur」号。

スマラン・ポンチョール駅に夕方18時過ぎ、走り込んできた列車は、1980年代日本製の気動車4両編成。ただしメダン空港新線「Aiport Railink Service (ARS)」 用に2扉・冷房化改造された・・・にも関わらず結局韓国宇進産電製の新製気動車を購入して使用することになったため、わざわざ船に積んでメダンまで送られたにも かかわらず、一度も営業運行に供されることのなかった悲運の(?)通称「ARS」編成じゃないか(長いな説明が)。
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スマラン・ポンチョール駅に到着した4連のARS気動車編成。この角度が一番日本製KRDの雰囲気を残すか。

その後一時はソロ=ジョグジャ間のPrameks/Sriwedariグループの快速列車に投入されたこともあったものの長くは続かず、最近になってようやくこのスマラン近郊列車に安住の地を見つけた(かな?)というもの。それでも昨年9月からスマランを拠点に西のウェレリと東のグブッグとを結んで走り出した筈だったが、今日このポンチョール駅で確認してみると、どうやら運行されているのは東のスマラン=ヌグロンボ間のみらしい。
スマラン周辺では、北本線を西に向かうとプカロンガン、ペマラン、テガルと中規模の都市が並び、これらを諸都市結んで快速運転を行う(以前は電車改造のKRDE気動車を使用、その後客車化)「Kaligung Mas」、テガルから南に分岐してスラウィ経由プルウォクルトまでの「Kamandaka」(こちらもいつの間にか1日3往復に増便)も併せると、一日7往復まで成長しており、この区間は安定した需要を見せている模様。
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ゆったりとしたリクライニングシートが並んでいるのが見えますね。

他方、西側が海岸沿いの街道に沿って時折大きな街があるのに対し、東側は居住可能なエリアが幅広く広がり(東北のデマク方面、真東のヌグロンボ方面、南東のクドゥンジャティ方面等)、人口が分散した ためか、「市」クラスの大きな街が見られない。
そのためこれまで東側方面の近郊列車は、 国産KRDI気動車使用の「Blora Jaya」が2往復、チェプー・ボジョネゴロ方面とを結んでいるだけだった。 これに新たに加わったGubug迄の「Kedung Sepur」号、いつの間にか(ことし2月から、らしい。)西側区間が廃止になった一方で、東側区間はNgromboまで延長されていました。
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Kedung Sepurのシンボルマークと車番。82年製気動車の改造であることがわかりますね。

駅改札付近で案内係をしていた、Posko(ご参考)で来ていたシニアな駅員氏に聞くと、Eksekutifレベル内装のARS車両、このスマラン=ヌグロンボ間の「Kedung Sepur」号の他、「Blora Jaya」号の運用に入ることもあるようで、今18時過ぎにまさにポンチョール駅に滑り込んできたこの列車も、チェプーからのブローラ・ジャヤ号だそうです。
今回は残念ながら乗車は叶いませんでしたが、よく考えてみれば、スマラン16:00発に頑張って乗れば、ヌグロンボから19:41発のJayabayaでスラバヤに戻れたんですよねー。アンバラワの観光列車に乗らなければ、こちらだったかな。
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ARSのシンボルマークを剥がした跡がはっきり残って見えますね。

最新の時刻表は以下のとおりです。ご参考までー。

KA Kedung Sepur (Semarang Poncol - Ngrombo)

Semarang Poncol 06.15
Alastua 06.29
Brumbung 06.41
Gubug 07.02
Karangjati 07.19
Sedadi 07.32
Ngrombo 07.38

Ngrombo 08.00
Sedadi 08.08
Karangjati 08.20
Gubug 08.36
Brumbung 08.57
Alastua 09.24
Semarang Poncol 09.35

Semarang Poncol 15.12
Alastua 15.26
Brumbung 15.38
Gubug 15.59
Karangjati 16.16
Sedadi 16.29
Ngrombo 16.38

Ngrombo 17.25
Sedadi 17.35
Karangjati 17.48
Gubug 18.05
Brumbung 18.25
Alastua 18.37
Semarang Poncol 18.49

そしてこの日は18:45発のエコノミAC「Jayabaya」でスラバヤ戻り。少し遅れて23時過ぎにパサール・トゥリ到着だけど、夜でもタクシーが安全なのはスラバヤのいいところ。
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2015年6月10日 (水)

スマラン・ポンチョール駅近況。

スマランからスラバヤへの戻りは去年の10月に運行開始となったジャヤバヤ号。
これまでスマランからの戻りは夕方15時台のアルゴ・ブロモ・アングレックで、これでは実質的にこの日は半日しか使えなかったのだけれど、この列車が出来て18:45発まで一日ゆっくりと使えるようになりました。惜しむらくはこの列車、全席3等Ekonomi-ACモノクラスで、座席間隔も広いしエアコンも寒いくらいに効いていて快適ではあるのだけれど、4時間以上の長時間、しかも夜で車窓は全く楽しめずな時間帯でもあり、 例えば急行SawungallihとかMarioboro Ekspresのように1両でも2両でも1等Eksekutif 車を連結してくれていれば、こちらを選択するところなんですが。
だって昨日のスラバヤ→クトアルジョのアルゴ・ウィリスが1等で28万ルピアなのに対し、 こちらは3等の直角ボックスシートのエコノミ座席なのに20万ルピアもするんだから。
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改修されてライトアップ効果もいい雰囲気のスマラン・ポンチョール駅。

そのジャヤバヤ号、スマランの出発はエコノミ専用のポンチョール駅。去年の4月にソロとを結ぶカリジャガ号に乗った時以来で、あの時は改修工事の真っ最中だった古い駅舎は綺麗に改修されていました。
前回は臨時の出入り口となっていた右手のウイング?の方には新たにあちこちの駅の駅ナカに出店しているチェーン店のお店に加え、こちらのお店が入っていました。スラバヤのグブン駅に入っているロコ・カフェと同じデザインの看板を掲げる 「Loko Express」というお店。
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カジュアル感覚の「ロコ・エクスプレス」店。オープンスタイルなのでちょっと暑い。

スラバヤのお店が着座型のカフェなのに対し、こちらはカウンター式の止まり木座席が数席、メニューもスラバヤのそれに比べて 少なく、プラスティック入りのコンビニ弁当のような箱で提供されてきました。 お値段も少しお安め、かな。
まあこれもありかな… と思いながら箸を、いやプラスティック製のスプーンを付けた 瞬間、あれー!
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あー! 見たことある奴が入って来たぁ。

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2015年6月 9日 (火)

アンバラワ(再々(中略)訪)

ソロのバスターミナルは現在改築中。建物は半分くらい出来上がったという感じか、当地の人達の好きな「ソフト・オープン」状態で、スマラン方面など一部路線は既に使用開始されているガランとした建物から出発、スラバヤ方面などその他の路線は砂埃舞う未舗装の駐車場からの出発となっていました。
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こんな立派な立て看板には「アンバラワ“駅”」。

こちらのスマラン行きPATAS(快速)は例によって満席となったら出発。ソロ=スマランは高速道路も建設中な高需要路線なので道幅もそこそこ広く、クルマは快適に流れ、2時間ほどでスマランからの拘束の現時点での南端のインターもあるバウェンに到着。ここのターミナルはスマランからの道がソロ方面とジョグジャ・プルワカルタ方面と分かれる三叉路にあり、ここでローカルバスに乗り換えて隣町が過去何度も触れている、鉄道博物館のあるアンバラワ。
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入口も綺麗になりましたねー。

いつもは街中で降りて歩いて行っているのですが、今日のバスはまさにアンバラワの駅前を通るルートのクルマで、歩く距離が短くなって助かりました。
そのアンバラワ駅。廃駅でも鉄道博物館でもなく、「駅」です。そう書いてあるんだもの。
廃線となった旧駅を活用して鉄道博物館として運営されていたこちら、暫く閉館してリノベーション工事を行ってきていましたが、(まだ完全に終わったわけではなさそうですが)どうやら再オープンしたようです。Ambp1140500
平地用のB5112も今日はお休み。

入口は、これまで通りから脇道を駅の方に入っていった道ではなく、従来の大通り沿いの機関庫の正面から入るようになり、発券デスクが置かれていました。いきなり機関庫内の機関車の真横で、期待が高まりますね。
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綺麗になったけど、形式写真は撮りづらくなっちゃった。

今日は残念ながら蒸機のチャーターはないようで、平地路線用のB51も、ラック路線用のB25も火を落として庫内で休んでいる模様。その機関庫を抜けると、駅へと続く構内の右手には、従来は駅舎の奥に雑然と置かれていた機関車が、整然と一列に並べられていました。錆びて朽ちかけていた機関車もあったけど、どうやらいずれも綺麗に塗り直され、屋根もかけられてます(ちょっと写真撮りづらくなっちゃったけど。)。機関庫近くは小型機に始まり、駅舎の周辺にはD、E型やCCマレーなどの大型機。南側の稼働路線から駅舎を挟んだ北側にも線路が再敷設され、こちらには機関車に牽引されたイメージで貨車や客車が合わせて留置されてます。
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以前シドトポで搬出に立ち会った、給水車「Gerbong Air」もこちらに。

今日は日曜日ということで、観光列車が運行されており(日曜祝日のみだそうです。10時、12時、14時の3回。)、次の発車は14時、一人5万ルピアの由。残念ながらディーゼル機牽引だそうですが、何度か乗ったこともありますが、折角なんで今日も乗ってみましょう。(ちなみに、SLは走らないの?と聞いてみたら、蒸機は燃料代が高いので、チャーター運転しないとダメなんだそうです。)
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出発準備を待つ機関車に引かれた客車風。最後尾は展望車のような感じの車両でした。

今日の行き先は東のトゥンタン方面。西のベドノ方面も、平地区間は入れるけれど、ラックレール区間は、一部線路に問題があり補修が終わるまでラック機関車で上がっていくのは無理、という残念な情報を伺いました。手前のジャンブまでであればSLのチャーターは可能だけれど・・・ だそう。ここの白眉は、B25型蒸機が歯車をきしませながら坂を上り下りする姿なので、平地だけだと、かなりテンション下がりますね。しかも(線路の補修は)今年いっぱいは無理と思うという残念なコメントも。えー、そうなんですか・・・
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現役時代からの立派な造りの大屋根は健在。

ともあれ程なく東からD301型DLに引かれた3両編成の列車が到着。これの折返しに乗り込みます。キチンと国鉄PT.KAI標準デザインのチケットが発券されたのを手に乗り込む(ID提示は不要でしたが、なぜか年齢を聞かれた。)と、ちょうど座席定員ほどの乗車率です。
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風を切って走る観光列車の車窓から。

飛び込み乗車客が多かったためか、10分ほど遅れて出発した列車は、汽笛を鳴らしながらゆっくりとアンバラワの市街地を抜け、田園地帯へ。南側には遠く山並みを望みつつ、暫く走ると右手に湖が近づいてきた。水草茂る淵近くには沢山の小舟が繰り出し太公望が竿を垂れているが、余り釣果芳しい感じではなさそう。海の家ならぬ湖の家か、水上家屋には何十台ものバイクが停められ、近所から沢山の人達が週末を過ごしにやって来ているよう。
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ちゃんと車掌さんが乗り込んで検札もやります。

平坦な盆地区間ということもあって、車窓でめぼしいのはこのDanau Peningと呼ばれる湖くらいか。程なく湖が遠く離れていくと、国道の陸橋をくぐって終点トゥンタンに到着。
駅構内には真新しい車庫なのか検収施設なのかが新たに設けられていました。この路線、現在スマラン=ソロ路線のクドゥンジャティ駅までのかつての路盤を利用し、再開させることが計画されており、既に一部では工事も始まっているという。クルマがあれば、廃線(休止線か)沿いに工事状況を見ながら辿ってみても良かったですね。
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終点トゥンタン駅に到着、これから機回しです。

トゥンタン駅からは、折返し時間中に先ほどくぐった国道まで走り、アンバラワへ戻る列車を俯瞰で一枚、二枚。この国道はスマランとソロとを結ぶ幹線でもあり、毎時何本もバスは走っている。程なく満席の快速便が現れ、1便待ってみたけど次も満席だった諦めて乗り込み、スマランへ。バウェンから新しい高速道路に入ってくれれば嬉しいのだけれど、相変わらず渋滞に巻き込まれながらの一般道走行でした。
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そしてアンバラワへ帰っていく観光列車。

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2015年6月 8日 (月)

ウォノギリ支線レールバス「バタラ・クレスナ」に何とか乗る。

さてクトアルジョはSACの隣にSumber Alam社のトラフェル(シャトルと呼称)の休憩・食事場所があったので、暫くの後現れたプルウォクルトからのソロ行きに乗せて貰い、お泊まりはソロ・プルウォサリ駅近くの新しいビジネスホテル。
というのも明けて日曜朝、この日の行動は朝6時発のウォノギリ支線を走るレールバス「Batara Kresna」号からなので。
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朝イチのレールバス編成が到着~。なんでこんな写真かというと・・・

この国産INKA工場製の3連接“レールバス”列車、現在のジョコウィ大統領がソロ市長をしていた2012年にソロ市内とジョグジャとを結んで鳴り物入りで走り出したものの、ほんの数ヶ月で故障により運行を離脱、その後は橋梁の強度問題が発覚したこともあり一般客車による代走もなされないまま、休止状態となっていました。それがようやく各種の問題をクリアして運行を再開したのが今年の3月だったか。
スマトラで運行されている(かな?故障で止まってるかな?)兄弟車両も含めて当地における“レールバス”営業列車に乗ったことのなかった当方としては、何とか機会を見つけて乗りに行かなくては・・・と思っていたところでした。
が、それはちょっと簡単ではありませんでした。
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地元の皆さんで満席の車内。座席定員以上乗せるのなら、枚数制限しなきゃいいのに。きっと補助金額との関係もあるのでしょう。

そんなわけで早めにホテルをチェックアウトして余裕をもって5時半前にプルウォサリ駅の窓口で意気揚々と「6時のバタラ・クレスナでウォノギリまで1人!」「Habis!」・・・
おいおい、朝6時の列車が満席って。「次は10時だから、7時から販売するからね、」って、こちらもプラメックス(Prameks)と同じく3時間前販売ですか。それって、今5時半に来て、7時に来て、そして10時にまた来るんですか? そんな販売方式してたら、総計所要時間がどれだけかかる事やら。朝イチの便は前の晩から売るとかさあ。待ってる間にバスで行った方が速いってことになるわけですが、それでも満席って、運賃の安さ(Rp.4,000)が重要なのか(多分バスなら倍額)、お試し乗車のレジャー客が多いのか。見渡したところそれほど多くの乗客が待っているとも思えないが、「42席しかないから、もう売り切れなんです」と仰る女性駅員。

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路線図。わざわざ書くほどのモノではないけれど。

うーん、10時ので往復して戻ってきたら14時だよなあ。その後の予定が・・・一旦ホテルに戻ってもう一回部屋に入れて貰って・・・と一瞬迷ったものの、いや待てよ。
この列車、3両編成で定員は160名くらいの筈。42席って、これコンピューター発券になってるけど、全席を一括管理して売ってるんじゃなくて、各駅に割当分があるって事ですか?
それならば、と一計を案じ、駅前の駐車場に並ぶタクシーに駆け込み、向かったのはソロ市街地東方・王宮近くのソロ・コタ駅。運転手はこの駅のことを知らなかったけれど、サンクラーに小さな駅があったなと何とか理解して貰えた。ヤレヤレ。
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一日2往復の列車ですが、途中駅での乗り降りもあります。

こちらから乗り込むのは近所の住民だけの筈・・・と思いながらソロ・コタ駅の発券窓口に向かうと、予想どおりあっけなくウォノギリまで4千ルピアの乗車券を発券して貰うことが出来ました。しかしこのウォノギリ支線の列車、05:40着、バンドゥンからの長距離エコノミ準急「Kahuripan」の接続を受けることになっているけれど、到着しても既に満席じゃ乗れないじゃないの。カフリパンの切符を買う際に、ウォノギリ線の乗継切符を合わせて売ってくれるなんてサービスをしてるとも思えないのだけれど・・・
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運転席。別にバスの部品を多用しているというわけじゃないですよね。

ともあれ、プルウォサリ=ソロ・コタ間は、以前もミキストであるいはチャーターSL列車でも往復してるから、併用軌道区間の趣を楽しめないのはちょっと残念だけど、まあ悔しいとまでは言わない。レールバスにちゃんと乗れてヤレヤレホッと感です。

そんなこんなで何とか乗ることの出来たレールバス列車「バタラ・クレスナ」号。発券枚数を制限しているから座席定員制なのかと思いきや、ソロ・コタ駅で既に立ち客も出る盛況ぶり。列車は朝日を浴びながら最初は比較的快調に、最初の停車駅スコハルジョを出てからは速度を一段と落として南へ進路を。車内はプラスティック製のクロスシートで、取り立てて座り心地が良いものでもないですが、まあ短距離車両としてはこんなもんでしょう。自動ドアはステップともに可動、エアコンも寒いくらいよく効いてる。社端部の壁面には次の停車駅、現在の速度などが次々に表示されるディスプレイ。それによると、どうやら最高速度は30km/hに制限されているようで、体感どおりのゆっくりとした走り具合だなあ。
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終点ウォノギリ駅に到着。皆さん順番に記念写真撮ってます。

スコハルジョでは多少の下車客と、それを大きく上回る乗車客。その多くは週末レジャーとしてのお試し乗車と思しき近所の方々、窓から見える川の釣り客を指して「○○さんが魚釣ってるー」などと姦しい。
そして幾つかの休止駅(がある筈だが・・・)を通過し、もう一駅Pasar Ngutarに停車、終点ウォノギリには07:45のほぼ定刻の到着でした。やっぱりこの速度で定刻ということは、相当ーに余裕を持ったダイヤ設定なんだな。
そしてウォノギリ駅の発券窓口には「8時発ソロ行き、売切」の張り紙。10時ので来ても帰りの切符が買えない可能性もあるわけだねえ。日本のローカル線乗り潰しみたいなスケジュール感で来ると、途方に暮れかねないわけで、志す方々におかれては、注意されますよう。
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そして折り返しの列車がウォノギリ市街地を抜けてソロへと戻ります。

そんなわけで、というか当方は予定どおり折返しのソロ行きを一枚撮ってから街へ。
実はここウォノギリは「Batik Wonogiren」という手染めバティックでそれなりに有名なのだけれど、どうやらウォノギリの市街地ではないようだ。駅から左手、北東側の市街地中心部の歩行者天国で監督をしていた地方運輸局の人達、駅員やバスターミナルの人など何人かに聞いてみたけれど、ウォノギリ県内でバティックが有名なのは、東のティルトモヨ(Tirtomoyo)という集落だそうで、こちらは一種のバティック村のようになっている由。ここから、ソロ=パチタン(東ジャワ州)を結ぶバスが通っていくので、一応日帰り出来ないこともないが、40kmはあるということで、ちょっと今日今後の予定を考えると、なかなか難しそう。次の機会(あるかな・・・)に回さざるを得ませんでした。
ということで、市街地から非冷房の都市間バス(AKDP:Antar Kota Dalam Propinsi即ち州内都市際バスですね)でソロへ戻ります。

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2015年6月 7日 (日)

古いバスを見に行く。

さてそんなクトアルジョ、なんでこんなところに二度も来たかというと、お目当てがちゃんとあります。
駅からベチャ・モートル(三輪オートバイタクシーとでも呼ぼうか)で西へ走ること10分ほど、Sumber Adventure Centerという、遊園地というか、プールをメインにした娯楽施設。週末ということもあって駐車場には十数台の車が停まり、入口周辺のフードコートには昼食を楽しむ家族連れの姿が。
といってもこちらの目的は勿論そんなところではありません。
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こちらがお目当ての古い三菱製のバス。典型的なバス窓が並ぶ側面が美しいですね…

このSACの隣には「自動車博物館」という施設があり、これはこれでまた数台の古いクルマが雑然と飾ってある、というか倉庫みたいな建物の前の屋根の下に雑然と置かれ、その前にはさらに子供向けの遊戯機械が並んでいるような、全くわざわざ行く価値はないのもなんですが、その空間を抜けて奥に入って行ったところにありましたのが、この古い日本製のバスでした。
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公式側というのですかね。左前方からの写真が取れない駐車位置でした。

三菱MR型というのでしょうか。詳しい方にご教示を賜りたいのですが、1960年代後半頃の製造と思われます。そうするともう製造50年になるわけです。こちらのSACを所有している地元のバス会社「Sumber Alam」社が所有し、地元の方々のFacebookやブログなどによるとこの古いバス、貸切運行に供されているようで、それはすなわち稼働車ってことですね。
目にしたのは暫く前の記事だったし、他方で私の友人がFacebookで上げて多数のコメントがついていたところを見ると、こういうものに関心をもつバスマニアみたいな方も多いようで、一部「貸切運転してみたい」という打診もあったことから、試しに訪問・確認しに来たというわけです。
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シンプルそのもの、といった感じの運転席。

別のクルマの整備をしていたオッちゃんに、アドミの担当Akikさんという方を紹介して貰って話を伺うに、現在でも貸切運行はしているとのこと。実車を見るにナンバープレートがついていないので心配なんですが…
曰く、取り敢えず相当癖のある車体なので、運転できるのは同車の運転士でも1人のみ、前もって整備しておく必要があるので3日前くらいまでには予約して欲しいとのこと。
原則的にはこのクトアルジョから、プルウォレジョ市内の旧市街地を一周する半日コースで250万ルピアとのことだが、その他のルートはどうだろう。例えばジョグジャからボロブドゥール、そしてアンバラワまで貸切運転して貰うことは出来るだろうか、坂道を登り切れるのかな… と尋ねてみると、いやぁこの車は50km/hくらいしか出せないからねえ・・・と一旦引き取ったのち、コースにもよるが、3.5Juta~6Juta位で検討してみるので、個別に相談してください、との回答がありました。
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車内も簡素ですが、綺麗です。さすが現役車。

こんな感じですが、もし関心のある方がおられましたら、Akik氏の連絡先をお伝えしますので、個別にご連絡ください。

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最後部って、長椅子があった筈ですが、リアエンジンの整備用に取り外してるのですかね。

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2015年6月 6日 (土)

汽車でお出掛けするのは、

さて週末、久々の汽車でのお出掛けは、幾つか行きたいところがあった中部ジャワに狙いを定め、スラバヤ・グブン駅から土曜朝7時発の特急5列車「Argo Wilis」で出発する事にしました。
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新塗装に塗り替えられた98年製アルゴ客車が機関車次位に繋がれた今日のアルゴ・ウィリス。

バンドゥンまで長躯12時間をかけて走る一桁列車番号の優等列車なのだけれど、今日の牽引機は特急としては珍しくなったCC203。しかも機関車次位には直ぐにアルゴ客車、新塗装を纏った1号車。衝突事故発生時に破壊されやすいことから、機関車次位と最後尾には、電源・荷物車やアリンアリンと呼ばれる控車を連結するのがスタンダードとなっている筈なのだけれど、これはいいのかな。当方その1号車を割り当てられているのだが。
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そして途中の写真はないまま、今日の目的地クトアルジョに到着。牽引機はCC203。

スラバヤを定刻に発車した列車は、あと何回楽しめるかな?なジャワ島の風景を眺めながら快走し、西へ。ほぼ満員の乗客はソロとジョグジャカルタで大量に下車し(ここまでであれば直ぐに料金の大分安い急行「サンチャカ」も続行しているのだけれど・・・)、半分以下の乗りとなって更に西へ走ること約1時間。ちょうど小腹が空いて、何か売りに来ないかな・・・もう時間ないな、諦めるかな・・・と思った到着直前に、12時を廻ったこともあってちょうど車販嬢がお弁当を売りに来た。ありゃ、あと20分速ければ食べたのに。「もう降りるんで・・・」と返した時の寂しそうな顔が忘れられません(笑)
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ローカルな雑貨店が並ぶクトアルジョ駅の構内。こんな風景も少なくなりましたね。

そんな今日の目的地はクトアルジョ。ジョグジャ=ソロ都市間輸送の西の終点で、数本のKRDE(電気式気動車)快速列車が乗り入れてくるほか、急行「Sawunggalih」や準急「Kutojaya Utara/Selatan」といった何本かの長距離列車の終点でもある運行上の主要駅で、駅構内には小さな研修区と思しき施設もあるが、こちらは自治体としては独立しておらず、東に県都を構えるプルウォレジョ県(クトアルジョ郡)に属する。以前はここからプルウォレジョまでの短い支線が伸びており(2010年末頃から運休・実質的に廃止)、筆者も一度訪問したことがあったのですが、その後この路線の再開に向けて目立った動きはない模様。
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「Loko Kiosk」と名付けられた小型コンビニが入ってきました。今後他の駅にも拡大されるのでしょうかね。

そのクトアルジョ駅ですが、幹線上の中堅駅の好ましい佇まいをみせています。駅舎建物は正面から見ると若干独特の形態をしていますが(しかもちょっと派手な厚化粧)、駅構内側は低いホーム数本分を屋根が覆う当地の伝統的な形態。更に外側に数本の側線が並び、客車が数両並んでいるのも好ましい雰囲気。
駅舎の並びには、最近では珍しくなった、地元の個人営業と思しき雑貨店が入り、飲み物や食べ物を売っている。最近では大手コンビニやコーヒー、Roti-Oなどのパン屋など全国画一的なチェーン店ばかりが入るようになったが、ここはまだ生き残っていたか。
そんな中で珍しかったのがこちら、「Loko Kiosk」と名付けられた小型コンビニ。先般スラバヤ・グブン駅に出来た「Loco Cafe」の話を書きましたが、他にもいろんな形態のお店を統一イメージで出店しているのですね。
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赤塗りに青文字の派手な色合いはちょっと毒々しいですね。クトアルジョ駅舎。

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