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2015年6月 9日 (火)

アンバラワ(再々(中略)訪)

ソロのバスターミナルは現在改築中。建物は半分くらい出来上がったという感じか、当地の人達の好きな「ソフト・オープン」状態で、スマラン方面など一部路線は既に使用開始されているガランとした建物から出発、スラバヤ方面などその他の路線は砂埃舞う未舗装の駐車場からの出発となっていました。
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こんな立派な立て看板には「アンバラワ“駅”」。

こちらのスマラン行きPATAS(快速)は例によって満席となったら出発。ソロ=スマランは高速道路も建設中な高需要路線なので道幅もそこそこ広く、クルマは快適に流れ、2時間ほどでスマランからの拘束の現時点での南端のインターもあるバウェンに到着。ここのターミナルはスマランからの道がソロ方面とジョグジャ・プルワカルタ方面と分かれる三叉路にあり、ここでローカルバスに乗り換えて隣町が過去何度も触れている、鉄道博物館のあるアンバラワ。
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入口も綺麗になりましたねー。

いつもは街中で降りて歩いて行っているのですが、今日のバスはまさにアンバラワの駅前を通るルートのクルマで、歩く距離が短くなって助かりました。
そのアンバラワ駅。廃駅でも鉄道博物館でもなく、「駅」です。そう書いてあるんだもの。
廃線となった旧駅を活用して鉄道博物館として運営されていたこちら、暫く閉館してリノベーション工事を行ってきていましたが、(まだ完全に終わったわけではなさそうですが)どうやら再オープンしたようです。Ambp1140500
平地用のB5112も今日はお休み。

入口は、これまで通りから脇道を駅の方に入っていった道ではなく、従来の大通り沿いの機関庫の正面から入るようになり、発券デスクが置かれていました。いきなり機関庫内の機関車の真横で、期待が高まりますね。
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綺麗になったけど、形式写真は撮りづらくなっちゃった。

今日は残念ながら蒸機のチャーターはないようで、平地路線用のB51も、ラック路線用のB25も火を落として庫内で休んでいる模様。その機関庫を抜けると、駅へと続く構内の右手には、従来は駅舎の奥に雑然と置かれていた機関車が、整然と一列に並べられていました。錆びて朽ちかけていた機関車もあったけど、どうやらいずれも綺麗に塗り直され、屋根もかけられてます(ちょっと写真撮りづらくなっちゃったけど。)。機関庫近くは小型機に始まり、駅舎の周辺にはD、E型やCCマレーなどの大型機。南側の稼働路線から駅舎を挟んだ北側にも線路が再敷設され、こちらには機関車に牽引されたイメージで貨車や客車が合わせて留置されてます。
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以前シドトポで搬出に立ち会った、給水車「Gerbong Air」もこちらに。

今日は日曜日ということで、観光列車が運行されており(日曜祝日のみだそうです。10時、12時、14時の3回。)、次の発車は14時、一人5万ルピアの由。残念ながらディーゼル機牽引だそうですが、何度か乗ったこともありますが、折角なんで今日も乗ってみましょう。(ちなみに、SLは走らないの?と聞いてみたら、蒸機は燃料代が高いので、チャーター運転しないとダメなんだそうです。)
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出発準備を待つ機関車に引かれた客車風。最後尾は展望車のような感じの車両でした。

今日の行き先は東のトゥンタン方面。西のベドノ方面も、平地区間は入れるけれど、ラックレール区間は、一部線路に問題があり補修が終わるまでラック機関車で上がっていくのは無理、という残念な情報を伺いました。手前のジャンブまでであればSLのチャーターは可能だけれど・・・ だそう。ここの白眉は、B25型蒸機が歯車をきしませながら坂を上り下りする姿なので、平地だけだと、かなりテンション下がりますね。しかも(線路の補修は)今年いっぱいは無理と思うという残念なコメントも。えー、そうなんですか・・・
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現役時代からの立派な造りの大屋根は健在。

ともあれ程なく東からD301型DLに引かれた3両編成の列車が到着。これの折返しに乗り込みます。キチンと国鉄PT.KAI標準デザインのチケットが発券されたのを手に乗り込む(ID提示は不要でしたが、なぜか年齢を聞かれた。)と、ちょうど座席定員ほどの乗車率です。
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風を切って走る観光列車の車窓から。

飛び込み乗車客が多かったためか、10分ほど遅れて出発した列車は、汽笛を鳴らしながらゆっくりとアンバラワの市街地を抜け、田園地帯へ。南側には遠く山並みを望みつつ、暫く走ると右手に湖が近づいてきた。水草茂る淵近くには沢山の小舟が繰り出し太公望が竿を垂れているが、余り釣果芳しい感じではなさそう。海の家ならぬ湖の家か、水上家屋には何十台ものバイクが停められ、近所から沢山の人達が週末を過ごしにやって来ているよう。
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ちゃんと車掌さんが乗り込んで検札もやります。

平坦な盆地区間ということもあって、車窓でめぼしいのはこのDanau Peningと呼ばれる湖くらいか。程なく湖が遠く離れていくと、国道の陸橋をくぐって終点トゥンタンに到着。
駅構内には真新しい車庫なのか検収施設なのかが新たに設けられていました。この路線、現在スマラン=ソロ路線のクドゥンジャティ駅までのかつての路盤を利用し、再開させることが計画されており、既に一部では工事も始まっているという。クルマがあれば、廃線(休止線か)沿いに工事状況を見ながら辿ってみても良かったですね。
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終点トゥンタン駅に到着、これから機回しです。

トゥンタン駅からは、折返し時間中に先ほどくぐった国道まで走り、アンバラワへ戻る列車を俯瞰で一枚、二枚。この国道はスマランとソロとを結ぶ幹線でもあり、毎時何本もバスは走っている。程なく満席の快速便が現れ、1便待ってみたけど次も満席だった諦めて乗り込み、スマランへ。バウェンから新しい高速道路に入ってくれれば嬉しいのだけれど、相変わらず渋滞に巻き込まれながらの一般道走行でした。
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そしてアンバラワへ帰っていく観光列車。

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